SNS運用

【主要国別】訪日外国人の情報源一覧|今から対策をはじめるならSNS一択!

2025.06.11

【主要国別】訪日外国人の情報源一覧|今から対策をはじめるならSNS一択!

近年は日本におけるインバウンドの需要が高くなり、外国人観光客は年々増加中です。
そのため日本人を対象にした集客だけではなく、訪日外国人に目を向けたアプローチも重要性が高まっています。
しかし、インバウンド需要に対応したいものの、「訪日外国人が何を見て日本に来ているのか分からず、効果的な対策ができていない」という方もいるでしょう。

この記事では、訪日外国人旅行者が訪日前にチェックする情報源について、主要国別に解説します。
外国人観光客に向けた、情報発信のポイントや集客事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【国別】外国人観光客が訪日前にチェックする情報源

ここでは、外国人観光客が訪日前にチェックする情報源を、以下に挙げる5つの国ごとに紹介します。

  1. 中国
  2. 韓国
  3. 台湾
  4. アメリカ
  5. オーストラリア

外国人観光客が訪日時に利用するアプリについて知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】訪日外国人の利用率が高いアプリランキング!弊社の取り組み事例も紹介

引用:JNTO 日本政府観光局|訪日旅行の実態 訪日旅行前に役立った情報源

中国

中国の訪日観光客がチェックしている情報源および割合のトップ5は、下表の通りです(2023年時点)。

チェックしている情報源

割合

SNS

41.2%

動画

17.4%

旅行会社ホームページ

11.0%

日本政府観光局

10.4%

ブログ

9.6%

中国人は物事の考え方がはっきりしているため、情報発信時・接客時にはこちらの意思表示もしっかりすることが大切です。
プライドの高い国民性でもあるので、対面で接する際は笑顔かつ物腰の柔らかい対応を意識しましょう。

なお、中国人への情報発信には、SNSの1つであるRED運用も効果的です。
インターネットの規制が厳しい中国ですが、REDであれば日本からも影響を受けずに発信できます。
あわせてRED運用担当者も募集中ですので、ご自身の経験を生かしたいというかたは、ぜひご連絡ください。

また、中国人観光客における最新のインバウンド動向について知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】爆買いは終了?中国人観光客のインバウンド最新動向|おすすめの集客方法も

韓国

韓国の訪日観光客がチェックしている情報源および割合のトップ5は、下表の通りです(2023年時点)。

チェックしている情報源

割合

ブログ

46.5%

SNS

41.7%

動画

38.4%

宿泊予約サイト

13.0%

旅行会社ホームページ

9.9%

韓国人は上下関係こそ厳しいものの、仲間意識が強い国民性です。
そのため、誕生日や記念日を祝福するようなサービスがあると喜ばれます。
お祝い事に対応したサービスなどを提供している場合には、積極的に発信しましょう。

台湾

台湾の訪日観光客がチェックしている情報源および割合のトップ5は、下表の通りです(2023年時点)。

チェックしている情報源

割合

動画

40.6%

ブログ

32.0%

SNS

28.0%

日本政府観光局

22.1%

宿泊施設ホームページ

18.9%

台湾人は親日家としても知られており、友好的に接しやすい関係性です。
日本への関心も高いため、動画を使ったリアルな視覚情報はプロモーションとしてより効果を発揮するでしょう。

アメリカ

アメリカの訪日観光客がチェックしている情報源および割合のトップ5は、下表の通りです(2023年時点)。

チェックしている情報源

割合

動画

35.4%

口コミサイト

22.9%

SNS

22.6%

日本政府観光局

20.2%

航空会社ホームページ

19.9%

アメリカ人は、意見をはっきり主張する人が多い傾向にあります。
情報発信や接客のときは曖昧に答えず、明確に回答するよう心がけてください。
また、レディーファーストを重んじる国民性であることも覚えておきましょう。

オーストラリア

オーストラリアの訪日観光客がチェックしている情報源および割合のトップ5は、下表の通りです(2023年時点)。

チェックしている情報源

割合

動画

35.1%

SNS

26.5%

口コミサイト

25.0%

宿泊施設ホームページ

23.5%

日本政府観光局

23.3%

オーストラリア人はアメリカ人と同様、レディーファーストを意識した接客が大切です。
話をするときはお互いに目を合わせ、誠実な対応を心がけましょう。

訪日外国人に対する情報発信のポイント

訪日外国人に対する情報発信のポイントは、以下に挙げる3つです。

  1. SNSやホームページは多言語対応にする
  2. 「外国人目線で分かりやすいか」を考える
  3. 安心感・お得感を演出する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント①:SNSやホームページは多言語対応にする

動画やブログなどで自社に興味を持ったとしても、SNSやホームページが日本語にしか対応していなければ、離脱してしまう可能性があります。
そのため、SNSやホームページは多言語対応にして情報を正確に伝え、訪日外国人の興味をさらに深めることが大切です。

▼旅館の多言語対応ホームページ(英語版)

なお、弊社では多言語対応したホームページ制作から、運用・改善までを幅広くサポートしています。
外国人集客に効果を発揮するホームページを目指したい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

ポイント②:「外国人目線で分かりやすいか」を考える

「外国人目線で分かりやすいか」を考え、相手に寄り添った情報発信もポイントの1つです。
同じユーザー目線でも、日本人と外国人では視点や感性などが異なります。

そのため、外国人からの需要を分析し、発信に活かすことが重要です。
例えば、外国人の口コミから、新たな気づきが得られる可能性もあります。

また、外国人にとって日本は、言語の伝わらない海外です。
日本人にとっての当たり前が、通用するとは限りません。
「日本について、自社について、何も知らない」を前提に、親切・丁寧な情報発信を心がけましょう。

ポイント③:安心感・お得感を演出する

安心感・お得感を演出できれば、外国人から選択される可能性を高められます。
上述したように、外国人にとって日本は見知らぬ土地です。

現在は誰でも簡単に発信できる時代のため、情報元によってはなかなか信頼できません。
しかし、公式の明記があれば、安心感を得られます。

また、季節に合ったタイムリーな情報など特別感やお得感を出せれば、「せっかく日本に来たのだから」と関心を引きやすくなります。
訪日外国人に向けた情報発信には、積極的に安心感・お得感を含めましょう。

【情報源としても有力】訪日外国人の口コミを活用した集客事例

ここでは弊社が支援した集客事例として、KOLを起用した記事について紹介します。

▼KOLによるレジャー施設紹介のRED投稿

実際にKOLがレジャー施設を訪問した経験を記事に落とし込んでおり、口コミの役割も果たしているのが特徴です。
体験談は情報源としても有力で、信頼性の高い発信になります。
画像も数多く掲載されているため、レジャー施設を利用する具体的なイメージを想像できます。

また、旅館では記事作成とあわせて、ホームページも外国人向けに多言語対応で制作しました。
記事から興味を持ったユーザーが、ホームページでの情報収集および予約までスムーズに進められるようになっています。

▼多言語対応した旅館ホームページ

中国で主流となっているKOL・KOCを利用したマーケティングについて詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

【関連記事】中国SNSのKOL・KOCとは?日本企業が取るべき施策や活用時の効果も

まとめ:訪日外国人の情報源はインターネットがメイン

訪日外国人観光客のメインとなる情報源は、インターネットです。
多言語対応や外国人目線を意識した情報発信によって、効果的なプロモーションを実現しましょう。

なお、弊社では中国での情報発信に強みを持っている、REDの運用代行を行っています。
中国市場へのアプローチを強化したい方は、弊社までお気軽にご連絡ください。

【関連記事】小紅書(RED/レッド)とはどんなアプリ?日本企業における活用アイデアも解説
【関連記事】【3ステップ】小紅書(RED/レッド)の企業アカウント作成ガイド!注意点も解説
【関連記事】小紅書(RED/レッド)の運用成功は代行会社が鍵?依頼するメリットや選び方も

book この記事の監修者

澤田 将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
東南アジア向けオンラインゲームプラットフォームを立ち上げ、100万人超のユーザを獲得。

中国で開発されたブラウザーゲームをマレーシアにて、欧米向けや東南アジア向けにローカライズ&カルチャライズし、日系最大のゲームパブリッシャーとなる。

2015年に帰国。三重県四日市市にて実家の事業を引き継ぎ、第2創業として株式会社ベイスをWebマーケティング会社へと変革させた。

常時500社以上のWebマーケティングに関わる中で、豊富な海外経験を基に企業の訪日外国人の集客需要に応える形で、さまざまなインバウンド向けマーケティングを立案・実行支援を行っている。

近年ニーズが高い中国・台湾・香港からのインバウンド集客を得意とする。

 

▼代表挨拶ページ
代表取締役 澤田将司

 

▼海外時代の取材記事
マレーシア進出で気をつけるべき3つのこと–funnel澤田代表
海外で起業した日本人はこんなにいる!注目のサムライ起業家10選
funnel,モブキャストグローバルからPCオンラインゲーム事業譲渡を発表

 

▼SNS

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

さぁ、ご一緒に
はじめましょう。

具体的なご依頼だけでなく、売り方や集客に関することなど現状の課題についても気軽にご相談ください。