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LPOとは?実際の運用を通して分かった具体的なやり方を3ステップで解説!

2025.06.04

LPOとは?実際の運用を通して分かった具体的なやり方を3ステップで解説!

LPO(ランディングページ最適化)とは、ランディングページを改善して最適化を目指す施策です。
Web広告の運用後に効果が出ていても、LPを改善しなければ徐々に減退してしまう場合があります。
そのため、LPOはWeb広告の継続的な成果アップに欠かせない施策です。

この記事では、LPOとはどのような施策かをはじめ、実際のやり方を解説します。
成約率を高めるためのポイントや制作事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

LPO(ランディングページ最適化)とは

LPO(ランディングページ最適化)とは、LPの構成や内容を見直し、成果改善をはかる施策です。
この記事でいうLPとはアクセスしてきたユーザーの行動を促し、商品購入やサービス申し込みにつなげるためのページを指します。
ここではLPOの基礎知識として、以下の2つを解説します。

  1. 目的
  2. EFO・SEOとの違い

なお、LPの意味や構成の例について振り返りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】ランディングページ(LP)とは?意味や構成の例などをわかりやすく解説

目的

LPOの目的は、「CVが取りやすいLP」に改善し、成果アップと費用対効果を高めることです。
ユーザーは情報を求めてLPを訪れますが、ページ内に欲しい情報がない場合や購入ページが見当たらない場合は、途中でページを離脱してしまいます。
そのため、LPOでユーザーのニーズを満たした構成・内容へと改善し、CV数向上を目指すことが大切です。

数値の目標としては、LPにアクセスしたユーザーがCV(※)に至った割合であるCVR(コンバージョン率)を用います。
※資料請求や購入など、Web広告ホームページの目的とする行動
CVRが向上すると広告費・アクセス数が変わらなくてもCV数が増えるため、少ない費用で効果の最大化が可能です。

LPOを正しく実施することで、コストの無駄を省きながら、より高い成果を目指せるのです。

EFO・SEOとの違い

LPOと混同しやすいマーケティング用語に、EFOとSEOがあります。
それぞれの意味や目的は、下表の通りです。

LPO(ランディングページ最適化)

EFO(検索エンジン最適化)

SEO(エントリーフォーム最適化)

意味

LPの構成・内容を改善し成果を高める施策

入力しやすいフォームへ改善し離脱を減らす施策

検索結果での上位表示を目指し、ホームページを改善する施策

目的

LPからの流入によるCV数・CVRの向上

フォームからの離脱率現象によるCV数・CVRの向上

検索順位向上によるホームページ流入数増加

LPOはリスティング広告から流入したユーザーを意識した施策ですが、SEOはユーザーだけではなく検索エンジンからの評価も意識した施策が必要です。

LPOとEFOは離脱を防ぎ、購入や申し込みなどへつなげるという目的は同じです。
しかし、LPOは検討段階のユーザーをターゲットにしており、EFOは行動段階のユーザーをターゲットにしているという違いがあります。

これら3つの施策は、最終的に成果の向上へつながる重要な施策のため、並行して取り組むことが大切です。
なお、SEO対策の具体的な方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【初心者向け】上位表示させるSEO対策のやり方!具体例や注意点も解説

【3ステップ】LPO対策のやり方

LPO対策のやり方を、3ステップに分けて解説します。

  1. 前提条件を整理する
  2. 仮説をもとに施策を実行する
  3. LPOツールを活用しながら分析と改善を繰り返す

それぞれ順にみていきましょう。

ステップ①:前提条件を整理する

LPOを進める前には、前提条件を整理する作業が必要です。
前提条件を整理し確認せずに進めると、ユーザーのニーズとずれた内容になってしまったり、訴求の方向性が曖昧になってしまったりする可能性があります。
以下の情報を洗い出し、現状を把握しましょう。

  • 顧客情報
  • ペルソナ
  • 商品・サービス情報
  • 競合情報
  • 目標

まずは、どのような顧客がいるかを知り、ペルソナ(※)を踏まえてLPの構成や内容の再考に活かします。
自社の商品・サービスを利用する仮想の顧客像
LPへ流入する際の検索語句も、ユーザーの悩みを読み取るうえで参考になります。

また、自社の商品・サービスが他社と比べて、どのような強みがあるのか特徴を把握するとともに、市場についても調査しましょう。
LPを制作した際の目標について、指標や数値を明確にしておくことも大切です。
目標が不明確であれば、CVを何としているかを再確認したうえで適切な目標を設定します。

これらの前提条件となる情報が、ユーザーのニーズを満たしながらも行動を促せる構成・内容へとつながります。
成果が出るランディングページの作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】【初心者向け】ランディングページの作り方!勝てる型やデザイン例も紹介

ステップ②:仮説をもとに施策を実行する

必要な情報を整理してから、ユーザーニーズに沿った仮説を立て、施策を実行します。
以下のような観点を取り入れて、仮説を立てましょう。

  • コンテンツの過不足はないか
  • ユーザーが求める情報までの距離が遠すぎないか
  • ページの流れが不自然ではないか
  • CTA(※)の配置が適切か

※購入や申込みなどの行動を促す文言やボタン

ただし、一度に複数の施策を反映すると、数値に変動があってもどの施策が影響しているか効果検証が難しくなります。
LPOを進める際は施策の優先順位を決めて、1つずつ行うようにしましょう。

ステップ③:LPOツールを活用しながら分析と改善を繰り返す

施策を実行した後は分析・改善を繰り返し、LPOの効果を高めます。
分析で使える主なLPOツールは、下表の通りです。

Googleアナリティクス

LPに流入後のユーザー行動を分析できる

A/Bテストツール

A案・B案がある場合の比較検証ができる

ヒートマップ

離脱率が高い部分やよくクリックされる部分を可視化できる

▼ヒートマップのサンプル

データを集めて分析することで、新たなユーザーニーズやLPOの課題も見えてきます。
新たな課題はステップ②に戻り、再び仮説を立てて1つずつ実行しましょう。
このステップを繰り返し、LPOの効果を継続的に高めていけるPDCAを作り上げることが大切です。

成約率を上げるLPO対策のポイント

LPO対策で成約率を上げるためにはユーザーニーズを満たすことはもちろん、CVにつながりやすいLPの型を理解する必要があります。

▼勝てるLPの型

LPOを進めるうえでまず重要な部分は、ページにアクセスした際に表示される画面「ファーストビュー」です。
ファーストビューで離脱されると、下部に魅力的なコンテンツを掲載していても見てもらうことさえできません。
そのため、その商品・サービスにより、「誰」に「どのような」よい変化があるのかを伝える文言や画像が必要です。

コンテンツ部分では、ユーザーが悩みを解決した後の姿を想像できるように導きます。
具体的な説明から、実際に利用している人の感想まで、過不足なく盛り込むことが大切です。

CTAの配置場所やフォームの項目も、CVRに直結します。
LPの型を参考にヒートマップやA/Bテストを用いて改善を繰り返して、自社のLPに合ったCTA・フォームを見つけましょう。

なお、弊社では、こうした「勝てるLPの型」にもとづき、企業様に適した具体的な施策を解説しております。
1,000枚以上のLPを制作・改善してきたプロフェッショナルによるLP制作・LPO支援で成果をアップさせたい方は、ご相談お待ちしております。
CVRの平均値や改善方法についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】広告運用等で重要なCVRとは?計算式や平均値を紹介!弊社の改善方法も解説

LPO対策の改善を制作会社へ依頼するメリット

LPO対策の改善を制作会社へ依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 社内の人材的・時間的なリソースに負担なく進められる
  • 専門的なノウハウを用いた効果的な改善ができる
  • 広告用素材制作まで対応可能な場合もある

LPO対策は、マーケティングの知識や実際に手がける時間が必要なため、自社にノウハウがない場合やリソースがない場合は大きな負担となってしまう可能性があります。
制作会社へ依頼することで、自社の業務を継続しながら、効果の高いLPへと改善できます。

例えば、弊社では、これまでに1,000枚以上のLPを制作した知見やノウハウを活かしたLP制作・LPO対策が可能です。
特に、企業様が行うビジネスについての理解やデータ分析に基づいた改善提案を徹底しております。
制作会社によっては「LPを制作して終了」という場合もありますが、弊社ではプロが連携してPDCAを回し、継続的に現状をお伝えしながら改善を提案いたします。

▼他の制作会社との違い

「Webはよくわからない」といった方から「すでにLPOを試したけれど効果が出なかった」という方まで、まずはお気軽にお問い合わせください。
なお、三重県でランディングページ制作に強い制作会社を探している方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】【厳選】ランディングページ制作に強い三重県の制作会社5選!依頼時の注意点も

LPOを意識した弊社のランディングページ制作事例

こちらは再生可能エネルギー関連事業を展開している、株式会社アメイズ様のLP制作事例です。

業種

再生可能エネルギー関連

LPの掲載項目

  • キービジュアル(キャッチコピー・写真)
  • 申し込みフォーム(ファーストビュー内にも配置)
  • CTA
  • お客様の声
  • 選ばれる理由(実績や地域などをわかりやすく提示)
  • お困りごと解決例(写真付きで解説)
  • お申し込み後の流れ
  • よくある質問
  • 会社概要

LPのURL

https://lp.amaze-inc.com/

▼株式会社アメイズ様ファーストビュー

ファーストビューにどのようなサービスなのかすぐに把握できるキャッチコピーと無料査定フォームを設置して、ユーザーの行動を促しています。
お客様の声をファーストビューの下に配置し、実際に利用する際の想像を掻き立てるような構成です。
ユーザー心理に沿った流れと目を引くCTAにより、ユーザーの悩みを解決しながらお申込みへスムーズに進める導線とデザインに仕上げています。

ホームページURL:https://lp.amaze-inc.com/

まとめ:LPOはプロに任せるのがおすすめ

LPOは、正しく進めることで費用対効果が向上するマーケティング施策です。
広告効果が成果に現れない場合は、LPが原因となっている可能性も少なくありません。

なお、弊社では、1,000枚以上のLPを制作してきたノウハウを活かしてLP制作を実施しております。
すでにリスティング広告で活用している企業様のLPOも徹底したデータ分析で支援いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

【関連記事】ホームページの運用代行を依頼するメリット・デメリット|費用相場や事例も
【関連記事】【事例付き】ホームページ制作後にやるべきWebマーケティングとは?
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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