SEOキーワードの入れ方とは?|この7カ所だけでOKです
2022.03.02
SEOにおいて、キーワードをどのように配置するかはとても重要なポイントです。
ですが、重要なこと自体はわかっていても効果的なキーワードの入れ方については具体的にわからないという方も少なくありません。
今回はSEOキーワードを入れるべき場所や、キーワードを配置するときのポイントについてご紹介します。
✔︎この記事の目次
SEOキーワードの重要性
Googleという検索エンジンでは、検索結果を表示する上で、検索に使われたキーワードとの関連を非常に重要視しています。
ユーザーがサイトを検索する際に入力する可能性が高いキーワードについて検討し、そのキーワードをサイトに含めるようにすると公式に発表しているほどです。
ではGoogleの検索結果で上位表示のサイトになるために具体的にはどうしたらいいのかというと、ユーザーが使用するだろう検索キーワードをタイトルタグや見出し(<h1>タグ)、Webサイトのページ内などに含める必要があります。
検索キーワードに一貫して関連のあるコンテンツを制作することがSEO対策の基本となります。
SEOキーワードを入れるべき場所
それでは、ブログやWebサイトにおいて、SEOキーワードを設置しておきたい場所について解説していきます。
①:タイトル
ユーザーの目に触れやすいタイトルは、SEOキーワードを入れるべき場所のひとつです。
タイトルタグを使うと、検索結果の画面に表示するタイトルを設定することができます。
TOPページやサービスページといった、見出しとなる文章とは別のテキストを表示させたいときに使用されることが多いです。
Googleで検索したユーザーが見る検索結果の画面に表示されるので、しっかりキーワードを設定してニーズに合っている内容のページだとユーザーに伝えましょう。
検索キーワードがタイトルに含まれていることで、ユーザーのクリック率も高くなります。
②:見出し
見出しはSEOキーワードを設置するべき場所の中でも、特に重要度が高い箇所です。
特に<h1>で設定される大見出しが重要ですが、小見出しにもSEOキーワードをある程度入れるようにしましょう。
<h1>で設定される大見出しは、そのWebページに何の情報があるのかを示す重要な部分としてGoogleに認識されます。
ここにキーワードを入れることで、検索結果として上位表示されやすくなるのです。
②:本文
本文はWebページ内のメインコンテンツであり、検索キーワードとも適切に関連している必要があります。
当然、SEOキーワードを入れておくべき箇所のひとつです。
④:metadescription(メタディスクリプション)
検索結果のページで、Webページのタイトルの下に詳細な説明が書かれていることがあります。
このテキストのことをメタディスクリプションと呼びます。
GoogleのAIは、Webサイトの内容をチェックする上で、メタディスクリプションの情報も参考にしています。
GoogleのAIに「検索キーワードに関連するWebサイトだ」と正しく判断してもらうためにも、メタディスクリプションにもSEOキーワードを含めるようにしましょう。
そしてもちろん、検索エンジンを利用しているユーザーにとっても、メタディスクリプションはWebサイトの内容をあらかじめ確かめられる重要なテキストです。
メタディスクリプションでWebサイトの概要やコンテンツの内容を正しく伝えられていれば、それだけクリック率も高くなります。
メタディスクリプションに検索キーワードが含まれていると検索結果の画面ではキーワード部分が太字で強調されるので、視覚的にも検索キーワードとWebサイトとの関連性がわかりやすいです。
メタディスクリプションはWebサイトの概要について紹介するものなので、120字程度で簡単にまとめましょう。
⑤:画像の代替テキスト
画像の代替テキストとは、何かしらの原因でWebページに使われている画像が表示されないとき、代わりに表示されるテキストのことを指します。
この代替テキストは、音声読み上げ機能を使ってWebページの内容を読み上げる際にも使われます。
音声読み上げ機能を用いてWebページを閲覧しているユーザーにも正しく内容が伝わるよう、画像の代替テキストはしっかり入力しておくようにしましょう。
画像の代替テキストの内容は、SEOにも直接的な影響を与えますので、Webサイト内で使うすべての画像に設定しておくのがおすすめです。
SEOキーワードに関連する画像であれば、代替テキスト内にもしっかりキーワードを入れておくようにしましょう。
画像の代替テキストには、その画像はどういった画像なのかを説明する文章を入力します。
説明は簡潔である方がわかりやすいかと思いますが、画像の内容について詳細に説明するためにテキストが長くなる分には問題はないでしょう。
たとえば子犬の写真であれば、「子犬」とだけ説明するよりも「どの犬種の子犬が何をしているところか」まで含めて詳しく説明する方がベターです。
文章の形にせず、ただキーワードを羅列することは避けましょう。
⑥:パーマリンク
パーマリンクは、Webサイトの各ページごとに設定されているURLのことを指します。
URLはページをつくった時点で決定されていますが、SEO関連のプラグインを入れていれば、後ほどURL末尾を自由に設定し直すことができます。
URLは基本的にアルファベットで入力されます。
日本語は文字化けのリスクもあるため、英語のキーワードを用いるようにしましょう。
本来設定したいSEOキーワードは日本語であることがほとんどかと思いますが、URLにそのまま日本語のワードを入れることは避けたいので、キーワードに関連する英単語を使用するのが基本です。
残念ながらタイトルや本文等はすべて日本語であるページでは、Googleの方でWebページとURLの関連性を理解できないこともあります。
ですが一定の効果は見込めるため、SEOキーワードやそれに関連する英単語を使ったURLに設定しておきましょう。
⑦:アンカーテキスト
アンカーテキストは、Webサイト内のページから他のページへ移る際に使用する内部リンクに表示されているテキストのことです。
同サイト内の関連リンクやカテゴリーへのリンク、ランキング等、さまざまな内部リンクがあります。
GoogleのAIは、Webサイト内の内部リンクをたどることで複数ページの内容をチェックしています。
その際、アンカーテキストもそのWebページで取り扱うコンテンツを理解するヒントとして収集しています。
ですので、アンカーテキストにもできればSEOキーワードを入れておきたいところです。
無理にSEOキーワードを挿入しようとすると不自然なテキストになってしまいますので、あくまで自然で適切な箇所にキーワードを設置するようにしましょう。
SEOキーワードを入れるときのポイント
SEOキーワードをWebページの各所に入れる際には、より高い効果を得るためにいくつか注意しておきたいポイントがあります。
①:SEOキーワードの出現率を適切にする
特にWebページの本文においては、SEOキーワードの出現率が適切であるかどうかが重要になります。
SEOキーワードはたくさん使われていればそれだけ効果が見込める、というものではありません。
むしろ、不自然にSEOキーワードが多いWebページはGoogleのAIにスパムと判断され、評価が下がったり検索順位が落ちたりといったペナルティを課せられてしまいます。
本文全体に対し、SEOキーワードの出現率は3%程度になるよう調節しましょう。
②:最初の方にキーワードを入れる
タイトル等、短いテキストにSEOキーワードを入れる際には最初の方にキーワードを入れるようにしましょう。
検索キーワードがテキストの前半に入っていれば、それだけユーザーのニーズに関連性が高いと判断されやすくなります。
③:キーワードの語順を保つ
SEOキーワードとして狙うワードはいくつか設定されているかと思いますが、その語順はできるだけ保つことも大切なポイントです。
GoogleのAIにも検索キーワードとの関連性が高いと判断されやすくなりますし、ユーザーから見ても検索するキーワードの並びとのギャップが減り、自分の求めている情報に関連していると判断しやすくなります。
④:キーワードの間に単語を挟まない
語順を保つだけではなく、SEOキーワード以外の単語を間に挟まないようにするのも効果的です。
語順を保つことと同様、GoogleがWebページの内容を正しく理解しやすくなります。
⑤:metatagは不要
メタディスクリプションとはまた別にmetatagという項目があります。
以前はmetatagにもSEOキーワードを入れるのが基本でしたが、現在はGoogleのアップデートにより、SEOには影響しなくなりました。
metatagにはSEOキーワードを設定する必要は特にありませんので、無理にSEOキーワードを入れなくても大丈夫です。
まとめ
今回はSEOキーワードをWebサイトの各所に設置することの重要性や入れるべき箇所、設置する際の注意点についてご紹介しました。
SEOキーワードは、適切に設置することで効果を発揮します。
ユーザーが自身のニーズに合致しているか判断しやすいよう、わかりやすく簡潔にまとめるよう心がけましょう。