Webサイト制作

【比較表】企業ホームページにおすすめのCMS5選!弊社支援の制作事例も

2025.08.27

【比較表】企業ホームページにおすすめのCMS5選!弊社支援の制作事例も

CMSは、ホームページ制作や運用のハードルを下げるために欠かせない存在です。
しかし、誰でも簡単に扱える分、選び方や使い方でできあがるホームページに差が出てきます。

この記事では、CMSとは何か、仕組みや導入のメリット・デメリットについて解説します。
企業ホームページにおすすめのCMSや制作事例もあわせて紹介するため、CMSの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ホームページ作成でよく目にする「CMS」とは

CMSとは、ホームページの制作・更新ができるシステムです。
ホームページに必要なテキストや画像などのデータを、システム上でまとめて管理できる点が特徴です。
専門知識がなくても操作しやすく、多くの企業が取り入れています。

ここでは2つのポイントから、CMSの基礎知識を解説します。

  1. 仕組み
  2. 種類

それぞれ詳しくみていきましょう。

仕組み

CMSは画像やテキストなどの要素をシステムが自動的に組み合わせて、ページが生成される仕組みになっています。
これらの要素はそれぞれ保存・管理され、生成する際にHTMLやCSSといったページを構成するための言語でつくられたテンプレートへ当てはめられます。

なお、ページ生成の方式は「動的」と「静的」の2通りであり、要素を組み合わせるタイミングに違いがあります。

動的

データベースに保存された要素がページを表示する際に生成される

静的

CMS内で事前にページが生成されており、表示時は生成後のファイルが送信される

多くのCMSでは、HTMLやCSSを直接入力せずに直感的な操作でレイアウト調整が可能です。
そのため、専門知識がない場合でも、ホームページを作成しやすいという特徴があります。

種類

CMSの主な種類は、下表の3つです。

種類

オープンソース型

商用パッケージ型

フルスクラッチ型

特徴

  • ソースコード(※)が公開されており、誰でも自由に改変可能
  • 世界中でカスタマイズされ再配布されているCMS
  • ベンダーが販売しているCMS
  • 企業の商用利用を前提に開発
  • ホームページに合わせて独自開発するCMS
  • 開発元と連携して数か月~数年かけ制作

導入コスト

低(ライセンス無料)

中~高

高(数十万~数億円)

カスタマイズ性

セキュリティ対策

自社での対応が必要

提供元による保証あり

構築次第で強化も可能

サポート

基本的には無し

提供元によるサポートあり

開発元によるサポートあり

向いているサイト規模

小規模~中規模

中規模~大規模

大規模

※言語で書かれたページを構成するためのテキスト

コスト重視ならオープンソース型、サポート体制やセキュリティを重視するなら商用パッケージ型がおすすめです。
また、特殊な機能を盛り込みたいのであればフルスクラッチ型が適していますが、費用や開発期間がかかるため慎重な検討が必要です。
それぞれの特性を把握して、自社の意向に合うCMSを選びましょう。

ホームページ作成でCMSを導入するメリット・デメリット

ホームページ作成でCMSを導入するメリット・デメリットを、以下2つの順で紹介します。

  1. メリット
  2. デメリット

それぞれみていきましょう。

メリット

ホームページ作成にCMSを導入するメリットは、以下の通りです。

  • 専門知識がなくても作成・更新できる
  • 複数人で迅速な更新が可能になる
  • SEO対策に有効な構造である
  • マルチデバイスに対応したページが作成できる
  • レイアウトやデザインを統一しやすい

CMSを使用すれば、Webデザインやプログラミングなどの専門知識がなくても、ホームページを作成・更新できます。
操作画面でテキストや画像を直感的に編集・配置できるため、迅速な更新が可能です。

クラウドで管理できるCMSでは複数人で編集しやすく、ボリュームがある作業もスピーディーに対応できます。
特に、ブログやコラムなど同じテンプレートで多数のページを生成するようなコンテンツに適しています。

また、デバイスに応じて自動でレイアウトが切り替わるデザインも作成可能です。
テンプレートを使用すれば、デバイスが変わってもデザインやレイアウトに統一感を持たせられます。

さらに、分かりやすい内部構造により検索エンジン側がホームページの情報を取得しやすいため、検索結果での上位を目指すSEO対策にも有効です。
検索結果で上位に表示されるとユーザーの目に触れる機会が増え、アクセス数アップが狙えます。
CMSを活用したSEO対策では、以下のような方法もおすすめです。

“ベイス”
ベイス
編集部

ベイスでは、関連記事や同カテゴリ記事へのリンクを設置しています。
ホームページ内のリンクはサイトの回遊性を高められ、SEO対策にも効果的です。

また、デザイン要素をまとめた独自のパーツリストをホームページごとに作成し、どのページでもテイストに統一感が出るよう工夫しています。

デメリット

ホームページ作成にCMSを導入するデメリットは、以下の通りです。

  • 希望通りのデザインや機能が実現できない場合がある
  • セキュリティ面での対応が必要である
  • 定期的なバックアップが欠かせない
  • 表示速度が遅くなる可能性がある

CMSでデザインやレイアウトを大きく調整する場合、専門知識をもつ社員がいない企業では、希望通りのページを実現できないケースもあります。
例えば、細かいアニメーションや完全にオリジナルのデザインを入れたいときは、CMSでは難しいでしょう。
LPのような例外的なページはデザインを大きく変えたうえでのABテストが必要になる場合もあるため、予算があればCMSを使わず制作すると安心です。

また、オープンソース型のCMSでは、誰でもソースコードに触れる分サイバー攻撃を受けやすく、セキュリティ対策や定期的なバックアップが必須です。
CMSによっては、セキュリティ強化や自動バックアップが可能になる追加機能もあります。

しかし、機能を数多く追加するとページの表示速度が低下してしまいます。
専門知識がある社員がおらずCMSでの制作・運用に不安がある場合は、代行会社への依頼も1つの手段です。

なお、弊社では、ホームページ制作から運用までまるごと対応可能です。
「このページだけデザインを変えたい」「CMS導入を進めたが行き詰まった」という場合でもサポートいたしますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

企業ホームページ用CMSの選定ポイント

企業ホームページ制作にCMSを導入する場合の選定ポイントは、以下の5つです。

  1. 欲しい機能があるか
  2. サイト規模に適しているか
  3. コストパフォーマンスは良いか
  4. 操作が難しくないか
  5. サポート体制があるか

まずは、欲しい機能を備えているか確認しましょう。
例えば、CMSでLP風のページを作成したい場合は、ページを開いたとき最初に表示される画像を大きく打ち出して印象付けたり、購入や予約へ自然に導いたりする構成が必要です。

そのためには、レイアウトのカスタマイズ性が高いCMSが求められます。
ホームページの目的や用途を決め、欲しい機能を洗い出しておくとスムーズです。

また、サイトの規模によって適したCMSの種類や契約プランが変わってきます。
コストは金額のみで判断せず、機能やセキュリティ面なども踏まえて比較検討してみてください。

CMSを長く使って効果を出していくためにも、管理画面の使いやすさやサポート体制の充実度もチェックしましょう。

【企業ホームページにおすすめ】代表的なCMSの費用一覧

企業ページにおすすめの代表的なCMSは、下表の5つです。

CMS

CMSの種類

料金プラン

サポート体制

WordPress
全世界でシェアNo.1

オープンソース型

  • インストール無料
  • パーソナル:580円/月
  • プレミアム:1,100円/月
  • ビジネス:3,500円/月
  • コマース:6,400円/月

有料プランではお問い合わせ対応可能
※無料版ではフォーラムで質問のみ

Concrete5
自由度の高いレイアウト

オープンソース型

無料

なし
※マニュアルで調べるかフォーラムで質問のみ

HubSpot
操作性の高いCMS

フルスクラッチ型

  • 無料
  • Starter:1,080円/月
  • Professional:5万4,000円~/月
  • Enterprise:18万円~/月

公式によるお問い合わせ対応可能
※有償のホームページ導入支援あり

RCMS
標準機能が豊富

フルスクラッチ型

  • スタンダードプラン
    初期費用5万2,800円
    月額利用料1万3,200円
  • 仮想専用サーバプラン
    初期費用10万5,600円
    月額利用料6万3,800円
  • オンプレミス提供プラン(インストール型)
    初年度191万4,000円
    次年度~27万5,000円/年

公式によるお問い合わせ対応可能
※サポート内容はプランにより異なる

NOREN
セキュリティの強さが魅力

商品パッケージ型

サイト規模や複雑性により変動

  • 1,000ページ程度:1,500万円~
  • 3,000ページ以上:4,000万円~

公式サポートセンターでお問い合わせ対応可能

※2025年7月時点の情報

極力コストをかけずに制作・運用したい場合は、無料のCMSがおすすめです。
ただし、インストールが無料でも、サーバーの準備やテンプレート購入などで費用がかかる部分もあります。
プランが複数あるCMSでは、料金によって機能性や容量なども変わってきます。

社内での更新作業がスムーズに!弊社が支援したホームページ制作事例

弊社が支援したホームページ制作事例から、スムーズな更新作業につながった制作時のポイントを紹介します。

業種

更新作業に関わる制作ポイント

アサヒグローバルホーム株式会社様

不動産業

施工実績やイベント情報などの更新頻度が高いコンテンツは専用の管理画面を用意し、スピーディーな発信を実現

ゴールドトラスト株式会社様

金融・投資業

開催予定のセミナーについてすぐに更新できるよう専用の投稿機能を設置、スムーズな情報発信を実現

小菅屋呉服店

小売・卸売業

社員が更新可能なお知らせコーナーを設け、イベントやセールなどの最新情報を随時発信できる形へ変更

▼アサヒグローバルホーム株式会社様のホームページ

ホームページURL:https://asahigloval.co.jp/

▼ゴールドトラスト株式会社様のホームページ

ホームページURL:https://goldtrust.co.jp/

▼小菅屋呉服店様のホームページ

ホームページURL:https://www.kosugaya.jp/

いずれのホームページも、社内で情報を更新できるよう投稿機能を用意し、最新情報をいち早くユーザーへ届けています。
CMSを検討する際はホームページの更新しやすさも意識し、投稿機能が使いやすいツールを選びましょう。
また、更新のしやすさ以外にもトップページでは次のように工夫して、成果が出やすいホームページへ仕上げています。

“ベイス”
ベイス
編集部

ベイスでは、最初にユーザーが見る「ファーストビュー」に購入や申し込みなどにつながりやすいページへのリンクを置くよう意識しています。
トップページでは長々と内容を書かずすっきり見せ、ユーザーがたどり着きたいコンテンツへ自然に誘導できる配置にしている点もポイントです。

まとめ:ホームページ作成時はCMSの導入がおすすめ

ホームページ作成時にCMSを導入すると制作だけではなく、その後の更新もしやすくなります。
CMSによって機能や料金などに大きく差があるため、自社のホームページでどのようなことがしたいか考え、最適なCMSを選びましょう。

専門知識がなくても制作・更新できるとはいえ、効果が出やすいホームページにするためにはプロのノウハウが必要です。
なお、弊社では、運用による効果最大化まで見据えたホームページ制作を展開しています。

数百社のホームページを作成・運用して得た知見にもとづき、貴社に最適なホームページを提供いたします。
CMSを使うべきか悩んでいる方や、成果につながるホームページを作成したい方はぜひお気軽にご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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