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「御用聞き」の打ち合わせは今すぐやめろ|HP制作で決めるべきは「何を作らないか」の1点だけだ

create 2026.03.09 

「御用聞き」の打ち合わせは今すぐやめろ|HP制作で決めるべきは「何を作らないか」の1点だけだ

世の中で行われているホームページ制作の打ち合わせは、その9割が「ただの時間泥棒」に成り下がっています。

「これからホームページを作ろう」というとき、避けて通れないのが制作打ち合わせです。
しかし、綺麗な資料を並べて要望をふせんに書き出し、当たりさわりのない会話に終始していませんか。
「では、次回までに宿題として持ち帰ります」で終わるような打ち合わせを何度重ねても、貴社に利益をもたらす最強の武器は生まれません。

この記事では、私たちが日頃からクライアントに伝えている「成果が出る打ち合わせの本質」を解説します。
よくある失敗パターンや制作会社選びの基準もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

打ち合わせは「情報共有」の場ではない

多くの人が「打ち合わせ=要望や情報を共有する場」だと思っていますが、それは大きな間違いです。

今の時代、基本的な情報共有や素材の受け渡しは、チャットや共有ドライブで事前に終わらせておくべき「作業」に過ぎません。
わざわざ貴重な時間を使い、高い人件費をかけて集まる場で行うべきことは、たった2つだけです。

  1. 「何を作らないか」を決める(捨てる勇気)
  2. 「どこで勝つか」を決める(勝機への集中)

あれもこれもと機能を盛り込み、誰にも嫌われないデザインを目指すのは、戦略ではなく「妥協の産物」です。
打ち合わせのテーブル上で不要なものを削ぎ落とし、勝てるポイントを1点に絞り込むという「研ぎ澄ます作業」こそが、本来あるべき打ち合わせの形です。
共有ではなく、選択と集中を決める時間にできたとき、ホームページ制作の打ち合わせは初めて価値を持ちます。

ホームページの戦略設計におけるポイントについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】「ホームページ一式」という思考停止が会社をダメにする|1円も稼げないサイトを卒業するための「逆算のWeb戦略」全極意

なぜ貴社の打ち合わせは「形骸化」するのか

ホームページ制作の打ち合わせが盛り上がっているように見えて実は1ミリも前進していない現場には、以下3つの失敗パターンが存在します。

  1. 「要望の出し合い」という名のデパート化
  2. 「宿題の持ち帰り」による決断の先延ばし
  3. 「手段」の話ばかりで「目的」が不在

それぞれ詳しく見ていきましょう。

失敗パターン①:「要望の出し合い」という名のデパート化

クライアントが「あれもしたい」「これもしたい」と言い、制作会社が「承知しました」とメモを取るのは打ち合わせではなく、ただの御用聞きです。

クライアントの要望を全部詰め込んだホームページは、結局誰の心にも刺さりません。
「それは今のフェーズでは不要です」とプロがブレーキを踏まない打ち合わせは、失敗への片道切符といえます。

失敗パターン②:「宿題の持ち帰り」による決断の先延ばし

制作会社側が以下のように「宿題」にすることは、その場で「決断」から逃げている証拠です。

  • 「一度社内で持ち帰って検討します」
  • 「デザイン案を3パターン見てから決めます」

しかし、その場の緊張感を逃れようとする判断保留はコストです。
打ち合わせの場で少なくとも方向性の合意が取れないプロジェクトは、必ず納期が遅れ、クオリティが妥協案に落ち着いてしまいます。
ホームページ制作における納期のリアルと戦略的な進め方について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】ホームページ納期に「待った」なし|商機を逃さない経営者のための逆算スケジュール術

失敗パターン③:「手段」の話ばかりで「目的」が不在

ホームページ制作の打ち合わせで大切なのは、「その色や動きが成約率(CVR)を1%でも上げるのか」という視点です。
それにもかかわらず、以下のような「手段」にばかり目が向いた打ち合わせが多すぎます。

  • 「ヘッダーの色は何色にしますか?」
  • 「アニメーションは入れますか?」

上記のような手段を考えるのは、最後でかまいません。
戦術(How)の話に逃げ、戦略(Why)を議論しない打ち合わせは、魂の抜けた箱を作る作業です。
色や機能の前に「なぜ作るのか」を徹底的に言語化することが、成果を生む打ち合わせの出発点となります。

成果が出る打ち合わせには「4つの型」がある

私たちが実践し、実際に成果を出している打ち合わせでは、「設計と運用」を前提にした問いが交わされます。
具体的な「型」は、以下の4つです。

  1. 「目線合わせ」を徹底する
  2. ゴールまでの「マイルストーン」を共有する
  3. 「いるもの・いらないもの」を取捨選択する
  4. 運用を逆算した「トラブル対応」を議論する

なお、私たちは単なる打ち合わせではなく、貴社のビジネスを勝たせるための「戦略設計」から伴走します。
投じた費用と時間を成果へと確実につなげたい方はホームページ制作ページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

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打ち合わせの型①:「目線合わせ」を徹底する

打ち合わせの冒頭、私たちは必ず「誰に・いつ・何を・どうやって」届けるのかという戦略設計を再定義します。
例えば、クライアントが「かっこいいホームページにしたい」と言ったとき、その「かっこいい」は以下のいずれにあたるか、徹底的にすり合わせるのです。

  • 信頼感
  • 先進性
  • 親しみやすさ など

最初の目線がズレたままだと、あとからどれほど修正しても無意味となります。

打ち合わせの型②:ゴールまでの「マイルストーン」を共有する

ホームページ制作の打ち合わせでは、公開後の運用についてのマイルストーンも共有しましょう。
具体的なマイルストーンの例は、下表の通りです。

時間軸

マイルストーン

1か月目(1合目)

基本構造の完成、死活監視の確立

3か月目(3合目)

特定キーワードによる検索流入の発生

6か月目(5合目)

広告費を上回るLTVの創出

ホームページ制作は、公開がゴールではありません。
「いつ、どの地点にいるべきか」という時間軸を共有するのが、本物の打ち合わせといえます。

打ち合わせの型③:「いるもの・いらないもの」を取捨選択する

ホームページ制作の打ち合わせでは、ユーザーの熱量を高めるうえで本当に必要なコンテンツの抽出を意識してみてください。

私たちがよく言うのは、ホームページは設計がすべてだということです。
設計図のない家が欠陥住宅になるように、設計のないホームページは迷路になります。

例えば、採用サイトなら大手企業のような綺麗な言葉はいりません。
「この会社で何ができるか、どう評価されるか」という泥臭い一次情報こそが、応募者の心を動かすためです。

迷ったときは、「ユーザーが自社に求めているものは何か」という視点に立ち返りましょう。

打ち合わせの型④:運用を逆算した「トラブル対応」を議論する

成功することばかりではなく、以下のように「起きてほしくないこと」への対策も打ち合わせの段階で組み込むことが大切です。

  • 公開後にバグが出たら?
  • サーバーが落ちたら?
  • 担当者が辞めたら?

私たちはこれを「運用設計」と呼び、緊急対応マニュアルとしてまとめておくことをおすすめしています。

制作会社選びは「打ち合わせの質」で決まる

貴社が今、制作会社を検討しているなら、担当者に「このホームページで勝つために、あえて『やらない方が良いこと』は何ですか」と聞いてみてください。
以下のように、貴社の利益を考えて「NO」を突きつけてくれる会社こそが、信じるに値するパートナーです。

  • 「その機能はターゲットの離脱を招くので不要です」
  • 「今の予算なら、デザインを凝るよりコンテンツの質に全振りすべきです」 など

対して、「お客様のご要望はすべて実現します!」と答える制作会社は避けてください。
その制作会社はパートナーではなく、作業の代行者に過ぎないためです。

ホームページ制作の打ち合わせとは、単なる事務手続きではありません。
クライアントと制作会社が「1つのチーム」になり、市場という戦場で勝つための軍議です。
制作会社選びで迷ったときは提案内容ではなく「打ち合わせでどれだけ本気で貴社と向き合っているか」を基準にしましょう。

まとめ:打ち合わせが変われば、ビジネスが変わる

ホームページは「作って終わり」の看板ではなく、24時間365日、文句も言わずに働き続ける貴社最強の営業マンです。
その営業マンを一流のプロに育てるのか、それともただ突っ立っているだけのカカシにするのか、その分かれ道は「打ち合わせ」で以下を意識できるかにかかっています。

  • 情報を共有するな、意思を決定せよ
  • 手段を語るな、目的を研ぎ澄ませ
  • 制作を追うな、公開後の運用から逆算せよ

今の打ち合わせに違和感があるなら、あるいは「何から相談すれば良いか分からない」と足踏みしているなら、私たちの「設計」に一度触れてみてください。
私たちは単なる打ち合わせではなく、貴社のビジネスを勝たせるための「戦略設計」から伴走します。

打ち合わせの重要性について、皆さんの経験や悩みがあればホームページ制作チームへぜひ教えてください。
私たちの全知見を投入した「型」で、その悩みを解決いたします。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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