• ホーム
  • ブログ
  • Webサイト制作
  • 【脱・自己満足】「かっこいい採用サイト」が応募につながるメカニズムとは?ベイス流、差別化を生むデザイン設計戦略
Webサイト制作

【脱・自己満足】「かっこいい採用サイト」が応募につながるメカニズムとは?ベイス流、差別化を生むデザイン設計戦略

create 2025.11.06  cached 2025.10.31

【脱・自己満足】「かっこいい採用サイト」が応募につながるメカニズムとは?ベイス流、差別化を生むデザイン設計戦略

採用サイトの制作を検討している企業担当者の方で多いのは、「他社と差別化できる、とにかく『かっこいい』ホームページを作りたい」という想いです。
「見た目が良ければ、優秀な人材が自然と集まるはず」「大手企業の採用サイトを参考にして、真似すれば成功できるだろう」と考える方も少なくありません。

しかし、私たちは、Web制作を「つくること」ではなく「効果を出すこと」と定義しています。
この視点から見ると、「かっこいい」という主観的なゴール設定は、採用活動において最も危険な罠の1つです。
単なる「見た目の良さ」を追求したサイトは自己満足に終わり、応募数や質の向上につながりません。

この記事では、「かっこいい採用サイト」が応募につながる真のメカニズムを解説します。
貴社独自の魅力を最大限に引き出すデザイン設計の極意も、私たち独自の「勝てるホームページの型」を交えて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「かっこいい」の正体とは?主観的な感想を戦略に変える

ホームページにおける「かっこいい」とは何か、以下3つに分けて主観的な感想を戦略に変える考え方とともに解説します。

  1. 「かっこいい」は見る人の感想であり、企業の戦略ではない
  2. 大手企業の「かっこよさ」を真似るのは、最も悪手である
  3. 「かっこいい」の真の定義:その企業らしさが滲み出ているか

それぞれ詳しく見ていきましょう。

「かっこいい」は見る人の感想であり、企業の戦略ではない

「かっこいい」という言葉は、あくまでホームページを見た「誰かの感想」です。
以下の問いに答えられないようであれば、その「かっこ良さ」は採用活動において無能といえます。

  • 誰にとってかっこいいのか(経営者?人事担当者?求職者?)
  • なぜ、その「かっこ良さ」が応募につながるのか(説得力はどこ?)

デザインのプロである私たちが最も恐れるのは、クライアントの「なんとなくかっこいいデザインがいい」というオーダーです。
上記の問いに答えられず、デザインを自己表現の場にしてしまうと、貴社の魅力を求めているターゲットにすら響かなくなってしまうでしょう。

大手企業の「かっこよさ」を真似るのは、最も悪手である

大手企業の洗練された採用サイトを参考にし、そのデザインやUI/UXをそのまま真似ようとするのは、採用戦略において最も避けるべき悪手です。
莫大な広告費やブランド力を持つ大手企業は、どのようなデザインでも人が集まるためです。

また、大手企業は、デザインを「企業の信頼性・安定性の証」として見せられます。
しかし、ブランド力の弱い中小企業は、デザインを「自社の本気度・他社との明確な差別化」につなげないことには勝てません。

このように、単に中小企業が大手企業の採用サイトを真似しても、予算と労力が無駄になってしまうのです。
したがって、私たちは「大手企業サイトを参考にしない」ことを強く提言し、自社らしさを軸にしたデザイン設計を提案しています。

「かっこいい」の真の定義:その企業らしさが滲み出ているか

「採用サイトのかっこよさ」における真の定義は、その企業らしさがデザインとコンテンツから溢れ出ている状態です。
例えば、NIKEとユニクロの採用サイトを比較してみてください。

NIKE

ユニクロ

求める「かっこよさ」

挑戦的、未来的、アスリートの熱量

質実剛健、論理性、実用性

表現される「らしさ」

躍動感のある動画、大胆なフォント、グローバルなビジョン

機能的なUI、数値データ、働くことへの真摯な姿勢

どちらも「かっこいい」と感じるものですが、その定義はまったく異なります。
貴社独自の哲学や雰囲気などはもちろん、「腹の決まり」をデザインという非言語的表現で伝えることこそが、欲しい人材の心に響く「かっこ良さ」になるのです。

「企業らしさ」を最大化するデザイン設計の極意

貴社の「かっこよさ」を追求し、採用応募につなげるためには、「デザイン」を「コンテンツの最適化と構造設計」としてとらえる必要があります。
ここでは、「企業らしさ」を最大化するデザイン設計の極意として、以下の3つを解説します。

  1. 「顔採用」の要素をWebデザインで言語化する
  2. 「かっこいい」が「応募」へつながる導線にする
  3. 制作したいクライアントに聞きたいこと:「何を売りにするのか」

なお、私たちは「かっこ良さ」を「採用力」に変える、本質的なデザイン設計ができるプロの集団です。
採用サイトの投資対効果を最大化したい方は、ホームページ制作ページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

「顔採用」の要素をWebデザインで言語化する

誤解を恐れずに言うと、私たちは採用における独自の持論として「顔採用」を重視しており、「良い顔」の人を選んでいます。
これは、いわゆる「ルッキズム」ではありません。

独自の経験や自信はもちろん、「腹が決まっている人」は、その顔つきや纏う雰囲気に決意がにじみ出ているという考え方になります。
採用サイトのデザインは、この「顔の良さ」をWeb上で体現するためのものです。
具体的なデザイン設計のコツは、下表の通りです。

具体的なデザイン設計

「自信」

  • メインビジュアルで「誰のどんなTO BEを応援したいか」を大胆なメッセージで訴求する
  • 曖昧な表現を避け、企業としての「腹の決まり」を明確に伝える

「熱量・雰囲気」

  • プロカメラマンによる自然体なスナップ写真を多用する
  • スマホサイトで4行以上のテキスト羅列を避けるため、動画やインフォグラフィック(※)を活用し、働く人のリアリティを直感的に伝える

「透明性・潔さ」

  • 副業や残業のリアル、会社に改善してほしいことなど、言いにくいことも包み隠さず出す
  • 上記をFAQ(よくある質問)などで正直に伝えることで、企業の誠実さという一種の「かっこ良さ」を醸成する

※情報を図やイラストで表現し、直感的に理解しやすくしたもの

「かっこいい」が「応募」へつながる導線にする

採用サイトの見た目がどれほど優れていても、応募につながらなければ意味がありません。
私たちの「勝てる採用サイトの型」では以下を中心として、応募者目線で不安を取り除き、未来を見せる緻密な導線設計を徹底しています。

  • テキストを読ませない
  • 情報を全部出し切る
  • CV(応募)までを最短化する など

特に若者は文章を読まない前提としてテキスト量を極限まで減らし、インフォグラフィックで会社のデータや制度をリズミカルに見せる必要があります。

また、「応募してくれたら説明します」というスタンスは絶対NGです。
「もっと早く知っていれば」という後悔をなくすため、募集要項以外の情報も含め、採用サイト上で語ることがないレベルで出し切ることが大切になります。

さらに、ユーザーがサイト内で迷子にならないよう、UI/UX設計を最適化し、「知りたい情報」に最短で辿り着く仕組みを構築しましょう。

制作したいクライアントに聞きたいこと:「何を売りにするのか」

採用サイト制作のプロとして、私たちがクライアントに最も深く掘り下げて聞きたいことは、「貴社は採用市場で、何を売りにするのか」です。
採用市場における売りとは、給与や休日といった条件ではありません。
以下に挙げる3つの柱から導き出された、貴社にしかない専門性や熱量です。

  1. 働く環境のリアル
  2. 事業とのつながりと将来性
  3. 独自の哲学/ビジョン

売りを明確にし、人を動かせる言語化能力によってコンテンツ化する、そしてデザインで最大限に魅力的に見せることが採用サイト制作の本質といえます。

勝てる採用サイトの型
採用サイトの『勝てる型』四位一体のウェブ設計
採用サイト設計ガイド 表紙


実際の採用サイト制作・運用を通して蓄積した知見から導き出した、成果につながる採用サイトの構成・設計の「型」を開設した秘伝の資料です。

勝てる採用サイトの設計プロセスを凝縮した    ▶︎ 勝てる採用サイトの型 をぜひご覧ください。

 

その企業のかっこよさを追求するならプロに依頼せよ

かっこいい採用サイトを作ることをゴールにするのは、戦略的な失敗を意味します。
目指すべきは、「採用課題を解決し、欲しい人材が集まるホームページ」です。
ここでは、真の意味でかっこいい採用サイトを作るならどうすべきか、以下の3つに分けて解説します。

  1. 投資対効果を最大化するパートナーの選び方
  2. その企業のかっこよさを追求するなら
  3. 投資対効果を最大化する「ホームページ制作」のご相談はこちら

それぞれ詳しく見ていきましょう。

投資対効果を最大化するパートナーの選び方

採用サイトの投資対効果を最大化するパートナーを探す際は、「つくること」ではなく「効果を出すこと」にコミットする企業を選んでください。
貴社の「らしさ」を追求し、応募につながる採用サイトを設計するには、戦略とWebマーケティングの知見を持つパートナーが必要なためです。

管理費を不労所得化するような無能な業者、例えばGoogleサーチコンソールのエラーすら放置するような業者に、大切な採用戦略を任せるのは避けましょう。
クライアントの成功を「阪神園芸のグランドキーパー気分」で喜べる、徹底した顧客志向を持つパートナーこそ、貴社を支える「影の立役者」となります。

採用サイト制作は、貴社の未来に対する最高の自己投資です。
その投資対効果を最大化するためにも、採用サイトの本質を理解したプロへ依頼しましょう。

その企業のかっこよさを追求するなら

貴社独自の哲学や熱量などをデザインに落とし込み、欲しい人材の心に響く「かっこ良さ」を追求するなら、戦略的Web制作のプロである私たちにぜひご相談ください。

「勝てる採用サイトの型」に基づき、貴社独自の魅力で他社との圧倒的な差別化を図り、応募という結果にコミットします。

投資対効果を最大化する「ホームページ制作」のご相談はこちら

私たちは、採用サイト制作を「つくること」ではなく「効果を出すこと」と捉え、貴社の採用課題を深く掘り下げた戦略的なホームページをご提案します。

かっこ良さを採用力に変える本質的なデザイン設計について、「勝てる採用サイトの型」の知見をもとに貴社だけの戦略をご提案します。
採用サイトのデザインを改善して投資対効果を最大化したい方は、ホームページ制作ページをご覧のうえ、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ:かっこいい採用サイトには企業らしさがにじみ出る設計が必要

採用サイトにおける「かっこ良さ」とは主観的な感想ではなく、貴社らしさが応募につながるよう設計された戦略です。
大手企業のデザインを真似るのではなく、自社の哲学や働くリアルなどをデザインやコンテンツを通じて徹底的に開示することが、結果的に他社との差別化、ひいては優秀な人材の獲得につながります。

なお、私たちは「かっこ良さ」を「採用力」に変える、本質的なデザイン設計ができるプロの集団です。
採用サイトの投資対効果を最大化したい方は、ホームページ制作ページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

勝てる採用サイトの型
採用サイトの『勝てる型』四位一体のウェブ設計
採用サイト設計ガイド 表紙


実際の採用サイト制作・運用を通して蓄積した知見から導き出した、成果につながる採用サイトの構成・設計の「型」を開設した秘伝の資料です。

勝てる採用サイトの設計プロセスを凝縮した    ▶︎ 勝てる採用サイトの型 をぜひご覧ください。

 

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

ホームページ制作はいい業者との
出会いが8割です

実績数

実績数

解析力

解析力

伝達力

伝達力

を兼ね備えた当社に是非一度ご相談ください

ホームページ制作はいい業者との出会いが8割です

まずは御社の商材のファンになることから始めたいので、お問い合わせいただき御社のことを教えてください。

ホームページ制作はいい業者との出会いが8割です

お問い合わせはこちらから

お電話でも承ります。お気軽にご相談ください。

059-355-3939

平日 9:00〜18:00

お問い合わせはこちらから

お電話でも承ります。お気軽にご相談ください。

相談したい内容 必須

さぁ、ご一緒に
はじめましょう。

具体的なご依頼だけでなく、売り方や集客に関することなど現状の課題についても気軽にご相談ください。