Webサイト運用

そのコンテンツで「判断」が進みますか?成果が出るコーポレートサイトの設計図

create 2026.02.17 

そのコンテンツで「判断」が進みますか?成果が出るコーポレートサイトの設計図

コーポレートサイトのコンテンツは、ビジネスを生む「資産」です。
それにもかかわらず、ただの「会社案内」でとどまっているコーポレートサイトがなんと多いことでしょう。

ページ数はたくさんあるのに、「読んでも次の判断が1ミリも進まないコンテンツ」であふれかえっているのを見ると、いつも歯がゆく感じます。
「この会社に相談すべきなのか?」「他社と何が違うのか?」はもちろん、「今すぐ連絡する理由があるのか?」という問いに対する答えが出ないコーポレートサイトは、存在価値を発揮できません。

この記事ではコーポレートサイトを「判断材料」として機能させるために必要な、ベイス流「コンテンツ設計の型」を解説します。
自社を知っている人と知らない人、それぞれに刺さるコンテンツの作り方もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

そもそもコーポレートサイトを見に来る人は誰か?

コーポレートサイトのコンテンツを作る際は、大前提としてユーザーに対する理解を深める必要があります。
貴社のコーポレートサイトを訪問するユーザーの属性は、大きく分けて以下の2つです。

  1. すでに自社を知っている人
  2. 自社をまだ知らない人

それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、コーポレートサイトの目的や基本的な構成といった基礎知識について振り返りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【初心者向け】コーポレートサイトとは?意味や目的を解説!作り方や事例も

属性①:すでに自社を知っている人

すでに自社を知っている人は以下のような接点をきっかけとして、興味をもってコーポレートサイトに訪れます。

  • 名刺交換をした
  • 紹介を受けた
  • SNSで発信を見た など

彼らが求めているのは、「興味」を「確信(発注への決意)」に変えるための証拠です。
このような層には代表の顔が見えるプロフィールや、会社の文化が伝わる「非言語情報」が極めて重要になります。

具体的な情報設計について知りたい方は、後述の「信頼を最大化する『非言語情報』の設計」も参考にしてください。
代表挨拶ページの重要性や成功の型について知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】【社長、待った!】「代表挨拶」は本当に必要?成果を出すWeb屋が断言する「激アツ客」を逃さない勝利の型

属性②:自社をまだ知らない人

自社をまだ知らない人は「SEO 弱い 改善」といった特定の悩みを解決するために、以下のような過程を経てコーポレートサイトへたどり着きます。

  • 検索エンジン
  • 広告
  • AIによる回答 など

ユーザーにとって、あなたの会社は数ある選択肢の1つに過ぎません。
そのため、まずは「検索で見つかる(見つけてもらう)」ための構造設計と、一瞬で「この会社は自分たちの悩みをわかっている」と感じさせる専門性が必要です。

このように、自社を「知っている人」と「知らない人」では、それぞれに刺さるコンテンツが異なります。
各々に合ったコンテンツが用意されていないコーポレートサイトは穴の空いたバケツと同じであり、集客してもすべて取りこぼしてしまうでしょう。

「判断」を1ミリも進めない、ダメなコンテンツの特徴

コーポレートサイトで避けたいのは、「信頼と実績のパートナー」「高品質なサービスを提供します」といった、耳触りの良い言葉だけを並べたコンテンツです。
このような言葉たちは読んでも何も残らず、ユーザーの判断を1ミリも進めないため、私たちは「透明なコンテンツ」と呼んでいます。
ユーザーの判断を止めてしまう原因は、以下の3つが欠如していることにあります。

  1. 自分ごと化できない
  2. 比較ができない
  3. リスクが見えない

透明なコンテンツは、「これは私たちのためのサービスだ」と感じるフックがありません。
また、競合他社と並べたときに、どこに独自性があるのかも具体的に書かれていないケースがほとんどです。
さらに、メリットばかりで「向いていない人」や「失敗のリスク」が隠されているため、確信を得るためにコーポレートサイトを訪れたユーザーは逆に不安になります。

ではどのようにして透明なコンテンツから脱却し、ユーザーの背中を押す「判断材料」へと昇華させるか、次項で詳しく見ていきましょう。

実績・事例を「最強の判断材料」に変える5つの型

コーポレートサイトで購入判断を促すためには、「結果に至るまでの道のり」である実績・事例のコンテンツ化が必須です。

多くの会社が、実績ページに「制作物(納品物)の写真」と「会社名」だけを載せて満足しています。
しかし、それらは単なる「陳列」であり、実績や事例とはいえません。
ここではコーポレートサイトのコンテンツについて、「最強の判断材料」に変える5つの型を紹介します。

  1. 「誰のための事例か」を明文化する
  2. ユーザーの「迷いと不安」をさらけ出す
  3. 「なぜ自社が選ばれたのか」の理由(USP)を語る
  4. 「どう工夫して、どう変わったのか」を可視化する
  5. 「向いている人・向いていない人」を明記する

それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、私たちはコーポレートサイトを、24時間365日働き続ける最強の営業マンに再構築するプロです。
貴社の価値を正しく伝え、問い合わせ率が上がるコーポレートサイトに生まれ変わらせたい方は運用サポートページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

型①:「誰のための事例か」を明文化する

コーポレートサイトのコンテンツでは以下のようにターゲットを限りなく絞り、「誰のための事例か」を明文化しましょう。

  • Webが苦手な地方の中小企業経営者向け
  • リード獲得に伸び悩むSaaS企業のマーケ担当者向け など

属性を明確にすることで、ユーザーは「これは自分のことだ」と自分ごと化できるようになります。

型②:ユーザーの「迷いと不安」をさらけ出す

コーポレートサイトの事例コンテンツでは、ユーザーの「迷いと不安」をさらけ出してみてください。

事例に登場するクライアントが発注前にどのようなことで迷っていたか、何が不安だったかを具体的に記述しましょう。
「過去に3社失敗したから、もうWebは信じられないと思っていた」といったリアルな葛藤が見えれば、迷いと不安を乗り越えて成果が出たときのストーリーに説得力が宿ります。

型③:「なぜ自社が選ばれたのか」の理由(USP)を語る

コーポレートサイトの実績・事例コンテンツでは、相見積もりの中で「なぜ自社が選ばれたのか」という理由(USP※)も語りましょう。
※自社にしかない圧倒的な強み

以下のようなUSPを言語化することで、ユーザーは他社との比較判断ができるようになります。

  • 価格
  • 提案力
  • 代表が語る哲学への共感 など

大手企業と同じ土俵で戦わず、中小企業だからこそもつ独自の「尖った理由」を明文化することが大切です。

型④:「どう工夫して、どう変わったのか」を可視化する

コーポレートサイトの実績・事例コンテンツでは、「どう工夫して、どう変わったのか」も可視化してみてください。
例えば、Web制作会社であれば、下表のようにプロの思考プロセスも公開します。

ビフォー

「ホームページを作りました。」

アフター

「既存のサイトは背骨が折れていたので、情報の再設計から入り、内部回遊性を高めるためにこのパーツも追加しました。」

表示回数や問い合わせ数といったビフォーアフターの数値も提示すると、ユーザーの納得感はさらに高まるでしょう。

型⑤:「向いている人・向いていない人」を明記する

「向いている人・向いていない人」を明記することは、コーポレートサイトのコンテンツづくりで最も重要です。

例えば、私たちであれば「ベイスのやり方は泥臭い分析が必要です」「丸投げして楽をしたい人には向いていません」と明記します。
「向いていない人」を切り捨てる勇気こそが、適したターゲットからの「この会社しかいない」という強固な信頼を生むのです。

信頼を最大化する「非言語情報」の設計

常時500社のホームページを解析している私たちは、写真や動画といった「非言語情報」が成約率に直結すると断言できます。
特に、信頼を最大化する「非言語情報」の設計として大切なのは以下の3つです。

  1. プロによる写真撮影は必須
  2. ありのままの日常を切り取り
  3. 4行以上のテキスト羅列は厳禁

社長やスタッフの写真は、必ずプロのカメラマンに依頼してください。
スマホで撮った粗い写真は、それだけで「この会社は細部にこだわらない」というメッセージを発信してしまいます。

また、ガチガチの集合写真よりも、真剣に議論している姿や普段の笑顔など、自然な様子を多めに掲載するのがコツです。
ありのままの日常を切り取ることにより、「この人たちがやっているんだ」という安心感が生まれます。

さらに、コーポレートサイトのようなホームページはスマホで閲覧した際、文字が詰まっているとユーザーは一瞬で離脱します。
そのため、インフォグラフィック(※)や図解を多用し、「見てわかる設計」を心がけましょう。
※情報を図やイラストで表現し、直感的に理解しやすくしたもの

コーポレートサイトは「資産」か「負債」か

コーポレートサイトのコンテンツは、ビジネスを生む「資産」です。

私たちは常々、ホームページには「型」があると言い続けています。
採用サイトなら「ミスマッチを低減し、自社を商品としてマーケティング思考で設計する型」、LPなら「ユーザーのNOの理由を潰し、今すぐコンバージョンすべき理由を提示する型」です。

コーポレートサイトも同様に、型を押さえることで「資産」へと成長します。
特に自社を知っている人に対しては、実績・事例にたどり着くまでの「教育導線」が必要です。
以下のようなコンテンツが網の目のように組み合わさって初めて、ユーザーの「興味」は「確信」へと変わります。

  • 疑問を先回りして解消するQ&A
  • 代表の思考が滲み出るブログ記事 など

貴社のコーポレートサイトはデザイン会社に言われるがまま、サイトマップが固まった瞬間にデザインに走ったものになっていませんか。
情報設計が欠落していると「SEOに激烈弱いホームページ」となり、「資産」とは真逆の「負債」として残ってしまいます。
ホームページの設計思想や失敗しない発注の極意について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

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「デザインはきれいなのに成果が出ない…」 その原因は、設計段階の見落としにあります。 ただ作るだけでは集客や採用には結びつきません。

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まとめ:判断を促す「設計書」はあるか?

コーポレートサイトでは、コンテンツ1つひとつに「これはユーザーのどの判断を、何ミリ進めるためのものか」という意図を持たせてください。
判断を促す設計書がなければ、コーポレートサイトは資産ではなく、維持費だけがかかる「デジタルなゴミ」と化してしまいます。
「今のコーポレートサイト、お問い合わせが全然来ないな」と感じているなら、それはコンテンツが「判断材料」になっていない証拠です。

私たちは貴社のビジネスを加速させるための「神整備」を行い、24時間365日働き続ける最強の営業マンとしてコーポレートサイトを再構築します。
コーポレートサイトは、「貴社の未来」を作る場所です。
貴社がもつ「価値」を正しく伝える資産として、私たちと一緒に最短でコーポレートサイトを築き上げたい方は運用サポートページをご覧のうえ、ぜひ一度お問い合わせください。

【関連記事】コーポレートサイトの本質的な目的|基本構成や具体的な制作事例も紹介
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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