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【ホームページは顔】トップページで差がつく!成果を出すためのデザイン・構成・ライティングの秘訣

create 2024.07.10  cached 2025.10.17

【ホームページは顔】トップページで差がつく!成果を出すためのデザイン・構成・ライティングの秘訣

Web制作に携わる者にとって、ホームページのトップページは「会社の顔」です。
ユーザーが最初に訪れる場所であり、その企業が何者で、どんな価値を提供しているのかを伝える重要な役割を担っています。
しかし、「デザインがかっこいい」「トレンドを取り入れている」という理由だけでトップページを制作しても、残念ながら成果にはつながりません。

私たちの持論では、デザインはあくまで利便性を高めるためのものであり、成果を出すためには見た目以上に「誰に何を伝え、どう行動させるか」を考え抜いた構成とライティングが不可欠です。
ホームページは単なる会社案内ではなく、24時間365日働き続ける「最強の営業ツール」であり、その入り口となるトップページには、緻密な戦略が求められます。

この記事では何百もの企業サイトを分析し、成功と失敗から得た教訓をもとに、トップページで成果を最大化するための「型」を、デザイン・構成・ライティングの観点から徹底解説します。

成果に直結するトップページの「型」とは

ホームページは、トップページと下層ページからなる階層構造となっています。
ユーザーは多くの場合、トップページから興味のある情報を見つけて下層ページへ移動するものです。

このため、トップページにはユーザーの興味を惹きつけ、目的のページへとスムーズに誘導するための役割が求められます。
成果の出るトップページには下表の要素が必須だと、私たちは考えております。

ファーストビュー

ユーザーが最初に目にする(スクロール不要な部分)

事業内容・サービス紹介

企業が提供する価値を具体的に示す

導入事例・お客様の声

サービス利用者のリアルな声で信頼性を高める

お知らせ・ニュース

最新情報でホームページの活発さを伝える

企業情報・代表メッセージ

会社の理念や信頼性を伝える

CTA(Call to Action)

ユーザーの行動を促すためのボタンやフォームを設置する

上記の要素をただ羅列するのではなく、ユーザーの行動を予測して適切に配置することが成功への鍵となるのです。

成果を最大化するためのデザインのポイント

「かっこいい」だけのデザインは、自己満足に過ぎません。
デザインの目的はユーザーに心地よい体験を提供し、スムーズに情報を届けられるようにすることです。
私たちは以下3点に留意しながら、見た目の美しさよりも「利便性ファースト」のデザインを徹底的に追求しています。

  1. ファーストビュー:「5秒の壁」を突破する設計にする
  2. 導線設計:ユーザーの意図を先回りする
  3. デバイスごとの最適化:レスポンシブデザインを適用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ファーストビュー:「5秒の壁」を突破する設計にする

ファーストビューは、ユーザーがそのホームページを読み進めるかどうかを判断する「5秒の壁」を突破するための重要な要素です。
具体的なポイントは、以下の3つになります。

  • 瞬時に「何をしている会社か」を伝える
  • 強みを明確にする
  • CTAを設置する

ユーザーはスクロールしない前提で、キャッチコピーやメインビジュアルでは企業が提供する価値を明確に伝えましょう。
競合他社との差別化ポイントを簡潔に表現することで、ユーザーの関心を引きつけられます。

また、ユーザーが目的の行動(問い合わせや資料請求など)をすぐにとれるよう、ヘッダーやメインビジュアルにCTAボタンを配置することも大切です。
特に、電話番号や営業時間を明記すると、ユーザーの行動を促しやすくなります。

導線設計:ユーザーの意図を先回りする

ホームページのトップページでは、ユーザーが迷子にならないように明確な導線設計が必要です。

例えば、グローバルナビゲーションでは、誰が見ても遷移先が想像できるようなメニュー名を付けましょう。
また、フッターにサイト全体のマップを配置することで、ユーザーが目的のページにたどり着きやすくなります。

ユーザーの離脱率を低減させるためにも、コンテンツの末尾には関連性の高いページやCTAを必ず配置して回遊率を高めることも大切です。

デバイスごとの最適化:レスポンシブデザインを適用する

スマートフォンからのアクセスは、年々増加しています。
すべてのユーザーに快適な体験を提供できるよう、PCやスマホなど、どのデバイスで見ても最適に表示されるレスポンシブデザインは必須です。

また、スマホサイトで4行以上のテキストが続くようなデザインは、直帰率が上がる原因となります。
テキストを極力減らし、インフォグラフィック(※)や動画などを活用して情報を伝えましょう。
※情報を図やイラストで表現し、直感的に理解しやすくしたもの

ユーザーの心を掴むライティングのポイント

ライティングはユーザーの「知りたい」という欲求に応え、「この会社に相談したい」という行動へと導くための最も重要な要素です。
ユーザーの心を掴むライティングのポイントは、主に以下の3つです。

  • ターゲットを意識した言葉選び
  • 専門用語の「翻訳」
  • 生成AIの活用

トップページのライティングでは、ターゲットとなる顧客の「抱えている課題」と「解決後の未来」を明確に提示しましょう。
一方的な企業情報の発信ではなく、ユーザーに寄り添った言葉選びをすることで、信頼関係を築きやすくなります。

また、業界特有の専門用語は避け、誰にでも理解できる平易な言葉で説明することも大切です。
どうしても必要な場合は、補足説明を加えるなど、親切なライティングを心がけましょう。

なお、Web制作の現場では、クライアントの原稿待ちで制作がストップすることはよくあります。
原稿が遅れることで、プロジェクト全体のスケジュールが遅延し、クライアントとの関係性にも影響が出かねません。

しかし、親切心から「ここにテキストが入ります」と書くデザイナーは無能だと思って良いでしょう。
プロであれば、プロジェクトの停滞を未然に防ぎ、クライアントの負担を軽減する努力をすべきです。

現代では生成AIを活用すれば、クライアントを深く理解し、完成度7割程度の仮案を作成できます。
クライアントの筆が進み、ライターとのやり取りも減れば、アウトプットの質も高まります。

このように、私たちは単なる制作代行業者ではなく、クライアントのビジネス成長を加速させる「パートナー」として、常に一歩先の提案を追求しています。
費用対効果の高いホームページを制作し、お問い合わせ率向上を目指したい方は、ぜひご相談ください。

トップページが印象的なホームページの事例

トップページが印象的な弊社の制作事例を、3つ紹介します。

  1. 臨場感のある写真が目を引くホームページ
  2. 写真とイラストアイコンを併用したホームページ
  3. 広い余白でゆったりとした時間を視覚的に伝えるホームページ

各事例の特徴を見ていきましょう。

事例①:臨場感のある写真が目を引くホームページ

こちらは臨場感あふれる写真が特徴的な、ゴールドエステイト株式会社様のホームページです。

業種

金融業・投資業

ホームページの種類

コーポレートサイト

制作・リニューアルの目的

信頼獲得

▼ゴールドエステイト株式会社様のホームページ

トップページには、これから投資をはじめるユーザーの目を引くメインビジュアルをはじめ、事業内容や企業情報がわかるコンテンツを取り入れています。
気品のあるデザインやターゲットに合わせたコンテンツ設計により、ユーザーの信頼と安心の獲得を目指しています。

ホームページURL:https://goldestate.co.jp/

事例②:写真とイラストアイコンを併用したホームページ

こちらは写真とイラストを併用したトップページが印象的な、株式会社エヌティーピー様のホームページです。

業種

情報通信業

ホームページの種類

採用サイト

制作・リニューアルの目的

スタッフの採用強化

▼株式会社エヌティーピー様のホームページ

トップページはどのような業務に関わっているのかひと目でわかるコンテンツ設計となっており、下層ページへの誘導率向上が見込めます。
企業イメージや事業内容など、求職者が知りたいと思っている内容が伝わりやすいため、応募を促進できるでしょう。

ホームページURL:https://n-t-p.co.jp/

事例③:広い余白でゆったりとした時間を視覚的に伝えるホームページ

こちらはゆったりと過ごすイメージを視覚的に伝えている、ゆずり葉様のホームページです。

業種

医療業・福祉業

ホームページの種類

コーポレートサイト

制作・リニューアルの目的

企業ブランディング

▼ゆずり葉様のホームページ

「自然のぬくもりとやさしさに包まれる場所」をコンセプトにしたやわらかで、温かみのあるトップページとなっています。
動きのあるレイアウトと広い余白を活用し、ゆずり葉様でのんびりとした時間を過ごすイメージを表現しているのが特徴です。

ユーザーのあらゆるニーズに対応できるよう、自社の雰囲気や事業内容を幅広く掲載しているため、企業ブランディング向上が期待できます。

ホームページURL:https://yuzuriha-mie.jp/

まとめ:トップページは「会社の顔」であり「最強の営業ツール」

ホームページのトップページは、単なる会社紹介ではありません。
「利便性ファースト」のデザイン、ユーザーの心を掴むライティング、そして徹底した分析と改善を繰り返すことで、24時間365日働き続ける「最強の営業ツール」になります。

私たちは、セッション数やPV数といった表面的な数字ではなく、CVR(コンバージョン率)やLTV(顧客生涯価値)にコミットします。
データに基づいた設計と、顧客の課題を深く理解したコンテンツを提供することで、お客様のビジネスの成長に貢献する制作会社です。

「Webが苦手で何から手をつけて良いか分からない」「今のホームページで本当に成果が出ているのか不安」という経営者様は、ぜひ一度私たちの制作実績をご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。
ホームページを通じた「パートナー」として、お客様のビジネスの成功を全力でサポートいたします。

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社長の一筆入魂

ホームページのトップページの役割って言語化できますか?僕の定義は「下層ページへの誘導率の最大化」です。
記事中にもありましたが、トップページってindexページと呼ばれるように、要は目次なんですよね。このサイト内に存在するコンテンツの一覧なんです。
皆さんも本の目次を読んでつまらなそうと思ったら、その本は読まないですよね?トップページもそれと同じです。

「トップページから如何に手数少なく目当てのコンテンツに辿り着けるか」これがトップページのチューニングのポイントです。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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