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【事例付き】インバウンド集客のマーケティング戦略|訪日旅行の計画段階が重要!

2025.05.02

【事例付き】インバウンド集客のマーケティング戦略|訪日旅行の計画段階が重要!

近年、日本の観光地や繁華街では、外国人の姿が目立つようになっており、にぎわいを見せています。
日本経済にも恩恵をもたらすと期待されており、特に注目されているのがインバウンド集客です。

しかし、インバウンドという言葉は聞いたことがあるものの、「具体的にはどのように集客するのか、分からない」という方もいるでしょう。

この記事では、インバウンド集客とは何かについて、力を入れるべき理由を踏まえながら解説します。
実際に、弊社が支援したインバウンド集客の事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インバウンド集客とは

インバウンド集客について、以下に挙げる3点をもとに解説します。

  1. 主な集客方法
  2. 力を入れるべき理由
  3. インバウンドの最新傾向

それぞれ詳しく見ていきましょう。

主な集客方法

インバウンド集客の目的は、日本を訪れる外国人観光客に対する、商品・サービスの認知向上および売上の促進です。
集客が実現できればリピーターの増加にもつながり、長期的な効果が見込めます。
主な集客方法は、以下の通りです。

        SNSやホームページは日本語だけでなく多言語に対応すると、より効果的なアプローチが実現できます。
        Googleマップやポータルサイトでは、実際に訪れた外国人観光客の口コミが掲載されるため、満足度の高いサービス提供が重要です。
        集客およびサービス提供においては、外国人からの目線に寄り添うことを心がけましょう。

        力を入れるべき理由

        インバウンド集客に力を入れるべき理由は、急激に発展している産業であり、売上拡大を見込めるためです。
        日本政府は2030年までに訪日外国人6000万人、消費総額15兆円を目標に掲げており、国をあげて活性化を目指しています。
        実際、2024年の訪日外国人旅行消費額は8兆1,257億円で、2023年比53.1%増、2019年比68.8%増と増加傾向にあります。

        しかし、訪日外国人が増加したからといって、必ずしも自社の売上に直結するとは限りません。
        まずは認知を広めるため、訪日外国人へ向けた情報の発信が必要になります。
        認知の向上に活用できる、訪日外国人の情報収集先は以下の通りです。

        • SNS
        • ブログ
        • ポータルサイト
        • 日本政府観光局(JNTO)
        • 旅行会社・宿泊施設のホームページ
        • ガイドブック など

        上記からも分かる通り、インターネットからの情報収集がほとんどとなっているのが現状です。
        訪日外国人からすると言語の異なる海外へおもむくため、事前に情報が集められると安心して訪問できます。
        訪日外国人旅行者の消費額が増加している機会を逃さないよう、インバウンド集客に力を入れましょう。

        なお、弊社では英語や繁体字に対応した、ホームページ制作やSNSの運用を支援しています。
        インバウンド集客を成功させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

        引用:
        国土交通省 観光庁|観光立国推進基本計画(第4次)について
        国土交通省 観光庁|【インバウンド消費動向調査】2024年暦年の調査結果(確報)の概要

        インバウンドの最新傾向

        直近6年間における訪日外客数の推移は、下表の通りです。

        訪日外客数

        2019

        3,188万2049人

        2020

        411万5,828人

        2021

        24万5,862人

        2022

        383万2,110人

        2023

        2,506万6,350人

        2024

        3,687万148人

        訪日外客数はコロナの影響で落ち込んでいたものの、現在は回復し、以前よりも増加していることが分かります。
        また、2024年の訪日外客数を地域別で見ると、韓国や中国などの東アジアが全体の66.5%を占めている状況です。
        そのため、アジアからの観光客をターゲットにしたインバウンド集客が、特に効果を発揮するといえるでしょう。

        中でも中国人を対象とした集客を強化したい場合は、小紅書(RED)の運用がおすすめです。
        中国大陸からのインバウンド需要は旺盛ですが、グレートファイヤーウォールの影響により、大陸の人間は日本のサイトにアクセスできません。
        しかし、REDであればグレートファイヤーウォールの影響を受けずに、中国大陸へ向けた情報発信が可能になります。

        REDの特徴や活用方法について知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしてください。

        【関連記事】小紅書(RED/レッド)とはどんなアプリ?日本企業における活用アイデアも解説

        引用:
        日本政府観光局(JNTO)日本の観光統計データ|訪日外客数の推移
        日本政府観光局(JNTO)日本の観光統計データ|2024年各国・地域別の内訳

        【旅前対策】来店につなげるためのインバウンド集客戦略3選

        訪日外国人観光客が来店した際の満足度を上げる主な方法は、以下の3つです。

        1. SNSで現地情報を発信する(Instagram/RED/Facebookなど)+ Webサイトを多言語化する
        2. Googleマップ(ビジネスプロフィール)を最適化する
        3. ポータルサイトや観光連携メディアに掲載する

        それぞれ詳しく見ていきましょう。

        方法①:SNSで現地情報を発信する(Instagram/RED/Facebookなど)+ Webサイトを多言語化する

        外国人観光客の多くは、旅行前にSNSで「どんな場所か」「行った人の感想はどうか」といった情報を調べています。
        特にInstagramやFacebook、そして近年では中国版Instagramと呼ばれる「RED(小紅書)」の影響力が高まっており、旅行の計画段階でよく利用されています。

        投稿のポイントは、「写真+感想+地図」やアクセス情報をセットで掲載することです。
        店舗紹介だけでなく、「近くのおすすめスポット」や「外国人に人気のメニュー」などもあわせて発信することで、興味を持ってもらえる可能性が高まります。

        あわせて、Webサイトを英語や中国語などの多言語に対応させておくことも重要です。
        SNSやGoogleマップで情報を見つけた人が、より詳しい内容を確認したくなったとき、言語の壁で離脱してしまうケースは少なくありません。
        訪日客が安心して訪問を決められるよう、SNS発信と多言語サイトをセットで整えておきましょう。

        方法②:Googleマップ(ビジネスプロフィール)を最適化する

        Googleマップ上に表示されるビジネスプロフィールを整えることは非常に重要です。
        「お店の名前が分かっても、行けるかどうか不安」と感じる訪日客が少なくないためです。
        訪日客に安心感を与えるためにも、Googleアップには以下を正確に登録し、写真や口コミも充実させておきましょう。

        • 営業時間
        • 定休日
        • アクセス方法(最寄り駅・空港からの所要時間)

        「どこにあるか」が分かるだけではなく、「行きたい気持ちにさせる」情報設計が大切です。

        方法③:ポータルサイトや観光連携メディアに掲載する

        外国人観光客の中には、観光ポータルサイトや地域の公式観光サイトを活用して情報を集める人も多くいます。
        例えば、JNTO(日本政府観光局)系サイトや、地域の観光協会が運営する訪日メディアなどです。

        このようなメディアに情報を掲載しておくことで、「旅行先をまだ決めていない層」や「日本に行くと決めたばかりの層」にリーチできます。
        掲載できる媒体は、自治体や観光連携団体を通じて案内されることもあるので、地域ネットワークとの連携も視野に入れておくと良いでしょう。

        弊社が支援したインバウンド集客の事例

        弊社が支援したインバウンド集客の事例として、以下に挙げる3つを紹介します。

        1. Webサイト制作
        2. SNS運用
        3. インフルエンサーマーケティング

        それぞれ詳しく見ていきましょう。

        事例①:Webサイト制作

        Webサイト制作においては、旅館をはじめとする多様な業種の支援実績があり、そのうちの1つがレジャー施設のホームページです。

        ▼レジャー施設のWebサイト

        日本語に加えて英語・繁体字に設定可能な、多言語に対応したWebサイトに仕上げています。
        関心を持ってWebサイトに訪れた外国人が、すぐに離脱せずに閲覧を続ける可能性を高められます。

        WebサイトURL:https://www.suzukacircuit.jp/zh-tw/park/lp/

        事例②:SNS運用

        SNS運用では、FacebookやREDの支援実績があります。
        こちらは、レジャー施設のFacebookにおける事例です。

        ▼レジャー施設のFacebook

        Facebookの運用においては、英語と繁体字のアカウントを個別に開設しています。
        そのため、それぞれのフォロワーにフォーカスした発信が可能です。

        なお、弊社ではRED運用担当者を現在募集しています。
        中国に向けたデジタルマーケティングでご自身の経験を生かしたい方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

        Facebook URL:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.en/?locale=ja_JP

        事例③:インフルエンサーマーケティング

        こちらはインフルエンサーマーケティングとして、旅館の記事を制作した事例です。

        ▼インフルエンサーマーケティングによる制作記事

        写真を豊富に掲載し、インフルエンサーの体験が、より伝わりやすいような構成になっているのが特徴です。
        インフルエンサーマーケティングとあわせて、旅館のWebサイト制作にも弊社が携わっています。
        インフルエンサーを起用したKOLについてや、期待できる効果を詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご参照ください。

        【関連記事】中国SNSのKOL・KOCとは?日本企業が取るべき施策や活用時の効果も

        記事URL:https://choyce.tw/kotobuki-tei/

        まとめ:インバウンド集客は飲食店以外も着手すべき

        訪日外国人観光客が増加している今、インバウンド集客はさまざまな場所で効果を発揮します。
        外国人に向けて発信し、来店時の対策を講じることで、リピーターの獲得や売上向上を実現しましょう。

        なお、弊社では中国人観光客に対するPRに活用できる、RED(小紅書)運用のサポートを実施しています。
        中国からの集客に特化した施策を行いたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。

        【関連記事】爆買いは終了?中国人観光客のインバウンド最新動向|おすすめの集客方法も
        【関連記事】【3ステップ】小紅書(RED/レッド)の企業アカウント作成ガイド!注意点も解説
        【関連記事】小紅書(RED/レッド)の運用成功は代行会社が鍵?依頼するメリットや選び方も

        book この記事の監修者

        澤田 将司

        株式会社ベイス 代表取締役社長

        マレーシア、クアラルンプールで起業。
        東南アジア向けオンラインゲームプラットフォームを立ち上げ、100万人超のユーザを獲得。

        中国で開発されたブラウザーゲームをマレーシアにて、欧米向けや東南アジア向けにローカライズ&カルチャライズし、日系最大のゲームパブリッシャーとなる。

        2015年に帰国。三重県四日市市にて実家の事業を引き継ぎ、第2創業として株式会社ベイスをWebマーケティング会社へと変革させた。

        常時500社以上のWebマーケティングに関わる中で、豊富な海外経験を基に企業の訪日外国人の集客需要に応える形で、さまざまなインバウンド向けマーケティングを立案・実行支援を行っている。

        近年ニーズが高い中国・台湾・香港からのインバウンド集客を得意とする。

         

        ▼代表挨拶ページ
        代表取締役 澤田将司

         

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        澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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