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日本のインバウンド市場において、台湾は重要な位置を占めています。
台湾の地理的な近さや訪日リピーター率の高さから安定した消費需要が望めるため、今後も魅力的な市場として期待できます。
しかし、リピーターが多い分、どのようなプロモーションが効果的か悩む方も多いでしょう。
この記事では、台湾におけるインバウンド需要の最新傾向を解説します。
台湾人観光客の消費動向や、弊社が支援したプロモーションの事例についてもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
台湾におけるインバウンド需要の最新傾向を、以下2つの視点から解説します。
なお、台湾だけでなく中国人観光客のインバウンド最新動向も詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしましょう。
【関連記事】爆買いは終了?中国人観光客のインバウンド最新動向|おすすめの集客方法も
2025年4月の訪日外客数や台湾・中国・韓国の観光数と割合は、下表の通りです。
国 |
人数 |
全体の人数に対する割合 |
全体 |
390万8,900人 |
100% |
台湾 |
53万7,600人 |
13.8% |
中国 |
76万5,100人 |
19.6% |
韓国 |
72万1,600人 |
18.5% |
台湾からの訪日外客数は、中国・韓国に次ぐ3番目の多さです。
この好調な数値の背景には、航空各社による日台間路線の増便・復便や地方アクセスの向上があります。
また、台湾人は親日家が多く、訪日する方の大部分がリピーターである点も継続的な集客力につながっています。
上記の要因から、インバウンド需要の持続的な成長において、台湾人観光客は極めて重要な存在といえるでしょう。
引用元:
下表は、台湾における訪日時の消費額を全体・中国・韓国と比較したものです。
国 |
2019年 |
2023年 |
2024年 |
|||
全体 |
4兆8,135億円(100%) |
5兆3,065億円(100%) |
8兆1,257億円(100%) |
|||
台湾 |
5,517億円(11.5%) |
7,835億円(14.8%) |
1兆897億円(13.4%) |
|||
中国 |
1兆7,704億円(36.8%) |
7,604億円(14.3%) |
1兆7,265億円(21.2%) |
|||
韓国 |
4,247億円(8.8%) |
7,392億円(13.9%) |
9,602億円(11.8%) |
2024年における訪日時の消費額は中国に次ぐ規模で、コロナ禍前の2019年から大幅に増加している状況です。
台湾人観光客による1人当たりの支出額は約19万円と、全体の約23万円に及びませんが、訪日客数の多さにより総消費額は第2位を維持しています。
この傾向は、手頃な価格で日本を楽しむ台湾人が多い点を示唆しており、インバウンド戦略の幅広さを表しています。
台湾人観光客によるインバウンド消費動向を知るうえで、市場の特徴を理解することは重要です。
訪日するリピーター率は極めて高く、他国と比較して台湾人観光客は約9割が2回以上、約6割が4回以上の訪問となっています。
この高いリピーター率を支える要因には、以下の内容が挙げられます。
上記に加えてさらに重要なのが、日本と台湾の良好な友好関係です。
コロナワクチンの供給や地震時の支援を通じて、台湾人の間で「感謝の気持ちとして往来再開後は日本で爆買いしよう」といった声が広まりました。
こうした背景による購買意欲の向上から、2023年以降の消費動向は以下のように回復しています。
▼台湾の消費動向グラフ
そこで、インバウンド戦略の重要なターゲットとなる、台湾人観光客の集客が見込める以下3つの分野について解説します。
なお、インバウンド集客の具体的なマーケティング戦略や、成功事例を知りたい方は下記の記事をチェックしましょう。
【関連記事】【事例付き】インバウンド集客のマーケティング戦略|訪日旅行の計画段階が重要!
買い物代は、2024年台湾人観光客の消費額において36.6%と高い割合を示しており、重要なカテゴリーとなっています。
中でも、購入率が高い商品順位は以下の5つです。
上記の商品に共通するのは、台湾人観光客にとって人気の買い物場所である、コンビニエンスストアやドラッグストアで手軽に購入できる点です。
このような消費傾向から、ドラッグストアなどのように手軽で実用的な商品を扱う小売業は、今後もインバウンド需要の拡大が期待できるでしょう。
飲食は旅行するうえで楽しみの1つであり、台湾人観光客の消費においても重視したい要素です。
台湾では食の安全に対する意識が高く、食材の品質や衛生管理が徹底された日本の食文化は大きな魅力となっています。
現在、台湾人観光客の飲食に関するニーズは、訪日リピーターの増加とともに多様化している状況です。
特に、地元市場や朝市で新鮮な食材を味わう食体験など、ローカルフードへの関心は高まっています。
そのため、郷土料理を扱うお店や農家レストランといった地域色豊かな飲食業は、インバウンド需要がますます伸びていくでしょう。
訪日経験が豊富な台湾人観光客にとって、より深い体験は消費に大きく関係します。
特に、日本の美しい四季の景色や質の高い温泉は高い人気を誇り、台湾人観光客のリピーター獲得において重要です。
例えば、季節に合わせた地域の自然観賞や登山といった野外活動は、特別な思い出として印象に残ります。
自然観光ツアーや日本独自の伝統文化体験を提供する観光業は、今後さらにインバウンド需要が高まるでしょう。
ただし、上記のような体験を台湾人観光客へ効果的に届けるには、魅力を伝えられるよう視覚的訴求力が高いプラットフォームの活用が不可欠になります。
そこで注目したいのが、若年層や女性に人気のあるSNS「小紅書(RED)」です。
小紅書は、写真の投稿や口コミの共有が可能となっており、体験型旅行のプロモーションに最適です。
弊社では、豊富な経験と知識を持つRED運用のプロフェッショナルが、サポートを実施しております。
台湾人観光客を集客して収益向上を図りたい方は、ぜひ一度RED運用サポートページをご覧ください。
【お役立ち資料】RED 企業アカウント申請書類とチェックリスト
RED(小紅書)の企業アカウント申請書類を、わかりやすいチェックリスト形式でまとめたシートです。
台湾人観光客の情報収集において、SNSは欠かせないツールです。
SNSを活用し、特定分野で高い影響力を持つ発信者のKOL(※)を起用したプロモーションは、集客において効果的な手段です。
※専門性や信頼性が高いインフルエンサー
そこで、弊社が支援した台湾のインバウンドプロモーションについて、以下3例を紹介します。
以下は、弊社が支援したKOL起用のSNS投稿に関する事例です。
▼KOLによる旅館紹介の投稿
▼KOLによるレジャー施設紹介の投稿
上記の投稿では、KOLが施設を体験して得た感動や発見を、多数の写真や言葉で発信しています。
KOLによる体験レポートはユーザー目線に寄り添っており、親しみやすく信頼性の高い情報として認識されます。
このような弊社の施策により、ユーザーの興味関心が高まり、施設予約といった具体的な行動につながる成果を上げられました。
以下は、弊社が支援した台湾向けのランディングページ制作事例です。
▼レジャー施設の台湾向けランディングページ
台湾人観光客のインバウンド集客に向け、繁体字表示でランディングページを制作し、スムーズな情報提供を実現しました。
予約や問い合わせページも繁体字で統一しており、ユーザーは安心して手続きを進められます。
母国語で制作されたランディングページは、台湾人観光客に親しみやすさと信頼感を与え、施設利用を促進しています。
WebサイトURL:https://www.suzukacircuit.jp/zh-tw/park/lp/
以下は、弊社が支援したFacebook運用の例です。
▼Facebookページ(繁体字表示)
Facebookでの「いいね!」やシェア機能は高い拡散効果が得られ、ブランドの認知度向上が可能です。
そこで、台湾のユーザーが日常的に使用する繁体字で情報を発信し、幅広い年齢層へアプローチしました。
世界中で多くのユーザーに利用されているFacebookの多言語対応により、台湾市場への効果的なプロモーションを実現しています。
Facebook URL:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.en/?locale=ja_JP
台湾人観光客のインバウンド需要は中国に次いで高く、継続的な集客にはリピーターのニーズに応える情報発信が欠かせません。
弊社では、FacebookやInstagram、XをはじめとするSNS運用の実績があり、近年注目が高まる小紅書(RED)についても、台湾市場に対応した運用支援が可能です。
台湾向けのSNS施策を強化したい方は、RED運用サポートページやInstagramのビジネス運用をぜひご覧ください。
【お役立ち資料】RED 企業アカウント申請書類とチェックリスト
RED(小紅書)の企業アカウント申請書類を、わかりやすいチェックリスト形式でまとめたシートです。
【関連記事】小紅書(RED)とはどんなアプリ?日本企業における活用アイデアも解説
【関連記事】インバウンド集客ではどのSNSを使うべき?運用成功のポイントも解説
【関連記事】中国SNSのKOL・KOCとは?日本企業が取るべき施策や活用時の効果も解説
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