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台湾はSNSの利用率が高く、多くの人が情報収集の手段として活用しています。
訪日者数の多さから見ても、台湾は日本のインバウンド市場において重要な位置づけです。
そのため、日本企業が台湾向けにSNS運用を始める意義は大きいといえるでしょう。
この記事では、台湾のSNS事情とあわせて、日本企業が運用を始めるべき理由を解説します。
弊社が支援したSNS運用の成功事例も紹介するので、台湾向けのインバウンド集客に力を入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
台湾ではSNSの利用率が高く、日本企業にとって重要なマーケティングチャネルの1つです。
2024年に実施された調査によると、台湾における16〜64歳のスマートフォン所有率は95%に達しており、SNSの閲覧時間も1日あたり約2時間と長い傾向にあります。
スマートフォンのほか、パソコンやタブレットの所有率も高く、台湾では幅広い世代が日常的にSNSを利用しています。
台湾向けのインバウンド集客を成功させるためには、現地のSNS事情を考慮して戦略を立てることが大切です。
日本企業が台湾向けのSNS運用を始めるべき理由として、インバウンド需要の高さが挙げられます。
2024年における台湾からの訪日者数は600万人を超え、中国と韓国に次いで3番目に大きい市場です。
また、総消費額は1兆円以上と中国に次いで2番目の規模を誇ります。
多くの台湾人が訪日前にSNSでグルメや文化体験などの観光情報をチェックしており、旅行先の選定に影響するケースも少なくありません。
台湾向けに戦略的なSNS運用を行うことで、訪日への関心を高め、インバウンド需要を取り込む効果が期待できます。
引用元:
台湾で利用率が高い人気のSNSは、主に下表のアプリです。
名称 |
利用率 |
1か月あたりの平均利用時間 |
|
84.6% |
15時間37分 |
|
68.3% |
10時間31分 |
X(旧Twitter) |
28.8% |
1時間52分 |
YouTube |
83.3% |
21時間11分 |
近年、利用率が高まっている中国のソーシャルメディアプラットフォーム「小紅書(RED)」も含め、台湾で人気のSNSアプリ5つを詳しく見ていきましょう。
なお、訪日外国人の情報源について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【関連記事】【主要国別】訪日外国人の情報源一覧|今から対策をはじめるならSNS一択!
名称 |
|
利用率 |
84.6% |
利用が多い年代 |
30〜40代を中心とする幅広い世代 |
性別分布 |
|
1か月あたりの平均利用時間 |
15時間37分 |
Facebookは、台湾で最も幅広い世代に利用されているSNSです。
コンテンツの共有やコミュニティ参加といった個人利用のほか、企業によるSNSマーケティングにも活用されています。
オンラインショッピングやライブストリーミングなどの新機能も追加され、Facebookを通じてユーザーとダイレクトにやり取りできる点が特徴です。
また、Facebookと連動したサービスである「Messenger」もユーザー数が多い傾向にあります。
FacebookとMessengerは今もなおユーザー数が増え続けており、SNSマーケティングの重要な位置づけであるといえるでしょう。
名称 |
|
利用率 |
68.3% |
利用が多い年代 |
10〜20代が中心 |
性別分布 |
|
1か月あたりの平均利用時間 |
10時間31分 |
Instagramも、台湾で人気のSNSアプリの1つです。
写真やショート動画といった視覚的なコンテンツに適しており、グルメや観光地などを紹介する投稿と相性が良い点が特徴です。
また、Meta社が提供するテキストベースのプラットフォーム「Threads」も、台湾の若者を中心に人気が高まっています。
2024年の台湾大統領選挙をきっかけに、政治への関心が高い層にも利用が広がりました。
InstagramとThreadsを併用することで、若年層へ効率的にリーチしやすくなるでしょう。
名称 |
X(旧Twitter) |
利用率 |
28.8% |
利用が多い年代 |
20〜30代が中心 |
性別分布 |
|
1か月あたりの平均利用時間 |
1時間52分 |
台湾におけるX(旧Twitter)の利用率は、他国と比べて低い傾向にあります。
X(旧Twitter)の利用率が低い要因として、サービス展開時に繁体字に対応しておらず、使用感が似ているSNSも存在しなかったことなどが考えられます。
ただし、2024年から2025年にかけて利用率が増加傾向にあるため、リアルタイムの情報を発信する手段としてX(旧Twitter)を活用できるケースもあるでしょう。
また、X(旧Twitter)と同様の機能を持つ「Plunk」は、近年台湾で注目されているSNSアプリです。
利用率はX(旧Twitter)よりも低いものの、イラストレーターや二次創作者などが利用しており、特定のコミュニティ向けに高い拡散力が期待できます。
名称 |
YouTube |
利用率 |
83.3% |
利用が多い年代 |
幅広い世代 |
性別分布 |
|
1か月あたりの平均利用時間 |
21時間11分 |
YouTubeは、台湾で最も人気がある動画配信のプラットフォームです。
1か月あたりの平均利用時間は約21時間と最も長く、年代や性別を問わず多くの人に親しまれています。
台湾では、動画配信用のコンテンツに限らず、多くの人がYouTubeでドラマやニュース、バラエティ番組などを視聴しています。
また、ライブ配信を通じたリアルタイムの交流も盛んに行われており、動画を起点としたプロモーション施策としてYouTubeは効果的なプラットフォームだといえるでしょう。
名称 |
小紅書(RED) |
利用が多い年代 |
10〜20代が中心 |
性別分布 |
女性ユーザーが中心 |
中国のソーシャルメディアプラットフォームであるREDは、美容やファッション関連の情報共有を中心としたアプリです。
近年は台湾の若者を中心に、REDの利用が増加しています。
写真や動画投稿がメインであることから、「中国版Instagram」とも呼ばれています。
台湾を含む中華圏の若い女性ユーザーにリーチしたい場合は、REDの運用も視野に入れると良いでしょう。
REDの活用アイデアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【関連記事】小紅書(RED/レッド)とはどんなアプリ?日本企業における活用アイデアも解説
台湾の海外旅行者の多くは、訪日旅行経験者という市場特性があります。
そのため、弊社ではまだ知られていない地方の魅力を伝えるためのプロモーション戦略として、台湾向けSNS運用を支援しています。
以下の2つは、弊社が支援した台湾向けSNS運用の代表的な事例です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
KOL(Key Opinion Leader)を起用した投稿制作の事例を紹介します。
KOLとは、特定の分野に関する知識を活かして専門的なコンテンツを発信している影響力が高い人のことです。
KOLを起用した投稿は、情報の信頼性が高まりやすく、口コミとしても観光魅力を伝えられるメリットがあります。
こちらは弊社のお客様である旅館において実際にKOLを起用し、SNS用の投稿制作をした事例です。
▼KOLを起用した旅館のFacebook・Instagramの投稿
KOLによるコンテンツ投稿により、旅館が発信する情報と比べてユーザー目線に寄り添ったアプローチが可能になります。
インバウンド集客でおすすめのSNSや運用のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
【関連記事】インバウンド集客ではどのSNSを使うべき?運用成功のポイントも解説
大型レジャー施設のFacebook運用において、多言語対応をサポートした事例です。
台湾を含む中華圏の家族層をターゲットに、繁体字・英字でFacebook投稿をしています。
▼Facebookページの例(繁体字版)
リーチ数を増やすための施策として、ハッシュタグは「#家族旅行」「#遊樂園」のように現地で検索されやすい繁体字を使用しているのがポイントです。
また、施設の魅力が分かりやすく伝わるよう、アクティビティの楽しさやアクセスのしやすさを意識した投稿内容で構成しています。
Facebook繁体字:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.tw
Facebook英字:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.en/?locale=ja_JP
台湾のSNS事情として、スマートフォンの普及率だけではなく、SNSの利用率が高い点が特徴です。
そのため、インバウンド需要の取り込みを期待する日本企業にとって、SNS運用は大きなビジネスチャンスになります。
弊社では中国で人気の高いREDや、Instagram、XのSNS運用をサポートしています。
台湾市場向けのインバウンド集客を成功させたい方は、RED運用サポートページやInstagram運用ページをご確認のうえ、お気軽にお問い合わせください。
【お役立ち資料】RED 企業アカウント申請書類とチェックリスト
RED(小紅書)の企業アカウント申請書類を、わかりやすいチェックリスト形式でまとめたシートです。
【関連記事】6-8「小紅書 台湾」
【関連記事】【3ステップ】小紅書(RED/レッド)の企業アカウント作成ガイド!注意点も解説
【関連記事】中国SNSのKOL・KOCとは?日本企業が取るべき施策や活用時の効果も
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