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【プロが解説】企業ホームページに最適なサーバー5選!

2025.08.22

【プロが解説】企業ホームページに最適なサーバー5選!

企業ホームページを作成・運用するためには、サーバーの利用が欠かせません。
小規模・成長中・大手などのフェーズごとに最適なサーバーを選択し、ホームページの作成および運用に取り掛かる必要があります。
しかし、サーバーには複数の種類が用意されており、自社に最適なものが分からないという方もいるでしょう。

この記事では、企業ホームページ用のおすすめサーバーについて、種類や費用を踏まえながら解説します。
選定ポイントや現場のリアルな声もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

企業ホームページ作成時に必要なサーバーとは

そもそもサーバーとは、ホームページやメールなどにおける情報の保管場所です。
ホームページの作成には、データを保管するサーバーが必須となっています。

サーバーには大きく分けて、自社サーバーとレンタルサーバーの2つが存在しており、それぞれの特徴は下表の通りです。

自社サーバー

  • 自由度は高いが、自社で設定・運用・管理する必要がある
  • 導入コストは高い

レンタルサーバー

  • 自由度は低いが、設定やメンテナンスは必要ない
  • 導入コストは低い

自社サーバーは初期費用がかかり、導入から運用に至るまで専門的な知識を有するため、ハードルが高いといえます。
一方、レンタルサーバーであれば、導入コストを抑えつつ比較的手軽にホームページを運用できるためおすすめです。
専門の業者にサーバーの管理を任せられる点は、安心した運用にもつながります。

企業ホームページ作成時にレンタルできるサーバーの種類

企業ホームページ作成時にレンタルできるサーバーの種類について、以下に挙げる2つから紹介します。

  1. 無料・有料の違いによる種類
  2. 利用方法の違いによる種類

それぞれ詳しく見ていきましょう。

無料・有料の違いによる種類

無料・有料それぞれのレンタルサーバーにおける、メリットやデメリットは下表の通りです。

無料のレンタルサーバー

有料のレンタルサーバー

メリット

費用がかからない

  • 安全性が高い
  • 機能が充実している
  • 広告が表示されない

デメリット

  • 安全性が低い
  • 機能が限られる
  • 広告が表示される

費用がかかる

無料のレンタルサーバーはコストをかけずに利用できる反面、安全性や機能では劣ります。
有料のレンタルサーバーであれば、コストはかかるものの、安全かつ広告のストレスもなくユーザーは利用可能です。

企業が運営するホームページという観点では信頼性が重要なため、有料のレンタルサーバーを選択するのが適しているでしょう。

利用方法の違いによる種類

レンタルサーバーにおける、利用方法の違いによる種類は下表の通りです。

概要

メリット

共用サーバー

  • 1つのレンタルサーバーを複数人で共有して利用
  • 小規模・成長フェーズ企業向け
  • 最もコストが低い
  • 設定・運用・メンテナンスを任せられる

専用サーバー

  • 1つのレンタルサーバーを独占して利用
  • 大手企業向け
  • 他のユーザーからの影響を受けない
  • カスタマイズ性が高い

VPS(仮想専用サーバー)

1つのレンタルサーバーを複数人で共有するが、サーバーを仮想化することで専用サーバーのように利用

  • コストが低い
  • カスタマイズ性が高い

クラウドサーバー

  • VPS同様に1つのレンタルサーバーを複数人で共有しつつ、サーバーを仮想化することで専用サーバーのように利用
  • ディスク容量などのリソースを柔軟にカスタマイズ可能

アクセス状況などに応じ、リソースをカスタマイズできる

共用サーバーは、コストが低く専門知識を必要とせず運用できる点が、大きなメリットです。
ただし、複数人での利用はサーバーに負荷がかかってしまい、一時的に速度が低下する可能性もあります。
専用サーバー・VPS・クラウドサーバーは、自由度の高さに優位性がある一方、専門知識や人的リソースがかかる点はデメリットです。

サーバーの設定や運用に精通しているスタッフがいない場合は、基本的に共用サーバーの利用をおすすめします。

企業ホームページ用レンタルサーバーの選定ポイント

企業ホームページ用レンタルサーバーの選定ポイントは、以下に挙げる5点です。

  1. 初期費用・月額費用
  2. 希望する性能・機能の有無
  3. セキュリティ対策の充実度
  4. HTTPS化(SSL化)対応の有無
  5. これまでの実績

費用は安ければ良いわけではなく、機能面も考慮したうえで選択する必要があります。
インターネットは便利な一方、情報漏洩やネット犯罪のリスクも少なからず存在するものです。

自社ホームページを安心して利用してもらうため、セキュリティ対策やHTTPS化(※)についても、選定時に必ずチェックしましょう。
※ホームページの通信を暗号化し、個人情報が盗まれないように守るための仕組み

“ベイス”
ベイス
編集部

ベイスではUX/UI(※)の向上を目的にlazyloadやWebPで高速表示対応を実施し、HTTPへのアクセスはHTTPSへのリダイレクトを行っています。
※UX:サービスや製品を通じて得られる「使いやすさ・満足感などの体験」
※UI:ボタンやメニューなど「ユーザーが実際に操作する部分の設計」

ユーザーの利便性向上はもちろん、安心してアクセスできるホームページ制作がポイントです。

【企業ホームページにおすすめ】代表的なサーバーの費用一覧

企業ホームページにおすすめする、代表的なサーバーの費用一覧は、下表の通りです。

サーバーの種類

料金プラン

無料SSL証明書発行

サポート体制

無料お試し期間

エックスサーバー

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS(仮想専用サーバー)

スタンダード
月額990円〜

電話
メール
チャット

10日間

ロリポップ

共用サーバー

エコノミー
月額99円〜

電話
メール
チャット
(プランによる)

10日間

さくらのレンタルサーバ

共用サーバー

ライト
月額121円〜

電話
メール
チャット

14日間

お名前.com レンタルサーバー

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS(仮想専用サーバー)

月額2,398円

電話

初月最大1か月無料

ラッコサーバー

共用サーバー

RK1
月額440円〜

メール
チャット

30日間

GMO

  • 共用
  • VPS
  • クラウ
  • GPUサーバー
  • 月額数百~数千円、
  • 時間課金も選択可

電話
メール
チャット

Z.com:30日返金保証あり、Cloud Americaはなし

Future Spirits

  • 共用
  • フルマネージドVPS
  • 専用機

V1:初期20,000円+月26,500円、V2:月31,500円~

電話、メール(フルマネージド、エンジニアによる導入・障害対応支援あり)

公式では明示なし(Storageサービスに体験版)

いずれのサーバーも無料SSL証明書発行には対応しており、サポート体制も備えられています。
料金はサーバーによって異なり、プラン次第でも変わるため、費用と機能は事前にチェックしましょう。
無料お試し期間も設定されているため、実際に利用してから選択するのもおすすめです。

なお、弊社では豊富な支援実績に基づき、向こう5年を見据えたホームページ制作をサポートしています。
集客力のあるホームページを実現したい方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

ホームページのサーバーはあとから変更できる?

ホームページのサーバーをあとから変更することは、可能です。
サーバーを変更するメリットには、コストの削減や表示速度の改善などが挙げられます。
サーバー変更の手順は、以下の5ステップです。

  1. データをバックアップする
  2. 新しいサーバーを契約する
  3. 新しいサーバーに独自ドメインを登録する
  4. 新しいサーバーにデータをアップロードする
  5. 動作確認を行う

例えば、現在利用しているサーバーのスペックが足りていない場合や、反対にオーバーしている場合には変更が有効です。
サーバーを選択したら終わりではなく、実情に合っているか、導入後も定期的に見直しましょう。

【Q&A】ホームページのサーバーについて制作責任者へ聞いてみた!

ここでは、ホームページにおけるサーバーについてのQ&Aを紹介します。
弊社の制作責任者へ、以下に挙げる3つの質問を投げかけてみたので、ぜひ参考にしてください。

  1. 現在のサーバーを選ぶようになった理由は?
  2. サーバー選定時に起きやすいトラブルとは?
  3. サーバー移行の提案で意識していることは?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

質問①:現在のサーバーを選ぶようになった理由は?

標準的なレンタルサーバーであれば、コーポレートサイトを構築する分に大きな差はありません。
ただ、コスト・仕様・サポート・安定稼働・普及率のバランスが優れているため、さくらのレンタルサーバを選ぶようになりました。

標準的な仕様とオプションは使いやすく、広く普及していることで技術的な知見も探しやすいです。
サーバー障害はどこでもあり得る問題ですが、その頻度と復旧スピード、スピーディーな問い合わせ対応も決め手となりました。

一方、従来メインで利用していたGMOのサーバーは若干コストが高く、サポート体制も不十分でした。
もし、ホームページ+サーバー契約がセットの場合は、制限がありそのまま使用できないので、載せ替えを提案するようにしています。

質問②:サーバー選定時に起きやすいトラブルとは?

クライアント自身で契約されるケースでは、契約の更新漏れで急に使えなくなるリスクや、そもそも契約の仕方が分からないことがあります。

また、サーバーの仕様や容量を、適切に選択できないケースもよくあります。
例えば、大きなデータやアクセス負荷が高いサービスは、それに応じたサーバー選択が必要です。
最初はスペックが不要でも、事業展開後に必要になるパターンも起こり得ます。

AWSのようなサーバーは自由度と拡張性の高さが特徴ですが、ご自身で初期設定しないといけないため、対応できる人も限られてしまいます。
サーバー選定時には、将来的な展開や運用も考慮して選択するのがポイントです。

質問③:サーバー移行の提案で意識していることは?

まずは、以下に挙げる現状を把握することです。

  • 契約者・管理者は誰か
  • Webサーバーに載っているのはWebサイトデータだけか
  • メールサーバーやアカウント数はどうなっているか
  • 契約期間は十分に残っているか

契約者・管理者が不明なケースも多く、代理での問い合わせも対応可能です。
次に移行先のサーバー選定では、要件に合った仕様・プランのサーバーか、契約と管理は誰が行うかをチェックします。

契約期間内に終えないと旧サーバーの更新が必要になるため、スケジュール・進行管理も重要です。
メールサーバー載せ替えを含む場合は、クライアントの業務にも影響が出るので、必ず確認します。

まとめ:企業ホームページ用サーバーは有料・共用がおすすめ

企業ホームページ用サーバーには、さまざまな種類がありますが、おすすめは「有料・共用」です。
自社の規模や予算を踏まえながら、ホームページ用のサーバーを比較検討しましょう。

なお、弊社ではサーバーの選定からホームページ制作まで、経験豊富な専門家がサポートしています。
ぜひ、弊社までご相談の上、事業規模や目的に応じた、最適なサーバーを一緒に選びましょう。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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