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ランディングページの利便性とは?コンバージョンを最大化する設計ノウハウと制作事例

2025.09.12

ランディングページの利便性とは?コンバージョンを最大化する設計ノウハウと制作事例

ランディングページ(LP)を制作したものの、「広告からのアクセス数は多いのに、なぜかコンバージョン(CV)につながらない」と悩んでいる企業は少なくありません。
広告運用でどれだけ集客できても、その受け皿となるLPの質が低ければ、期待通りの成果を得ることは難しいものです。
ランディングページの成果を最大化するためには、ただ見た目を良くするだけではなく、ユーザーにとっての「利便性」を徹底的に追求することが必要になります。

この記事ではランディングページの利便性とは何か、なぜ改善が必要なのかを解説します。
弊社の独自ノウハウに基づいた具体的な改善方法や制作事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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ランディングページの利便性とは?なぜ今、改善が必要なのか

ランディングページの利便性とはユーザーがストレスなくページを閲覧し、かつ必要な情報を取得でき、最終的な目標(※)をスムーズに達成できる度合いを指します。
※商品購入や問い合わせなど

代表の弊社は、ランディングページを「広告の受け皿であり、顧客との最初の接点」と位置付けています。
広告に投じた費用を最大限に活かすためには、この受け皿であるランディングページが最高のパフォーマンスを発揮することが必要です。
ここではランディングページの利便性に関する基礎知識として、以下の4つを解説します。

  1. ランディングページの利便性の定義と目的
  2. 利便性の評価基準
  3. 利便性の確認方法(ユーザー視点とデータ視点)
  4. 積極的に改善すべき理由(Google広告の品質スコアとの関連性)

なお、ランディングページの作り方について振り返りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【初心者向け】ランディングページの作り方!勝てる型やデザイン例も紹介

ランディングページの利便性の定義と目的

ランディングページの利便性を高める主な目的は、以下の2つです。

  1. コンバージョン率(CVR)の向上
  2. 広告効果の最大化

以下のようにユーザーが快適に情報収集でき、迷わずフォームにたどり着けるランディングページにすることでCVRを高められます。

  • ページの表示速度が速い
  • 情報が整理されている
  • CTA(※)が明確である など

※お問い合わせや資料請求といった行動を促す文言やボタンなど

特にリスティング広告など、広告からの流入を前提としたランディングページの場合、利便性の高さが広告のパフォーマンスに直結します。
Google広告の品質スコアにも影響するため、利便性を高めることは、結果として広告費の最適化にもつながるのです。

利便性の評価基準

ランディングページの利便性は、下表に挙げる3つの段階で評価されます。

評価段階

解釈

優れている

非常に見やすく、情報が整理されており、ユーザーが迷わず目的を達成できる

平均的

大きな問題はないが、改善の余地がある

平均より下

以下をはじめとしてユーザーにストレスを与える要因が多い

  • ページの読み込みが遅い
  • 情報が探しにくい
  • スマホでの操作が難しい など

特に「平均より下」に該当する場合は、早急な改善が必要です。

利便性の確認方法(ユーザー視点とデータ視点)

ランディングページの利便性を確認するには、ユーザー視点とデータ視点の両方からアプローチすることが大切です。

ユーザー視点

データ視点

確認方法

実際に自分でスマホやPCからランディングページを閲覧する

Googleアナリティクスやヒートマップツールを活用する

分析対象

  • 読み込み速度
  • 文字の大きさ
  • フォームの入力しやすさ など
  • 直帰率
  • 滞在時間
  • スクロール率
  • クリック箇所 など

実際の操作感と数値の裏付けをセットで確認することで、確実に改善点を見つけられるようになります。

積極的に改善すべき理由(Google広告の品質スコアとの関連性)

ランディングページの利便性Google広告の「品質スコア」に影響するため、積極的な改善が必要です。
そもそも、品質スコアは下表に挙げる3つの要素で構成されています。

構成要素

意味

推定クリック率

広告が表示された際に、クリックされる可能性はどれくらいあるか

広告の関連性

広告が、ユーザーの検索意図やキーワードとどれだけ関連しているか

ランディングページの利便性

ランディングページが、ユーザーの検索意図や広告の内容とどれだけ関連しており、使いやすいか

ランディングページの利便性が低いと、Google広告の「品質スコア」が低下し、広告の掲載順位が下がったり、クリック単価(CPC)が上がったりするといったデメリットが生じます。
3つの要素はすべて密接に関係していますが、特にランディングページの利便性は、広告のクリック後にユーザーが最初に体験する要素であり、品質スコアを左右する重要な指標となっているのです。

ランディングページの利便性を改善する方法:弊社の独自ノウハウ

弊社が長年のランディングページ制作・運用支援で培ってきた「勝てるLPの型」には、利便性を高めるためのノウハウが凝縮されています。
ここでは、その一部を具体的な改善方法として紹介します。

  1. 広告とランディングページの関連性を高める
  2. 情報を充実させて信頼性向上を図る
  3. 分かりやすい導線で次のアクションを促す
  4. 見やすい・使いやすいデザインにする
  5. 高速表示で離脱率を下げる

なお、広告の受け皿であるランディングページの利便性を改善することは、広告費という投資を無駄にしないための最も確実な方法です。
Web広告の運用成果を最大化したい方は、LP制作ページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

改善方法①:広告とランディングページの関連性を高める

ユーザーは、広告をクリックした瞬間にその内容に期待を抱いています。
その分、ランディングページが広告の内容と異なる場合、ユーザーは一瞬で離脱してしまいます。
このような事態を避けるためにも、以下によって広告とランディングページの関連性を高めることが必要です。

  • 広告バナーとのつながりをもたせる
  • 独自性・他社との差別化を意識する

ランディングページのファーストビューには、広告バナーと共通のキャッチコピーやデザイン要素を配置し、「広告と同じページに来た」という安心感を与えましょう。
また、ランディングページ全体を通じて、他社にはないサービスや商品の強み・独自性を明確に訴求することで、ユーザーの興味を引きつけやすくなります。

改善方法②:情報を充実させて信頼性向上を図る

ユーザーは商品やサービスを申し込む前に、提供元が信頼できる企業かどうかを慎重に判断します。
権威性・信頼性を示し、説得力を高めるうえでは、下表のような数値や声の掲載が有効です。

具体的な数値

「業界シェアNo.1」「導入実績1,000社以上」など

第三者の声

実際にサービスを利用したお客様の声や導入事例

“ベイス”
ベイス
編集部

コンテンツにおいても、権威性や専門性を高めることが重要です。
「〇〇賞受賞」といった具体的な数字や他者評価、「誰のどのような課題を解決したか」という第三者のリアルな声を掲載することで、情報の信ぴょう性が増し、ユーザーの信頼獲得につながります。

“ベイス”
ベイス
編集部

また、ランディングページでは、キービジュアル直下でアテンションを維持することも大切になります。
「こんなお悩みありませんか?」といったコーナーはよく見かけますが、ユーザーの興味を削ぐ可能性があるため、不要です。

“ベイス”
ベイス
編集部

代わりに、スクロールすることで何が分かるのかを先出しし、期待感を煽るような構造にしましょう。
結果としてユーザーの離脱を防ぎ、読み進めてもらうための強力な動機付けとなります。

改善方法③:分かりやすい導線で次のアクションを促す

ユーザーの行動を促すCTAは、ランディングページの「心臓部」です。
デザインや文言を工夫することで、クリック率を向上させられます。
設置場所は以下を中心として、ユーザーの心理に合わせて配置しましょう。

  • ファーストビュー
  • 各セクションの末尾
  • フォームの手前 など

また、ユーザーが「申し込もう」と決意したときに、すぐ入力できる位置へフォームを配置することも、離脱を防ぐうえで重要な一手となります。

“ベイス”
ベイス
編集部

ランディングページでは、他社との圧倒的な差別化ポイントを明確に訴求することが重要です。
このとき、「説明」ではなく「接客」を意識しましょう。
無機質なテキスト部分には社長や担当者の写真を掲載して「人感」を出し、ユーザーの共感を誘うことでアテンションを維持できます。

“ベイス”
ベイス
編集部

導入ステップや価格表など、興味がある人しか見ないコンテンツは、グラデーションで折りたたんで縦幅を短縮し、全体の離脱を防ぐような設計も効果的です。

導線設計のポイントや成功事例について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】【成功事例付き】サイト導線とは?重要な理由や設計時のポイントを解説

改善方法④:見やすい・使いやすいデザインにする

デザインは単なる装飾ではなく、利便性を左右する重要な要素です。
特に、スマホからのアクセスが主流となった今、小さい画面でも見やすく、操作しやすいデザインが必須となります。
以下を中心にスマホサイトを最適化することで、UX(ユーザー体験)を向上させましょう。

  • テキストサイズ
  • ボタンの大きさ
  • 追跡メニューの出現タイミング など

なお、ユーザーがページをスクロールした際に、CTAが常に表示される「追跡メニュー」は非常に効果的ですが、画面を圧迫しすぎないよう、出現するタイミングや大きさを調整することが重要です。

“ベイス”
ベイス
編集部

ランディングページでは、ユーザーの心理と利便性を考慮した設計が不可欠です。
追跡メニューのボタンは親指でタップしやすいギリギリの縦幅にすることで、スマホユーザーの操作性を向上させます。

“ベイス”
ベイス
編集部

また、コンプライアンス遵守とUX向上が不可欠のため、景品表示法に則った正確な表記を徹底しましょう。
入力フォームにはバリデーション(※)を実装し、必須項目がそろうまで送信ボタンを押せないように設計することも大切です。
※入力内容を確認・検証し、入力ミスを防ぐチェック機能

“ベイス”
ベイス
編集部

エラー発生時には具体的なエラーメッセージを明示することで、ユーザーはスムーズに修正でき、ストレスなくコンバージョンへと導けます。

改善方法⑤:高速表示で離脱率を下げる

ページの表示速度が遅いとユーザーは苛立ちを感じ、離脱してしまいます。
特に広告から流入した場合、ユーザーは一瞬の遅延も許容しません。
そのため、下表のような表示速度の改善が必須です。

改善方法

内容

画像容量の削減

画像のファイルサイズを最適化することで、読み込み時間を大幅に短縮できる

遅延読み込み

ファーストビュー以外の画像を、ユーザーがスクロールしたタイミングで読み込む設定にすることで、初期表示速度を向上させる

“ベイス”
ベイス
編集部

ランディングページのスマホ版では、アテンション維持のためにテキストの羅列を避けることが不可欠です。
4行以上の長文はユーザーの離脱を招くため、テキストは簡潔にまとめ、写真やイラストを効果的に活用しましょう。

“ベイス”
ベイス
編集部

これにより、ユーザーは読み込まなくても内容が直感的に理解できるようになり、スクロールを促すことでページ全体の離脱率を減らせます。

表示速度の重要性や改善方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】ホームページの表示速度が遅いと売上に大ダメージ?測定・改善の方法を解説

「勝てるLPの型」を実装したランディングページ制作事例

こちらは弊社が制作を担当し、「勝てるLPの型」を実装した株式会社アメイズ様のランディングページです。

業種

リフォーム・外壁塗装

改善点

  • 広告バナーとのつながり
  • お客様の声の掲載
  • 具体的な数値による権威性アップ
  • CTAの最適化

ランディングページのURL

https://lp.amaze-inc.com/

▼株式会社アメイズ様ファーストビュー

株式会社アメイズ様のランディングページは、ファーストビューから広告との関連性を高めるデザインを採用し、ユーザーに安心感を与えています。
また、スクロールすることで何が分かるのかを先出しし、ユーザーの「もっと知りたい」という気持ちを後押しする構成となっています。
さらに、「創業30年以上の実績」といった具体的な数値や、お客様の声を掲載することで、信頼性を向上させました。

結果として、このランディングページは高いコンバージョン率(CVR)を維持しており、広告効果を最大限に引き出すことに成功しています。
弊社はただランディングページを作るだけではなく、Web広告運用LP制作をセットでサポートできることが強みです。
利便性を考慮したランディングページ設計から、その効果を最大限に引き出す広告運用まで一貫した支援を受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ:広告運用の成果向上にはランディングページの利便性改善が必須

ランディングページの利便性はCVRの向上だけではなく、広告効果の最大化にも直結する重要な要素です。
まずはヒートマップやアナリティクスを活用し、ユーザーの行動データを分析することで、客観的な課題を発見しましょう。

また、広告との関連性や分かりやすい導線など、ユーザー心理に沿った設計を徹底し、継続的に分析・改善を繰り返すことも大切です。
実際に運用しながらデータを分析し、A/Bテストなどを繰り返すことで、さらに高い成果を目指せるようになります。

Web広告の受け皿であるランディングページの利便性を改善することは、広告費という投資を無駄にしないための最も確実な方法です。
ランディングページの成果を最大化したい方は、LP制作ページをご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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