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「閲覧数」を見て安心するな!企業担当者が本当に見るべき指標と、アクセス数を「料理」するプロの運用術

create 2026.01.15 

「閲覧数」を見て安心するな!企業担当者が本当に見るべき指標と、アクセス数を「料理」するプロの運用術

会社のホームページは、単なる「会社紹介パンフレット」ではありません。
ホームページは問い合わせを獲得し、信用を築き、採用を成功させるための「休まない営業装置」であり「デジタル資産」です。

そして「数値」は、資産としてのホームページが「今、正常に機能しているかどうか」を判断する唯一の言語となります。
多くの企業担当者は「表示回数(=PV:ページビュー)が増えているから大丈夫だろう」と安心しがちです。
しかし、Webマーケティングの世界で、この「なんとなく」な感覚ほど危険なものはありません。

ホームページ制作運用歴が20年で、常時500社以上のホームページを監視し、結果を出し続けてきた私たちは断言します。
ホームページのアクセス数は見るだけでは意味がなく、「料理」をして初めて価値が生まれるのです。

この記事では企業担当者が本当に知っておくべき、ホームページの閲覧数を調べる方法を解説します。
閲覧数から成果を生み出すための「プロの料理法」も、具体的な指標に落とし込みながら紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「感覚」は通用しない!ホームページの共通言語は「数値」である

ホームページ制作にかかる費用はコストではなく投資であり、そのリターンを最大化するのが私たちのミッションです。
私たちが最も重視する投資対効果の向上には、ホームページが発している「数値」という言語を理解する必要があります。

危険な「PV信仰」からの脱却

PV(ページビュー)は単にページが表示された回数であり、「誰が、どれくらいの時間、どのような意図で見たのか」という肝心な情報が欠落しています。
それにもかかわらず、「今月のPVは〇万件でした!」という報告に満足してしまう企業担当者は後を絶ちません。

例えるなら、「店に来た客の人数は数えているが、誰が何も買わずに帰ったかは見ていない」状態です。
このような状態では、営業装置として働くホームページの健康状態はとうてい測れません。
企業担当者が今すぐやるべきことは、プロの道具である以下2つを使いこなし、ホームページの真実を知ることです。

  1. Googleアナリティクス4(GA4)
  2. Googleサーチコンソール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

プロの道具①:Googleアナリティクス4(GA4)

GA4は、ユーザーがホームページ内で「何をしたか(イベント)」を計測することに特化したツールです。
従来の表示回数を中心とした計測から脱却し、「滞在した質」と「目標行動」に焦点を当ててユーザーの「エンゲージメント(貢献度)」を重視します。
特に見るべき基本数値は、以下の3つです。

  1. トラフィック
  2. ターゲットページ遷移率
  3. CVR(コンバージョン率)

上記を毎日見ていれば、ホームページの異常にもいち早く気付けるようになります。

プロの道具②:Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、ホームページが「Googleからどう見られているか」を知る唯一のツールです。
「どのようなキーワードで検索されているか」「検索順位はどうか」という、集客の入り口だけではありません。
「ホームページの技術的なエラーはないか」という健康状態も把握できる、パンドラの箱です。

なお、私たちが「ちゃんと管理された状態」と定義するのは、Ahrefs(エイチレフス)のヘルススコアで95点以上です。
誰から見ても「できている」「できていない」が分かる明確な数値基準となっています。

企業担当者が本当に見るべき「魚の骨」KPIとは

私たちが運用を担う数百社のホームページを解析した結果、成果に直結するKPI(重要業績評価指標)には、必ず押さえるべき「型」があることが分かりました。
私たちはこれを、「魚の骨(フィッシュボーン)」と呼んでいます。

上図は、ホームページへの流入(頭)から、問い合わせ(尾)までの「最も重要な情報伝達の背骨」を指します。
反響がないホームページは背骨のどこかでエラーが起こり、動脈硬化を起こしている状態です。
ここでは、各部位で見るべき指標と測定の目的について解説します。

指標の部位

指標名

測定する真の目的

頭(集客力)

セッション数・エンゲージメント率

サイトに来ている「人」の量と「質」

胴体(血流)

ターゲットページの閲覧数

問い合わせに至る「導線」の機能性

尾(成果)

CV数・CVR

最終的な「投資対効果」

なお、私たちは徹底したデータドリブンな運用で、貴社のホームページを「確実に結果を出す営業装置」へと昇華させられます。
自社で「魚の骨」の運用が難しいと感じた方は運用サポートページをご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

頭:セッション数とエンゲージメント率―「数」と「質」の両立

背骨のうち、頭の部分で見るべき指標は以下の3つです。

  1. セッション数(訪問数)
  2. エンゲージメント率
  3. イベント数とコンバージョンイベントの定義

それぞれ詳しく見ていきましょう。

セッション数(訪問数)

セッション数は、ホームページへ訪問した人数です。
まずは純粋な数値で「頭」のサイズを把握しますが、これだけでは足りません。

エンゲージメント率

エンゲージメント率は、以下が発生したセッションの割合を把握できる最重要指標です。

  • 10秒以上滞在した
  • コンバージョンイベントを発生させた
  • 2ページ以上閲覧した

エンゲージメント率をチェックすべき理由は、質の高い集客ができているか否かを測るためです。
エンゲージメント率が低いということは、「貴社のホームページに来たユーザーは、すぐに期待を裏切られて帰っている」という冷徹な事実を意味します。
Web広告SEOでいくら集客しても、エンゲージメント率が低ければ、ザルに水を注いでいるのと同じです。

特に、生成AIからの流入はCVRが高いというデータがあります。
AIという一次フィルターを通しておすすめされたほうが、ユーザーのモチベーションが高いためです。
無駄な広告費を増やさないためにも、エンゲージメント率は必ずチェックしましょう。

イベント数とコンバージョンイベントの定義

GA4では、以下のようなホームページ内で行われた重要な行動を「イベント」として設定します。

  • お問い合わせフォームの到達
  • ボタンのクリック
  • 動画の再生 など

また、最終的なゴール(問い合わせ完了など)を「コンバージョンイベント」として定義します。
例えば、「お問い合わせボタンのクリックイベント」は多いのに、「コンバージョンイベント」が少ない場合、フォーム自体に問題(項目が多すぎる/エラーが出ているなど)があることが特定できます。

ユーザーがゴールに至るまでの行動を正確に計測することが、成果につながる改善の出発点になるのです。

胴体:ターゲットページの閲覧数―「血流」のチェック

胴体は「魚の骨」の中央であり、成果を生む導線が正常に機能しているかという「血流」を測る指標となります。
血流とは、以下のような最終的にユーザーを誘導したいターゲットページへの遷移です。

  • 主力サービス
  • 導入事例
  • 料金ページ など

ランディングページやブログ記事からターゲットページへの遷移が極端に少ない状態は、「ユーザーに次の行動を促す設計(CTA)ができていない」ことを示します。

私たちが制作するホームページはブログ記事であれ、TOPページであれ、必ず「次に見るべきページ」を明確に示し、このターゲットページへの血流を最大化するように設計されています。
「誰に教えたくなるサービスなのか」を明確化し、その情報をビジュアルに昇華させた「設計」です。

胴体部分の誘導率を上げるには小手先のビジュアルではなく、この「設計」と「導線」の改善が鍵となります。

尾:CV数とCVR(コンバージョン率)―「投資対効果」の最終審判

CV数とは、以下のような「ホームページのゴール」を達成した数です。

  • 問い合わせ
  • 資料請求
  • 見積もり依頼 など

また、CVに至った割合を示すのがCVRとなり、「CV数÷セッション数」で算出できます。
このうち、CVRは貴社のホームページにおける「真の営業力」を示す指標です。

CVRが高い場合はホームページの設計や訴求内容などが、ユーザーのニーズと完全に一致している証拠となります。
一方、CVRが低い場合は、アクセスがいくらあっても、以下をはじめとする最終的な「設計ミス」があることを意味します。

  • フォームの入力項目が多すぎる
  • 料金が分かりにくい
  • オファーが弱い など

CV数とCVRを正しく把握し改善し続けることが、ホームページの投資対成果を最大化する唯一の方法なのです。

プロの「料理法」:数値を課題の洗い出しに活かす

「魚の骨」を構成するKPIが計測できたら、次はそれを「料理」して具体的な改善策を導き出す番です。
具体的な料理法は、以下の2つになります。

  1. Googleサーチコンソールで「集客の入り口」を最適化する
  2. GA4の指標から「課題のボトルネック」を見つける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

料理法①:Googleサーチコンソールで「集客の入り口」を最適化する

集客がうまくいっていない場合、まずはGoogleサーチコンソールを開き、「検索パフォーマンス」を見ましょう。
Googleサーチコンソールの数値で示唆される課題と打ち手の例は、下表の通りです。

課題のパターン

数値

示唆される課題

プロの打ち手

検索順位が高いのにクリックされない

掲載順位:高
CTR:低

検索結果に表示されるタイトルやディスクリプションが魅力的でない

タイトルに具体的な数字や、ターゲットの悩みを解決するキーワードを追記する

表示回数(インプレッション)が多いのに、順位が低い

表示回数:多
掲載順位:低

そのキーワードで世の中の人が貴社に期待しているが、コンテンツの質が低い

コンテンツをリライトし、トピックの網羅性を高める

GA4の流入元が急に減った

カバレッジでエラーが多発している

サイトの技術的な不具合(※)が原因となっている

放置せず、Googleからの評価に関わるクリティカルなエラーを即座に潰す

※クロールエラー、モバイル対応の不備など

特に注意したいのは、Googleサーチコンソールで検知されているクリティカルなエラーです。
私たちが引き継いだ案件の中には、このようなエラーすら何年も放置されているにもかかわらず、管理費を請求し続ける詐欺師同然の前任者もいます。
このような事態を避けるためにも運用は丸投げせず、自社でも重要な指標を定期的にチェックできる体制を整えておくことが大切です。

料理法②:GA4の指標から「課題のボトルネック」を見つける

GA4の数値で示唆される課題の例は、下表の通りです。

課題のパターン

魚の骨の部位

GA4の数値状況

示唆される課題

ユーザーはたくさん来るが、すぐ帰る

セッションは多いが、エンゲージメント率が異常に低い
(例:30%以下)

コンテンツ/速度の問題。サイトの表示速度が遅い、またはファーストビューの訴求が弱い

ページはたくさん見るが、問い合わせがない

胴体/尾

ターゲットページの閲覧数は多いが、CVRが低い
(例:0.5%未満)

オファー/フォームに問題がある(サービス内容や料金が不明瞭、またはフォームの入力項目が多すぎるなど)

特定の流入元だけCVRが低い

頭/尾

広告流入(CPC)のセッションは多いが、CVRが低い

ランディングページと広告文に不一致があり、ユーザーが期待した情報と遷移先の情報にズレがある

このようにプロはアクセス数という「素材」を、分解(指標化)し、調理(課題特定)することで、最も効果の高い改善ポイントを絞り込みます。
現在、私たちが実際に使用しているセルフチェックシートの一部を特別に公開しています。
自社ホームページにおける課題の洗い出しについて、もっと深く、具体的なチェック項目を知りたい方は「ホームページ運用虎の巻」をぜひご活用ください。

私たちの運用哲学:数値を「料理」するプロの覚悟

Webマーケティングの鉄則は、「数字から逃げたら、何も始まらない」です。
多くの会社が「Webで集客うまくいかない」と言いながら、アクセスデータすら見ずに「業者頼み」になっています。
これは、毎日ラーメンやチャーハンを食べながら「ダイエットしたい」と言っているのと同じです。

私たちはお客様のホームページを「我が社の資産」だと捉え、運用に闘魂を注入しています。
どのような覚悟を持って日々取り組んでいるか、以下の2つを紹介します。

  1. 「采配」を振るリーダーとしての運用
  2. ホームページ運用は「一生迷子」からの脱却

それぞれ詳しく見ていきましょう。

「采配」を振るリーダーとしての運用

ホームページ運用は単なる「作業員」の仕事ではなく、チームを勝利に導く「リーダー」の采配が成否を左右します。

リーダーには日々数値を見て異常に気付き、問題を1つひとつ丁寧に読み解く力が必要です。
また、チームの1プレー1プレーを分析し、明日の「勝ち筋」を握る姿勢も求められます。

私たちは「忙殺されたまま1日を終える人」ではなく、冷静沈着なアナリストのように数字を管理し、采配を振るリーダーとして運用に臨むことで、多数の成功事例を生み出しているのです。

ホームページ運用は「一生迷子」からの脱却

ホームページ制作会社に頼んでもイマイチ良いホームページにならない最大の原因は、貴社が制作者に任せすぎている、いわゆる他力本願の姿勢から抜け出せていないためです。
貴社が責任を放棄したら、最高のホームページにはなりません。
「自社のホームページは、渡地達が作る!」という自覚がない限り、何度リニューアルしても一生迷子のまま、失敗を繰り返すのみです。

私たちはホームページにおける「背骨」を定期的に揉みほぐしつつ、「どこでエラーが起きているか」を明確化し、貴社が主体的に運用へ参加できる「仕組み」と「型」を提供しています。
リニューアルを失敗するループから抜け出し、最高の営業装置へと生まれ変わらせたい方は、ぜひ私たちの運用サポートチームへお任せください。

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まとめ:プロはアクセス数を「料理」して「資産」に変える

ホームページの閲覧数を調べること自体は、とても簡単です。
しかし、その数値が示す「ホームページの健康状態」を正しく診断し、適切な「治療」を施すことこそが、本当のホームページ運用です。

真のプロは「魚の骨」のどの部位が弱いかを数値で特定し、ホームページの設計にその都度手を加え、成果から逃げません。
徹底したデータドリブンな運用こそが、貴社のホームページを「単なるホームページ」から「確実に結果を出す営業装置」へと昇華させます。

私たちは感覚論を排除し、データと成果にコミットする運用代行を通じて、貴社の会社のウェブ資産を最大化します。
自社で「魚の骨」の運用が難しいと感じた方は運用サポートページをご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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