「集客がなかなかうまくいかない」「どのように実践して良いか分からない」など、集客に苦戦している工務店は珍しくありません。集客を成功させるには、実際の事例から学ぶことが重要です。
この記事では、弊社のサポートによって集客力がアップした工務店の事例を5つ紹介します。
CV数を増やし、費用対効果も上げるコツにも触れているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「Webサイト運用」を実践したA社の集客事例について、以下に着目しながら解説します。
A社では、Webサイトからのコンバージョン(CV)数が伸びない状態が続いていました。2017年から他社様制作のWebサイトを運用していましたが、2020年に弊社でリニューアル。同時に、次のような施策を展開しました。
コンテンツの質を上げつつ、CVまでの導線を整えています。
約6年間運用をサポートした結果、月間200件以上のCV数を獲得できるようになりました。
現在にいたるまでサポートを継続し、今後もコンスタントにCVを積み重ねられるよう運用中です。
Webサイト運用を成功させるコツは、読み手が快適に利用できる環境を整えることです。ヒートマップなどから良く見られている箇所を分析し、そこへCTA(ユーザーに具体的な行動を促す文言など)を設置するとCVページへの遷移を促しやすくなります。
また、Webサイトを「レスポンシブデザイン対応」にすることも大切です。スマホユーザーのユーザビリティ(使いやすさ)が上がり、滞在時間の延長やクリック率の向上が期待できます。
CV数を向上させるためにも、読み手の悩みに寄り添い、問い合わせしやすい導線にこだわりましょう。Webサイト運用でCV数を伸ばしたいという方は、弊社のWEBサイト運用コンサルでご相談ください。
「SEO」を実践したB社の集客事例について、以下に着目しながら解説します。
B社は8年以上にわたり、スタッフ様が1,000記事以上を作成・公開していたものの、ページビュー(PV)数や常設ページへの遷移数が横ばいの状態でした。そこで弊社は、2つの施策を軸に2022年2月から支援を開始しました。
1つ目は、Webサイトを上位に表示させるための施策です。ユーザーが求める情報を徹底的にリサーチし、情報の網羅性が高い記事を作成しました。また、独自性を高めるために、B社で実施したお客様アンケートや社内アンケートを記事へ盛り込んでいます。
2つ目は、常設ページへの遷移数を増やし、CVを誘発するための施策です。情報収集層のユーザーが、自然な流れでSEOブログから施工事例ページ遷移できるように、記事の冒頭部分に情報提供、後半部分にA社の施工事例を掲載しました。
SEOを意識した記事を約1年間で112記事作成した結果、PV数は5.14倍以上に増加しました。常設ページへの遷移数も、2.86倍に増加しています。
記事数が10分の1になりながらも成果を上げ、費用対効果を大幅に改善できた例でもあります。
SEOを成功させるためには、E-E-A-Tを意識した記事づくりが重要です。
B社では特に経験や専門性を重視した内容を盛り込むことで、競合他社との差別化に成功しています。
また、ターゲット層やユーザーのニーズに寄り添い、成約へつながりやすいキーワードを選びましょう。例えば「工務店とは」と「工務店 おすすめ」では、後者の方がよりCVに近い検討段階にあります。
上記のような記事設計やキーワード選定でお困りの方は、弊社のコンテンツ戦略サポートへご相談ください。
「Web広告運用」を実践したC社の集客事例について、以下に着目しながら解説します。
C社では集客力を強化するため、3つの媒体を中心にWeb広告を展開しました。
運用中に取得したデータをもとに、リマーケティング広告(※)にも注力しています。
※自社のWebサイトへの訪問やサービスの利用があるユーザーを対象に、再アプローチする広告
CAPI(コンバージョンAPI)を活用したリマーケティングの結果、CPA(顧客獲得単価)が下がり、広告効果が向上しました。
CAPI(コンバージョンAPI)とは、Cookieを使用せずに広告の計測や最適化を行うための手段です。データにもとづいて運用・改善を繰り返したことにより、成約1件あたりにかかる費用を削減しつつ集客力を強化できました。
Web広告運用を成功させるためにも、工務店のターゲット層やペルソナ、予算に適した広告を選びましょう。広告の種類により、効果が出るまでの期間も異なります。
例えば、Googleのリスティング広告のターゲットは「今すぐ利用したいお客様」です。一方で、SNS広告は効果が出るまでに時間がかかる反面、ユーザーが知りたいと感じている情報をリアルタイムで発信できます。
SNS広告運用で集客力を強化したい方は、弊社のSNS運用コンサルまでご相談ください。
「LINE運用」を実践したD社の集客事例について、以下に着目しながら解説します。
D社はLINEからのお問い合わせ数が、年間約20件にとどまっていました。そこで弊社は、2022年4月からサポートを開始。集客のために行った施策は、以下の4つです。
お役立ち記事や施工事例などを定期的に配信することで、企業への理解を促進させました。同時に、リッチメニューへ予約チャットボットを設置し、LINEから簡単に予約できる導線づくりを進めています。
弊社サポートのもとで約1年間LINEを運用したところ、LINE経由での来場予約数は合計67件まで増加しました。
従来の3倍以上にもなる成果を上げ、D社の売上拡大にも間接的に寄与しています。
LINE運用を成功させるコツは、企業が発信したいイベント情報のみでなく、生活のお役立ち記事も定期的に発信することです。会社の特徴や施工事例なども配信することで、工務店を利用したことがないユーザーにも、企業への理解を促せます。
また、問い合わせまでの導線づくりは、他の施策と同様に重要です。見込み顧客の心理的ハードルをどれだけ下げられるかは、成約率に大きく影響します。
さらに、ユーザーの購買意欲を向上させるためにも、以下の情報もあわせて発信すると良いでしょう。
LINEの配信内容や導線づくりなどのノウハウを蓄積したい方は、弊社のLINE運用サポートでご相談ください。
「チラシ集客」を実践したE社の集客事例について、以下に着目しながら解説します。
E社のチラシ集客では数値計測をしていないために、効果測定はもちろん、改善策の検討も難しい状況でした。
そこで弊社では2019年の運用開始とともに、Google アナリティクスを用いた計測をスタート。チラシからWebサイトへ流入させる導線を整えつつ、パラメーター(※)によって効果測定できる体制を整えました。
※:URLの末尾に追記する文字列。ユーザーの流入経路を特定するために使用する。
Googleアナリティクスのデータを元にPDCAを回した結果、チラシの効果が最大化しました。
具体的にはWebサイトのPV数が増加し、CVRが10%以上にも向上しています。時期によって波はあるものの、2023年現在にいたるまで継続的に効果を発揮し続けています。
チラシ集客を成功させるコツは、Webサイト運用やWeb広告運営などのオンラインの集客方法と併用することです。WebサイトへアクセスできるURLを、QRコードとしてチラシに掲載することで、チラシに興味を持ったユーザーがWebサイトへアクセスしやすくなります。
また、チラシに興味を持ってもらうためにも、以下を工夫することも大切です。
配布地域によって上記をマイナーチェンジし、ターゲットの心に刺さるチラシづくりを進めていきましょう。
工務店の集客力を強化したい場合は、やみくもに施策を展開するのではなく、事例を通じてコツを学ぶと良いでしょう。特にデータを元に効果測定や改善を繰り返す、ユーザーがアクセスしやすい流入経路やCVまでの導線を整えるといった工夫が大切です。
工務店によって特徴やターゲット層などが異なるため、自社に適した集客方法を見つけていきましょう。
なお、弊社ではWebサイトの運用やSEOなど、さまざまな集客施策をサポートしています。新規顧客を獲得したい方や成約数を伸ばしたい方は、弊社のWebサイト運用へご相談ください。
さぁ、ご一緒に
はじめましょう。
具体的なご依頼だけでなく、売り方や集客に関することなど現状の課題についても気軽にご相談ください。