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Webサイト制作

Webサイト制作前に決めておきたい7項目とは?費用相場もあわせて解説

2023.08.25

Webサイト制作前に決めておきたい7項目とは?費用相場もあわせて解説

インターネットやスマートフォンの普及に伴い、Webサイトを制作・リニューアルする企業が増えています。昨今では、Webサイトの質によって集客率や商品の売上が変わる時代です。

しかし、Webサイトを制作するにあたり、「事前にどのようなことを確認すべきなのか、よく分からない」という方も多いでしょう。

この記事ではWebサイト制作を外部委託する方に向けて、発注前に決めておきたい7項目について紹介します。費用ごとの制作レベルも、あわせて解説。オリジナリティがある自社サイトで競合と差をつけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Webサイト制作に向けて把握・決定しておきたい7項目

Webサイト制作に向けて把握・決定しておきたい項目は、下記の7つです。

①現状について

  • Webサイト制作またはリニューアルのきっかけ
  • 現状の課題や問題点
  • Webサイト以外の施策 など

②Webサイトの目的やゴール

  • ターゲットの詳細
  • 訴求内容や問い合わせ数などの理想
  • ベンチマーク など

③Webサイトの仕様

  • デザイン
  • 素材
  • サイトの機能 など

④予算

  • 具体的な金額
  • 費用の内訳 など

⑤スケジュール

  • 制作スケジュール
  • 公開前後のスケジュール
  • 効果測定のタイミング など

⑥広告

  • 出稿希望の有無
  • 出稿期間
  • 出稿エリア など

⑦担当者の対応範囲

  • 最終決裁者や決裁順序
  • 担当者のWeb知識レベル
  • 担当者と連絡が取れる日時 など

それぞれ詳しく見ていきましょう。なお、弊社ではWebサイト制作はもちろん、公開後の運用もサポートしています。問い合わせ率の高い自社サイトで売上拡大を図りたい方は、ぜひご相談ください。

項目①:現状について

Webサイトの制作は、現状抱えている問題を把握することから始まります。ヒアリングで弊社が確認するのは、主に次の3つです。

  1. Webサイト制作またはリニューアルのきっかけ
  2. 現状の課題や問題点
  3. Webサイト以外の施策 など

現状の課題や問題点としては、次のような悩みを抱えている企業が少なくありません。

  • 新規のお客様が増えない
  • 自社を知ってもらう機会が少ない
  • 人材が不足してWebサイトを制作できない など

「イメージアップのため、どのようなデザインがいいか」「商品をどう見せたいか」など方向性をあらかじめ決めておけば、制作担当者とスムーズに話が進みます。

項目②:Webサイトの目的やゴール

Webサイトの目的やゴールを設定する際は、次のような項目について方針を固めておきましょう。

  • ターゲットの詳細
  • 訴求内容や問い合わせ数などの理想
  • ベンチマーク など

目的やゴールが設定されていないと具体的な施策が打てず、無駄な時間とコストを消費してしまいます。目的は企業によって異なりますが、代表的なのは下記のようなものです。

  • 企業のイメージや信頼性を高めたい
  • お問い合わせや資料請求を増加させたい
  • 新規や既存の顧客に自社製品の魅力を知ってもらい、売上拡大につなげたい など

なお、ゴールについては「お問い合わせの数30件増加」など、具体的な数字を設定しておくと運用中の効果測定を進めやすくなります。

項目③:Webサイトの仕様

Webサイトの仕様で把握・検討するのは、主に次の3つです。

  1. デザイン
  2. 素材
  3. サイトの機能 など

なお、Webサイトは種類によって、必要な素材や機能などが変わってきます。主なWebサイトとそれぞれの特徴は、下表の通りです。

サイトの種類

特徴

コーポレートサイト

  • 企業の顔となるWebサイト
  • 会社概要や企業理念などを掲載
  • 採用サイトやサービスサイトを兼ねるケースも増加中

ECサイト

  • オンライン購入ができるWebサイト
  • 連携性や費用などはタイプによってさまざま(モール型など)

オウンドメディア

  • 自社で運営するWebメディア
  • お役立ち情報などの発信で見込み顧客の獲得・育成を促進

また、BtoBやBtoCなど事業形態によっても、相性の良いデザインなどが異なってきます。「細かい部分はよく分からない」という場合も弊社が丁寧にサポートするため、お気軽にご相談ください。

項目④:予算

予算は、前述の仕様に大きく影響する項目です。Webサイト制作では、主に以下のような費用がかかります。

  • 取材・インタビュー
  • 自社商品や社内風景の写真・動画撮影
  • サイトマップの作成
  • 各ページの制作
  • サーバー管理
  • ドメインの購入
  • 保守メンテナンス など

確保できる予算によって、制作できるWebサイトの規模や対応範囲が変わっています。詳細は次項の「Webサイト制作の費用相場」を参考にしてみてください。

項目⑤:スケジュール

次のような項目に関するスケジュールについて、あらかじめ目途をつけておくことも大切です。

  • 制作スケジュール
  • 公開前後のスケジュール
  • 効果測定のタイミング など

Webサイトの規模にもよりますが、制作期間は2か月程度のものから12か月程度かかるものも。制作スケジュールの基本的な流れは、主に下記の通りです。

  1. お問い合わせ
  2. ヒアリング
  3. 提案・見積もり
  4. サイトの設計
  5. デザインの決定
  6. 実装
  7. 動作確認
  8. 公開準備
  9. 納品・公開

とはいえ、制作には進捗の遅れなど不測の事態が起きる可能性もあります。そのため各フェーズには必ずバッファ(時間的余裕)を設け、予定通り公開できるように備えておきましょう。

項目⑥:広告

広告について把握・検討しておく内容は、主に次の3つです。

  1. 出稿希望の有無
  2. 出稿期間
  3. 出稿エリア など

特にオンライン広告は、スマートフォンやタブレットの普及が大きくなっている現代において非常に効果的です。代表的なオンライン広告は、以下のようなものが挙げられます。

  • ディスプレイ広告
  • リスティング広告
  • リターゲティング広告
  • 動画広告
  • SNS広告 など

広告を出稿するにあたって大切なのは、ターゲティングやキーワードなどの詳細設計です。弊社では、Web広告の運用もサポートしています。Web広告でイマイチ結果が出ないとお悩みの方は、ぜひご相談ください。

項目⑦:担当者の対応範囲

発注側担当者の担当範囲は、弊社では主に次の3つについてヒアリングします。

  1. 最終決裁者や決裁順序
  2. 担当者のWeb知識レベル
  3. 担当者と連絡が取れる日時 など

Webサイトの制作をスムーズに進めるためには、密なコミュニケーションと情報共有が必要なためです。認識の相違を放置した結果、手戻りが発生し制作スケジュールに悪影響を与えないよう、上記についてはあらかじめ互いに確認しておきましょう。

Webサイト制作の費用相場

ここでは弊社の支援実績をもとに、20P前後のコーポレートサイトを前提として具体的な費用相場と対応内容を紹介します。

  • 100万円前後:デザイン性のみを追求する場合
  • 200万円前後:マーケティングの視点も含める場合
  • 300万円前後:戦略設計から依頼する場合

それぞれ詳しく見ていきましょう。

100万円前後:デザイン性のみを追求する場合

デザインのみを追求するのであれば、100万円前後でWebサイト制作が可能です。ただし、マーケティング視点や戦略設計は含まれません。

より成果の上がるWebサイトを制作するためには、次項の200万円前後以上の予算が必要になります。

200万円前後:マーケティングの視点も含める場合

200万円前後の予算が確保できると、SEOで有利なWebサイトを制作できます。マーケター監修のもと内部・外部を含めたSEOを強化でき、流入から成約までの導線づくりも支援できるためです。

認知拡大や成約率向上を目指したい場合はWebマーケティング会社、外観の刷新のみを重視したい場合はデザイン会社へ依頼すると良いでしょう。

300万円前後:戦略設計から依頼する場合

300万円前後の予算が確保できると、マーケティング施策全体を俯瞰してWebサイトが担う役割や入口・出口の戦略設計ができます。

SNSやWebサイトなど集客施策同士のつながりや、ターゲットの検討段階・流入経路に合わせた設計が可能です。成功の定義や目標数値なども対応できる分、Webサイトの成果を最大化できる費用レベルといえるでしょう。

まとめ:Webサイト制作は事前の情報収集や分析が大切

Webサイト制作は自社の問題点や改善点を分析し、目的・ゴールや希望する仕様などをあらかじめ決めておくことが大切です。各項目が正確かつ詳細に定められていると、方向性のブレが少なくなり、よりスムーズに制作を進められます。

なお弊社BASEでは、お問い合わせ率の高いWebサイトづくりをサポートしています。競合他社と差別化した成果の上がるWebサイトを制作したい方は、ウェブサイト制作ページからご相談ください。

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

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