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GA4(Google Analytics4)におけるパラメータは、ホームページ上のユーザー行動を詳細に追跡するための変数です。
ユーザーの行動パターンやイベントに関するデータを分析することで、マーケティング戦略の改善やユーザー体験の向上に活用できます。
しかし、GA4では従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)時代とは異なる設計思想が求められます。
この記事では、GA4のパラメータの基礎知識から、AI分析時代に最適化された最新の設計ルール、設定・確認方法、成功事例までを詳しく解説します。
目次

UTMパラメータとは何か分かりやすく解説します。
UTMパラメータとは、URLの末尾に付与する「変数」と呼ばれる識別用の文字列です。
URLの末尾に「?utm_source=… 」といった形式で情報を付け加えることで、ユーザーがどのリンクをクリックしてサイトに訪れたのかを、Googleアナリティクス(GA4)に伝える役割を果たします。
基本的な構造は、「ベースとなるURL」+「?(クエスチョンマーク)」+「パラメータ名=値」となります。
複数のパラメータを繋げる場合は「&(アンパサンド)」を使用します。(例:https://example.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc)
このタグ自体はページの表示内容には影響を与えませんが、アクセス解析ツールにとっては「流入の指紋」のような役割を持ちます。
「UTM」という名称は、かつてGoogleが買収したアクセス解析ソフト「Urchin(アーチン)」が提供していた「Urchin Tracking Module」の頭文字に由来します。
20年以上も前からWeb計測の標準規格として存在しており、解析ツールがGA4へと進化した現代でも、流入経路を特定するための最も信頼性の高い手法として継承されています。
UTMパラメータを正しく設定することで、それまで「不透明だったユーザーの動き」が手に取るようにわかるようになります。
通常、LINEやInstagramなどのアプリ内リンク、メルマガのボタン、チラシのQRコードなどからの流入は、ブラウザの仕様によって参照元情報が失われやすく、GA4上では「Direct(直接流入)」と判定されることが少なくありません。
UTMパラメータを設定することで、こうした「本来追跡すべき流入」を、媒体名や施策名ごとに確実に可視化できるようになります。
単に「SNSから来た」という情報だけでなく、「夏のキャンペーンの、どのバナーから来たのか」「YouTubeのどの動画の概要欄から来たのか」といった、詳細な比較分析が可能になります。
これにより、予算の最適配分やクリエイティブの改善に直結する「答え合わせ」ができるようになります。
パラメータがない場合、GA4は流入経路を特定できず、やむを得ず「Direct」や、あるいは分類不能な「Unassigned(未割当)」という項目にデータを放り込みます。
これらがレポートの大部分を占めてしまうと、「どの施策が成功したのか」の判断ができなくなります。
一度汚れてしまったデータ、あるいは欠損したデータは後から復元することができないため、初期の設計段階でのルール徹底が不可欠です。
以下の表を参考に、自社のパラメータを適切に割り振ることから始めましょう。
| パラメータ | 設定の必要性 | 役割 | 設定内容の例 | ポイント |
| utm_source | 必須 | どこから(媒体名) |
|
媒体を入れる。「Ads」などの抽象的な表現は避ける。 |
|
utm_medium |
必須 | どう来たか(手段) |
|
GA4の「標準チャネルグループ」の定義に準拠した値を設定する。 |
|
utm_campaign |
必須 | 何の施策か |
|
施策名のみを記載。ここにABテストの情報などを詰め込まない。 |
|
utm_term |
任意 | 何を見せたか | utm_term=sofa(ソファー) など | ターゲット層や配信セグメント、検索キーワードに使用。 |
| utm_content | 任意 | 誰に出したか |
utm_content=movie_a(動画A) など |
広告のクリエイティブ、バナー、動画の識別に使用。 |
▼このようなURLが作れると正解です。
それぞれのパラメータの意味を詳しく解説します。
これら3つは、流入経路の全体像を把握するために欠かせない最重要項目です。
「どこから来たのか」という媒体そのものを指します。
「どのような手段で来たのか」という広告や配信の種類を指します。
▼medium(メディア)は以下から選択して使用してください。
| medium(メディア)名 | 内容 |
| リスティング広告(検索広告) | cpc |
| SNS広告(Facebook, Instagram等) | cpc |
| SNSの通常投稿(無料枠) | social |
| YouTube動画(概要欄・コメント欄) | video または social |
| メルマガ・ステップメール | |
| アフィリエイト広告 | affiliate |
| 外部サイトからのリンク・紹介 | referral |
「どの施策(企画)で来たのか」というイベントの軸を指します。
必須ではありませんが、クリエイティブの改善(ABテスト)を行う際には極めて重要な役割を果たします。
同じキャンペーンの中でも、「どの画像」や「どのリンク」がクリックされたかを判別するために使用します。
本来はリスティング広告のキーワードを格納するためのものですが、SNS運用などでは「ターゲット属性(target_30s)」や「配信タイミング(weekend)」などを入れる場所として活用することも可能です。
ここではUTMパラメータを生成するために使用するおすすめのツールを紹介します。

最も手軽な方法は、Googleが提供しているWebツール「Campaign URL Builder」を利用することです。
ブラウザ上のフォームにURLや媒体名を入力するだけで、即座にパラメータ付きURLが生成されます。
1本だけの広告や、個人のブログリンクなど、単発でURLを作成する場合には非常に便利です。
まずは5つのパラメータの役割を参考に、Campaign URL BuilderでUTMパラメータを生成するのが良いでしょう。
ただし「Campaign URL Builder」のデメリットは「自由度が高すぎること」です。
入力欄に日本語を入れても、大文字を混ぜても、あるいは間違ったメディア名を入力しても、ツールは警告を出さずにURLを生成してしまいます。
そこで弊社では生成AI「Gemini」を活用した専用ツールを独自開発し、社内標準として運用しています。
担当者は「自社YouTubeチャンネルの解説動画の概要欄に貼る、第1週公開分のリンク」といった「事実」を入力するだけです。
AIが背後にある「絶対ルール(英小文字・アンダースコア・GA4標準定義)」を自動適用し、100%正解のURLを瞬時に出力します。
AI解析に耐えうるデータ基盤: 誰が作成しても同じ出力(アウトプット)が得られる体制を構築することで、データの表記揺れをゼロにしました。
この一貫性こそが、AIが即座に深いインサイトを導き出せる「クリーンなデータ基盤」の鍵となっています。
「便利さ」よりも「正しさ」を、そして「人間によるチェック」よりも「システムによる統制」を意識し、データの取扱いを行なっています。
正しくパラメータを付与して配信を開始したら、次はそのデータがGA4上でどのように反映されているかを確認します。
目的に応じて「標準レポート」と「探索レポート」を使い分けるのがポイントです。
日々の概況を素早く把握するには、「トラフィック獲得」レポートを活用します。
GA4の左メニューから「レポート」>「集客」>「トラフィック獲得」の順にクリックします。
デフォルトでは「セッションのデフォルト チャネル グループ」が表示されていますが、表の左上にあるプルダウン(▼マーク)をクリックし、「セッションの参照元 / メディア」を選択してください。
これにより、google / cpc や youtube / social といった、設定したパラメータ通りの流入が一覧で表示されます。

例えば「YouTubeからの流入(youtube / social)のうち、どのキャンペーンが有効だったか」を知りたい場合は、項目名の横にある青い「+」ボタンをクリックします。「トラフィック ソース」カテゴリの中から「セッション キャンペーン」を選択してください。
これで、「媒体」と「施策名」を掛け合わせた詳細なデータが一画面で確認可能になります。

「どのバナーがクリックされたか」「どの動画内容がCV(成約)に寄与したか」といった、より深い分析には「探索」レポートを使用します。
utm_contentを活用した成果抽出方法 「探索」メニューから空白のレポートを作成し、ディメンションに「セッションの参照元 / メディア」と「セッションの広告コンテンツ(utm_content)」を追加します。
これにより、例えば同じYouTube投稿でも「解説動画(video_talk)」と「ダイジェスト動画(video_digest)」のどちらが高いコンバージョン率を叩き出しているかを、一目で比較・分析できるようになります。
これが、ベイスの提唱する「ABテストは utm_content で行う」というルールの真価を発揮する瞬間です。
設定したばかりのURLが正しく動作しているかは、配信直後に必ずテストする必要があります。
シークレットウィンドウを用いた確実な検証手順 自分のアクセスが通常のブラウザ設定(Cookieや過去のセッション)に干渉されないよう、必ずブラウザの「シークレットウィンドウ(プライベートモード)」を開き、作成したパラメータ付きURLを貼り付けてアクセスします。
その状態でGA4の「レポート」>「リアルタイム」を開き、「参照元」や「キャンペーン」のカードを確認してください。
そこに自分が設定したパラメータが表示されれば、計測準備は完璧です。

UTMパラメータは強力なツールですが、使い方を一つ間違えると、解析データを破壊してしまう恐れがあります。
以下の3点は必ず運用前にチェックしてください。
意外と多いミスが、自社サイト内のバナーやボタン(例:TOPページからキャンペーンページへのリンク)にUTMパラメータを付与してしまうケースです。
これは「やってはいけない」UTMの禁じ手です。
セッションが切断され、「二重計上」が発生する GA4には「新しいパラメータが付与された状態でページが読み込まれると、新しいセッションを開始する」という性質があります。
サイト内でパラメータ付きのリンクをクリックするたびに、GA4は「新しいユーザーが別の場所から入ってきた」と誤認します。
その結果、本来1つであるはずのセッションが細切れになり、セッション数が実態よりも多くカウントされるという事態を招きます。
さらに深刻なのが「流入元の上書き」です。
例えば、ユーザーが「Google広告」からサイトに来たとしても、サイト内のバナーにUTMパラメータが付いていると、クリックした瞬間に「広告からの流入」という貴重な情報が破棄されます。
データはパラメータに書かれた「内部リンクからの流入」に書き換えられてしまい、「どの広告が最終的にコンバージョンに貢献したか」が追跡できなくなります。
広告やSNSで使用するURLが、サーバー側で「リダイレクト(転送)」設定されている場合、パラメータが途中で消えてしまうことがあります。
Webサイトの構成変更などで http から https へ転送される際や、末尾の /(スラッシュ)の有無でリダイレクトがかかる際、設定によっては ? 以降のパラメータを切り捨てて転送してしまうことがあります。
「リダイレクト消失」を防ぐには、転送を挟まない「最終的な着地先URL」に直接パラメータを付与するのが最も確実な対策です。
入稿前にURLへアクセスしてみて、最終的にブラウザのアドレスバーにパラメータ(?以降)が正しく残っているかを目視で必ずテストしてください。
一部の安価な短縮URLサービスや古いシステムでは、パラメータを引き継げない仕様のものがあります。
短縮URLを使用する場合は、必ず「短縮後のURLをクリックした際、最終的なブラウザのアドレスバーにパラメータが残っているか」を事前にテストしてください。
「設定したはずなのに、GA4にデータが出てこない」という時は、以下の技術的ルールをチェックしてください。
URLとパラメータを繋ぐ最初の記号は必ず ? です。2つ目以降のパラメータを繋ぐ場合は & を使います。
この記号が一つでも間違っていると、GA4はパラメータを認識できません。
GA4の反映遅延(最大数分〜24時間)の考慮 GA4の「標準レポート」にデータが反映されるまでには、通常12〜24時間のタイムラグがあります。
設定直後に確認したい場合は、標準レポートではなく「リアルタイム」レポートを確認するようにしましょう。

高度なUTMパラメータ設計は、実際のビジネス現場でどのような成果をもたらすのでしょうか。
弊社が支援した、UTM活用による成功事例を2つご紹介します。
紙媒体であるチラシに専用のQRコードを掲載し、流入を可視化することでPDCAサイクルを確立した事例です。
| 項目 | 内容 |
| 課題 | チラシ配布後の反響が不透明で、具体的な改善策が立てられない |
| 施策 | 配布エリアやデザインごとに個別のUTMパラメータを発行したQRコードを設置 |
| 成果 | 特定エリアでのCVR(成約率)10%以上を達成。最適な配布プランを特定 |
チラシ集客を成功させる鍵は、オフラインとオンラインを「正しいデータ」で繋ぐことです。
配布地域ごとにパラメータを細分化することで、「どのエリアの、どのデザインが響いたのか」をデジタル上で判定可能になります。
半世紀にわたり培ってきた弊社の紙媒体ノウハウと最新の解析技術を掛け合わせることで、アナログ施策のポテンシャルを最大限に引き出します。
オンラインとオフラインを融合したチラシ戦略は、ぜひ弊社へご相談ください。
>グラフィック制作|株式会社ベイス
動画ごとに詳細なパラメータを付与し、セミナー集客における「勝てる動画テーマ」を導き出した事例です。
| 項目 | 内容 |
| 課題 |
YouTubeの再生数は伸びているが、実際のセミナー申込への寄与度が不明 |
| 施策 | 動画のテーマやシリーズごとに utm_content を使い分けてリンクを設置 |
| 成果 | 毎月の安定したセミナー集客を実現。獲得効率の高い動画テーマを特定 |
YouTube運用において、再生回数(インプレッション)だけを追うのは危険です。
パラメータを用いて「どの動画が最終的な成約に結びついたか」というコンバージョン貢献度を可視化することで、真に反響率の高い動画制作が可能になります。
戦略的なYouTube運用や動画コンサルティングをご検討の方は、ぜひベイスへご相談ください。

UTMパラメータは、GA4やAI解析において「データの品質」を決定づける最重要項目です。
どれほど優れた解析ツールも、基となるデータが汚れていては正しい答えを導き出せません。
運用において大切なのは、一時の「便利さ」ではなく、将来の分析に耐えうる「正しさ」を優先することです。
そしてこれからの時代は、属人性を排除する生成AI(Gem)の活用は、すべて高純度なデータ基盤を構築するために不可欠なプロセスです。
精度の高いデータ活用は、日々のリンク一つひとつの正しい設定から始まります。
本記事のルールを指針として、AI解析時代に通用する盤石なマーケティング体制を築いていきましょう。
「デザインはきれいなのに成果が出ない…」 その原因は、設計段階の見落としにあります。 ただ作るだけでは集客や採用には結びつきません。
成功するサイトに共通する設計プロセスを凝縮した ▶︎ 勝てるホームページの型 をぜひご覧ください。
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