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香港はSNSの普及率が高く、主にSNSの文化に慣れている若い世代を中心に活用されています。
さらに訪日リピーターの多い香港市場では地方観光地への関心も高まっているため、SNSを通じた情報発信は日本企業にとって欠かせないマーケティング施策です。
利用するSNSにより目的やユーザー層が異なり、適切な運用でターゲット層へ効果的なアプローチが可能です。
この記事では、香港におけるSNS市場の最新動向とともに、日本企業が運用を始めるべき理由を解説します。
人気アプリの特徴や弊社が支援した運用事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
香港のSNS利用率は約83.1%で、利用者数はおよそ615万人とされています。
ユーザーは1日あたり平均1時間51分をSNSに費やしており、訪日前の情報収集や交流の手段として日常生活に欠かせないものとなりました。
このような状況から、香港市場ではSNSが生活の一部として定着しており、日本企業が香港向けにマーケティング活動を行ううえでSNSは非常に重要といえるでしょう。
引用元:
香港は訪日リピーターの多い成熟市場であり、SNSを通じた情報発信が旅行者の行動に直結します。
特に訪日前にSNSで情報収集を行う傾向が強いため、日本企業が現地向けにSNSを活用することで、訪日誘導やブランド認知の向上に大きな効果が期待できます。
日本企業が香港向けにSNS運用を始めるべき主な理由は、以下の2つです。
なお、インバウンド集客のSNS運用についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
【関連記事】インバウンド集客ではどのSNSを使うべき?運用成功のポイントも解説
下表は2024年のインバウンド主要市場を訪日者数順にランキングし、各指標を比較したものです。
順位 |
国・地域 |
訪日人数 |
総消費額 |
1人あたりの平均消費額 |
1位 |
韓国 |
8,817万765人 |
9,602億円 |
約10万8,893円 |
2位 |
中国 |
6,981万342人 |
1兆7,265億円 |
約24万7,302円 |
3位 |
台湾 |
6,044万316人 |
1兆897億円 |
約18万285円 |
4位 |
アメリカ |
2,724万594人 |
9,011億円 |
約33万728円 |
5位 |
香港 |
2,683万391人 |
6,606億円 |
約24万6,181円 |
※端数切捨て
香港の訪日人数は第5位の規模であり、非常に大きい市場です。
さらに1人あたりの旅行消費額は1位の韓国、3位の台湾よりも支出が多くなっています。
訪日リピーターが多いこともあり、都市部だけでなく地方観光地への関心も高まっていることもポイントです。
このような背景からも分かるように、香港市場に向けたSNS施策は単なる告知にとどまりません。
「旅行検討段階」から「現地での体験消費」までを、包括的にサポートする非常に有効なマーケティング手法といえるでしょう。
引用元:
香港の旅行者は訪日前にSNSを活用して情報を集めているため、旅行先の決定に大きな影響を与えています。
訪日前に役立ったとされている情報源は、下表の通りです。
順位 |
情報源 |
割合 |
1位 |
動画 |
47.5% |
2位 |
SNS |
38.9% |
3位 |
個人のブログ |
21.3% |
4位 |
日本政府観光局 |
16.9% |
5位 |
宿泊施設のホームページ |
14.1% |
このようにSNSは旅行検討時の重要なツールであり、企業が香港市場で認知や興味を高めるうえで戦略的なSNS運用は必要不可欠です。
特に視覚的に訴求可能なYouTubeやInstagramは、旅行先の魅力を短時間で印象付ける効果があり、旅行者の好奇心を有効に引き出せるでしょう。
引用元:JNTO日本観光統計データ|訪日旅行前に役立った旅行情報源(香港・全体)
香港のSNSユーザーは複数のプラットフォームを使い分けており、1人あたり月に平均6.6種類のSNSを利用しています。
中でも特に人気が高いSNSは、下表の3つです。
SNS名 |
利用率 |
|
83.7% |
|
49.1% |
YouTube |
86.6% |
それぞれのアプリの特徴や活用ポイントを詳しく見てみましょう。
香港以外の「訪日前にチェックする情報源」を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
【関連記事】【主要国別】訪日外国人の情報源一覧|今から対策をはじめるならSNS一択!
引用元:
利用率 |
83.7% |
性別比率 |
|
主な年齢層 |
20~40代を中心に幅広い層が利用 |
※2025年4月時点
FacebookはSNS黎明期から根強い人気があり、現在も香港では日常的に活用されています。
企業が活用するケースとしては、以下のような運用が代表的です。
企業アカウントからの投稿でもリーチが得やすく、認知拡大や信頼構築に効果的です。
また、Messengerの機能を活用することにより顧客からの問い合わせにもスムーズに対応できるため、現地では自動応答やチャットボットを導入する企業も多くなっています。
引用元:NapoleonCat|香港のソーシャルメディアユーザー
利用率 |
49.1% |
性別比率 |
|
主な年齢層 |
10~30代の若年層 |
※2025年4月時点
Instagramは写真やショート動画をメインとしたビジュアル重視のSNSで、若年層を中心に高い支持を集めています。
特に、以下のようなテーマは視覚的な訴求と相性が良く、訪日観光においても景色や料理などの魅力を発信する手段として効果的です。
近年ではX(旧Twitter)に似たテキスト中心の「Threads」の連携が進み、Instagramを軸にしたブランド発信の幅が広がっています。
リール動画やストーリーズを組み合わせられれば、ユーザーとの継続的な接点を築きやすくなるでしょう。
引用元:NapoleonCat|香港のソーシャルメディアユーザー
利用率 |
86.6% |
性別比率 |
|
主な年齢層 |
全年齢幅広く利用 |
※2025年1月時点
YouTubeは長尺コンテンツによる情報提供が可能で、観光地体験サービスの「疑似体験」を視聴者に届けられることが最大の強みです。
投稿内容としては、以下のようなコンテンツが多く見られます。
視覚と音声による情報はイメージ形成に直結しやすく、旅行の意思決定に影響を与えるSNSとして非常に有効です。
企業アカウントによるオウンドメディア化だけでなく、香港現地のYouTuber(KOL)とのタイアップ動画も高い訴求力が期待できます。
広告出稿による年齢や興味関心のターゲティングも行いやすいため、費用対効果を見ながら運用できる点も魅力といえるでしょう。
中国発のSNSアプリ「小紅書(RED)」は、香港でも若年層を中心に急速に広がっています。
もともとは中国本土で美容やライフスタイルの情報をシェアするSNSとして人気を集めましたが、近年はインバウンド情報の収集手段としての活用も進んでいます。
REDは写真や動画、レビューを組み合わせたリアルな口コミ投稿が特徴です。
ユーザーの実体験に基づいた情報が多いため信頼性が高く、香港市場に向けてインバウンド施策を行う日本企業にとっても、REDの運用は今後さらに重要性が増すと考えられます。
アパレル関係やコスメ用品店など女性向けに訴求を意識する場合、極めて有力なSNSです。
このような背景を受け、弊社でもRED運用サポート事業を拡大すべく、マーケティング担当者を募集しております。
REDの訴求力を活かし、より効果的なSNS戦略を共に構築できる方は採用情報ページをご覧ください。
REDの運用方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。
【関連記事】小紅書(RED/レッド)とはどんなアプリ?日本企業における活用アイデアも解説
【お役立ち資料】RED 企業アカウント申請書類とチェックリスト
RED(小紅書)の企業アカウント申請書類を、分かりやすいチェックリスト形式でまとめたシートです。
香港観光客は訪日旅行経験者の割合が非常に高く、都市部だけでなく地方への関心が年々高まっています。
弊社ではそうしたニーズを捉え、香港観光客向けにSNSを活用したプロモーションを多数支援してまいりました。
代表的な事例として、以下の2つを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
こちらは、大型レジャー施設のFacebook運用をサポートした事例です。
主なターゲットは台湾人で繁体字・英字でそれぞれ運用しています。
▼Facebookページの例(繁体字版)
施設の魅力を現地ユーザーへ伝えるため、投稿内容は楽しさ、アクセスのしやすさを意識したもので構成しました。
ハッシュタグも「#家族旅行」「#遊樂園」など、現地で検索されやすい繁体字を使用しています。
Facebook繁体字:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.tw
Facebook英字:https://www.facebook.com/suzuka.circuit.en/?locale=ja_JP
こちらは、長野県のスノーリゾートを拠点とするレンタルギアショップのInstagram運用をサポートした事例です。
主に英語圏ユーザー向けのアカウントですが、インバウンドマーケティングに関連する事例として紹介します。
▼Instagramページ①
▼Instagramページ②
リール動画では冬期がスノーボード、夏季はランバイクなどの非日常的な体験を映像で紹介し、視覚的な訴求力を高めました。
キャンペーン情報や季節にあったシーズン情報を多言語で告知しているため、エンゲージメントが順調に伸びています。
訪日経験者が求める「まだ知らない日本の魅力」に応えることが、インバウンド対策におけるSNS運用の大きな役割といえるでしょう。
Instagram:https://www.instagram.com/spicy_hakuba/
香港は訪日リピーターが多く、SNSで情報を集める傾向が強い市場です。
弊社では香港市場に特化したREDやInstagram、XなどのSNS運用支援を多数手がけており、アカウント設計から実際の運用まで幅広く支援しております。
特に香港向けのRED運用、始めるならイマです!
香港でも急速に広まりつつある今だからこそ、先行者優位を取る最大のチャンスです。
香港市場でREDを伸ばしたい方は、RED運用ページをご覧ください。
もちろんREDだけでなく、InstagramやX、Facebookの運用も強力に支援させていただきます。
【お役立ち資料】RED 企業アカウント申請書類とチェックリスト
RED(小紅書)の企業アカウント申請書類を、わかりやすいチェックリスト形式でまとめたシートです。
【関連記事】【3ステップ】小紅書(RED/レッド)の企業アカウント作成ガイド!注意点も解説
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