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Facebook動画広告とは?種類別のサイズ・長さや制作ポイントも解説

2024.11.06

Facebook動画広告とは?種類別のサイズ・長さや制作ポイントも解説

Facebook広告の中には、静止画ではなく動画を使用したタイプも存在しています。
動画広告は短時間で視覚的に多数の情報を伝えられるため、効果的なアピールが可能です。
しかし、Facebook動画広告にも種類が複数あり、まだ導入には至っていないという方もいるでしょう。

この記事では、Facebook動画広告について、特徴やメリットを踏まえながら解説します。
種類別のサイズ・長さや制作ポイントもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Facebook動画広告とは

Facebook動画広告について、押さえておきたいポイントは以下の3つです。

  1. 特徴
  2. 配信場所
  3. 課金方式

それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、弊社ではデータやノウハウを活用した、ウェブ広告運用の豊富な実績を有しています。
動画広告によって売上拡大を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

特徴

Facebook動画広告は静止画と比べると情報量が多いため、短時間で効率よく訴求できる点がポイントです。
「認知」や「コンバージョン」などの目的を選択でき、目標を達成するのに最適な広告配信を可能にします。

Facebook動画広告を利用し、効果的な運用を目指しましょう。

配信場所

Facebook動画広告を配信できる場所は、以下の通りです。

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Messenger(Facebookが提供しているメッセージ機能)
  4. Audience Network(Facebookと提携しているアプリ・ホームページ)

Facebookのみならず複数の場所で配信できるため、より多くのユーザーにアプローチできます。
FacebookやInstagramを通した動画広告の配信によって、効率的な集客を実現しましょう。

なお、弊社では専門家による、Instagramのビジネス活用プランも提供しています。
Instagramからの集客力を向上させたい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

課金方式

Facebook動画広告の課金方式については、下表のとおりです。

名称

概要

CPM(インプレッション課金)

動画広告が1,000回表示されるにつき課金が発生

CPC(クリック課金)

動画広告がクリックされると課金が発生

ThruPlay(動画再生課金)

  • 15秒未満の動画広告であれば、最後まで再生された場合に課金が発生
  • 15秒より長い動画広告であれば、15秒以上再生されるように最適化され、その場合に課金が発生

課金方式は目的によって最適な種類が異なるため、状況に応じて選択しましょう。

【種類別】Facebook動画広告のサイズと長さ

Facebook動画広告のサイズと長さについて、以下に挙げる3つの種類別に紹介します。

  1. フィード広告
  2. インストリーム広告
  3. ストーリーズ広告

例えば、フィード広告までチェックするユーザーは可処分時間(※)が長いためLPに来てもらいやすいという特徴があります。
※個人が自由に使える時間

また、ストーリーズ広告は、5秒10秒の空き時間に見るものなので認知に徹するべきです。

ここからは種類別に、それぞれ詳しく見ていきましょう。

種類①:フィード広告

アスペクト比

16:9~9:16

長さ

240分以内

ファイルサイズ

4GBまで

フィード広告はFacebookのタイムラインに表示されるため、友だちの投稿と同じように自然な形で配信可能です。
広告でありながら通常の投稿と同じ形式になっており、ユーザーからいいねやシェアされる可能性も高まります。

アスペクト比はモバイルで見やすいよう、4:5が推奨されています。
フィード広告を利用する際は、タイムラインに表示されることを意識して動画を制作しましょう。

種類②:インストリーム広告

アスペクト比

16:9~9:16

長さ

5秒~10分

ファイルサイズ

4GBまで

インストリーム広告は、動画コンテンツを視聴する前後、もしくは途中に配信されます。
ユーザーが見たい動画とセットになって配信されるため、長時間視聴されやすい点がポイントです。

広告はスキップ可能なものとして配信されることもあるため、特に冒頭の5秒が重要といえます。
動画の長さは選択する目的によって上限時間が異なるため、確認のうえ出稿しましょう。

種類③:ストーリーズ広告

アスペクト比

1.91:1~9:16

長さ

1秒~120秒

ファイルサイズ

4GBまで

ストーリーズ広告は縦型のフルスクリーンで配信されるため、没入感のある動画でリアルに伝えられるのが特徴です。
フィード広告とは異なりタイムラインではなく、写真やショート動画をシェアできるストーリーズに表示されます。

10秒を超える動画広告は、複数のストーリーズとして分割されるため注意してください。
縦型のフルスクリーンを生かすため、アスペクト比は9:16が推奨されています。

ストーリーズの表示形式を活用し、短時間かつインパクトのある動画広告で認知拡大を目指しましょう。

Facebook動画広告を運用するメリット

Facebook動画広告を運用するメリットは、以下の5つです。

  1. ターゲットを細かく設定できる
  2. 配信の目的を選択できる
  3. 予算を自由に設定できる
  4. 自動的に再生される
  5. 拡散が期待できる

Facebook動画広告は、予算内で最適な配信を実現できる点がポイントです。
自然な形でユーザーの目に入り、効果的なアプローチにもつながります。

Facebook動画広告を出稿する際の注意点

Facebook動画広告を出稿する際の注意点は、以下に挙げる2つです。

  1. 審査に通らない可能性がある
  2. ポリシー違反により広告利用を制限される可能性がある

不適切とみなされる表現・表記があると審査に通らず、広告を出稿できないため注意してください。
また、ポリシー・規約への違反が確認された場合には、広告の掲載停止や一部機能の利用が制限される恐れがあります。

Facebook動画広告を導入する際には、事前にMeta広告規定を確認してから出稿しましょう。

Facebook動画広告の配信手順

Facebook動画広告の配信手順は、以下にあげる5ステップです。

  1. Meta広告マネージャにログイン
  2. 「+作成」を選択
  3. 目的・予算・ターゲットを設定
  4. 動画をアップロード
  5. 動画広告を公開

スムーズに配信するためにも、前述した動画広告のサイズと長さなどを確認のうえ進めましょう。

Facebook動画広告の支援事例【制作ポイントも】

弊社が実際に支援したFacebook動画広告の事例は、以下の2つです。

  1. エステサロンのケース
  2. テーマパークのケース

それぞれ詳しく見ていきましょう。

失敗事例①:エステサロンのケース

業種

エステサロン

目的

来店誘導

予算

30万円

施策

1分尺の動画広告を出稿

動画広告は1分尺と長く、冒頭3秒のインパクトに欠けていた点が失敗の要因としてあげられます。
最終的には動画から静止画の広告へ切り替えることで、成功に至りました。

動画広告は多くの情報を伝えられる一方、途中で離脱される可能性もあります。
場合によっては動画ではなく、静止画広告の利用も検討しましょう。

成功事例②:テーマパークのケース

業種

テーマパーク

目的

来場誘導

予算

50万円

施策

インフルエンサーによる施設紹介の縦型動画を広告素材として出稿

結果は、CTR(※1 )が非常に高く、CPC(※2)単価20円でLPへ誘導できました。
※1 広告が表示された回数のうちクリックされた割合
※2 広告がクリックされると費用が発生する課金方式

Facebookをスマートフォンで利用するユーザーも多いため、縦型動画の広告が効果を発揮しています。
動画広告の内容はもちろん、形式も工夫して出稿しましょう。

まとめ:5G時代によりFacebook動画広告の重要性は増している

5G時代によりスマートフォンで閲覧できる、Facebook動画広告の重要性は高まっています。
時代に適応した動画広告の配信で、競合他社との差別化を図りましょう。

なお、弊社ではFacebook動画広告をはじめとする、充実したウェブ広告運用のサポートを行っています。
広告運用の成果を向上させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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