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LINE運用

LINE広告の出稿費用はどれくらい?課金形態や成果を上げるコツも解説

2024.02.15

LINE広告の出稿費用はどれくらい?課金形態や成果を上げるコツも解説

LINE広告を検討するうえで気になる点が費用です。LINE広告はオークション形式で、表示される広告が決まる運用広告型のため、一定の費用が必要とされています。

また、課金形態や入札単価によっても費用は異なるため、仕組みを理解したうえで自社の目的に合わせた運用方法を検討するのが大切です。

この記事では、LINE広告の出稿費用を紹介します。課金形態や費用対効果を上げるコツも解説するので、LINE広告運用を検討中の方はぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

LINE広告における4つの課金形態

LINE広告では、4つの課金形態から自社に適したものを選択できます。

  1. クリック課金(CPC)
  2. インプレッション課金(CPM)
  3. 動画広告の視聴回数に応じた課金(CPV)
  4. 友だち追加課金(CPF)

それぞれの費用が発生するタイミングや導入目的を解説するので、参考にしてください。

形態①:クリック課金(CPC)

クリック課金は、クリック数に応じて課金される仕組みです。広告が表示されるだけでは費用が発生しないため、自社サイトへの誘導を目的とする場合に適しています。

メリット

デメリット

サイトに集客できた分だけの課金で済む

  • 競合が多ければクリック単価が高くなる
  • 成果につながらなければ顧客獲得単価が高騰する

なお、クリック課金の最低設定価格は24〜200円ほどです。弊社の事例では、イベント告知のためにLINE広告を活用しました。その結果、約20名がイベントに応募し、クリック単価23円ほどで運用できました。

クリック課金は自社商品やサービスに興味関心を持つユーザーのみクリックするため、費用対効果は高いといえるでしょう。

引用元:LINEヤフーforBusiness|令和5年入札方法と入札価格について

形態②:インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金は、ユーザーの画面に広告が100%表示されると1カウントとなり、1,000回表示されるごとに費用が発生する仕組みです。多くのユーザーに広告を見てもらえるため、自社商品の認知向上が期待できます。

メリット

デメリット

多くのユーザーにLINE広告を配信できる

  • クリックに関係なく費用が発生する
  • 定期的に費用効果のチェックを必要とする

インプレッション課金の最低設定価格は、100〜1,200円ほどです。自社商品やサービスを知ってもらえるのに加えて、購入経験のあるユーザーに類似商品のPRをして購買意欲を高める場合にも利用できます。

引用元:LINEヤフーforBusiness|令和5年入札方法と入札価格について

形態③:動画広告の視聴回数に応じた課金(CPV)

動画広告をユーザーが視聴する回数によって費用が発生する仕組みで、認知拡大を促進できます。

メリット

デメリット

  • サービスや商品の内容を具体的に伝えられる
  • ユーザーの購買意欲を促進できる
  • 制作に時間と費用がかかる
  • 成果につながらなければ顧客獲得単価が高騰する

動画広告の場合、課金方法を選択可能で最低設定価格は以下の通りです。

  • 動画の100%再生:2円~
  • 動画の3秒再生:1円~

ユーザーから支持を得られればクリック率が高く、自社サイトへの誘導が期待できるでしょう。

引用元:総務省情報通信政策研究所|令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

形態④:友だち追加課金(CPF)

CPDはLINE広告を経由し、LINE公式アカウントを友だち追加した場合に費用が発生する仕組みです。CPC課金が主流だったLINE Ad Platfrom(LAP)で、新たにリリースされた課金形態となります。

メリット

デメリット

  • 公式アカウントでもアプローチできる
  • 自社に関心を持つ友だちの獲得ができる
  • 競合が多ければクリック単価が高くなる
  • 認証済みアカウントのみ広告配信できる

友だち追加課金の最低設定価格は、50〜75円ほどです。弊社の事例として、ある施設でCPF広告を実施したところ、1人当たり約250〜350円で友だち獲得ができました。さらに友だち追加後のブロック率も13%と低く、多くの方に追客配信ができるようになりました。

友だち追加の時点で課金という一種の成果報酬型となっており、低コストで質の高い見込み顧客を得られるでしょう。

CPF広告については、以下の動画でも詳しく解説しています。成功事例についてもあわせて紹介していますので、ぜひご覧ください。

また、住宅会社のLINE運用や支援実績について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】住宅会社のLINE運用は集客に効果あり!支援実績や成功させるコツを紹介

LINE広告の費用対効果を高める3つのコツ

ここでは、LINE広告を効率よく運用するコツを3つ解説します。

  1. 自動入札で運用工数を削減する
  2. 目的によって配信方法を使い分ける
  3. クリエイティブを改善する

また、広告の効率的な運用には一定の出稿企画と予算を確保したうえで、ChatGPTなどのAIを活用しながら最適化を図ることが大切です。ChatGPTを利用したコピーの作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】リスティング広告のコピーをChatGPTで作る方法!メリットや注意点も

コツ①:自動入札で運用工数を削減する

LINE広告の自動入札では機械学習により、効率改善や運用工数の削減が見込めます。あらかじめ設定したイベント単価や予算内で入札額が自動調整されるためです。なお、自動入札タイプは以下の4つから選択できます。

自動入札タイプ

目標設定

イベント単価の上限を設定

目標イベントを最大化する

イベント単価の目標を設定

目標イベントを獲得する

入札額の上限を設定

単価を抑えながら効率的に目標イベントを獲得する

単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化

オークションで勝てる単価で入札されるため、金額は高くなる

顧客獲得単価やコンバージョンなど、目標に応じて設定しましょう。

コツ②:目的によって配信方法を使い分ける

LINE広告では、自社の目的に合わせて配信方法を使い分けることも大切です。LINE広告には主に3つの配信方法があり、適切なターゲティングを設定することで費用対効果を得られます。

配信方法

機能

オーディエンスセグメント配信

年齢・性別・属性・地域などで広告を配信する対象を指定できる機能

オーディエンス配信

オーディエンス(広告の配信対象データ)を活用して対象のユーザーに広告を配信する機能

類似配信

オーディエンスに類似したユーザーをLINE内で探して広告配信する機能

ユーザーに効率よくアプローチできるよう、配信方法を使い分けましょう。なお、LINEのセグメント配信や成功事例についても知りたい方は、あわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINEのセグメント配信とは?デバイスごとのやり方や成功事例も解説

コツ③:クリエイティブを改善する

LINE広告ではクリエイティブの改善により、クリック数が上がる可能性もあります。特に押さえておきたいポイントは、以下の3つです。

  1. ビジュアルを重視する
  2. ユーザー別に訴求内容を工夫する
  3. クリエイティブは適切な本数とフォーマットを用意する

ユーザーの目に留まり、クリックしたくなるようなクリエイティブを作成しましょう。

まとめ:LINE広告の費用対効果は工夫次第で大きく向上する

LINE広告は利用料金が決まっていませんが、オークション形式のため一定の予算を準備するのが重要です。また、課金形態や入札単価によっても出稿費用は異なります。効率よく広告運用できるよう、目的に合わせた入札方法を考えるのがポイントです。

なお、費用対効果に不安を抱いている方は、無料ダウンロードできる完全運用シートをご活用ください。弊社は500アカウント以上の運用実績を持つ、LINEビジネス活用のエキスパートです。

ユーザーの関心を引くクリエイティブな配信や友だち獲得といった成功ノウハウが完全運用シートに反映されています。以下の4項目に取り組み、LINEマーケティングの成功率をアップさせましょう。

  • 目標(予実)管理シート
  • 友だち集めシート
  • 配信スケジュール管理シート
  • クリエイティブ改善管理シート

シートの使い方については、以下の動画で詳しく解説しています。

LINE運用に関するお悩みがあれば、LINE公式アカウント運用サポートへ気軽にお問い合わせください。

【関連記事】【成功事例付き】LINEマーケティングの施策5選!役立つツールも解説
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

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