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LINE公式アカウントを運営するうえで知っておきたい便利な機能が「セグメント配信」です。それぞれのニーズに合わせた情報を届けられ、ユーザーにより響くアプローチが可能になり、集客や売上アップが期待できます。
この記事ではLINEのセグメント配信とは何か、メリットや注意点を踏まえながら解説します。設定できる項目やスマホ・パソコン別のやり方はもちろん、成功事例もあわせて紹介するので、LINEのセグメント配信で効果的に集客したい方はぜひ参考にしてください。
目次
LINEのセグメント配信とはユーザーを属性ごとに分類し、そのグループごとに内容を変えたメッセージを送信する方法です。
そもそも「セグメント」とは主にマーケティングで使われる用語で、「分割されたもの」という意味があります。セグメントとして分類する軸の例は、以下の通りです。
セグメント配信の目的は、受け取る側の興味と送信内容のギャップを減らすことにあります。ユーザーニーズと合致したメッセージを配信することで、訴求内容がより心に刺さり、結果として見込み顧客の獲得や興味関心度の引き上げにつながります。
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セグメント配信を利用するメリットは、以下の3つです。
それぞれについて見ていきましょう。
メリットの1つ目は、顧客との関係性を維持しやすい点です。そもそもLINE公式アカウントは顧客からの友だち追加が簡単に行えますが、ユーザーにとって興味のない情報が何度も届くとブロックされやすい特徴があります。業種にもよりますが、ブロック率の平均は20〜30%ほどです。
しかし、セグメント配信であればニーズに合った情報を届けられるため、ユーザーからのブロックを回避しやすい傾向があります。その分、良好な関係を長期的に維持しやすいといえるでしょう。
メリットの2つ目は確度の低いユーザーへ配信しないため、通数オーバーを避けられる点にあります。
LINE公式アカウントはプランによって無料で送信できるメッセージ数が決まっており、それを超える場合には1通あたり追加料金が発生していきます。しかし、セグメント配信であれば無差別に送るよりも通数が限られるため、配信にかかるコスト削減にもつながるでしょう。
顧客との関係性を維持しやすく、コストも削減できる点から、LINEのセグメント配信は費用対効果の向上も期待できます。
LINEから他の媒体や集客施策と連動させれば相乗効果を生み、さらなる集客力アップにもつながります。特にWebサイトの制作・運用は、インターネットを通じた集客に不可欠です。集客や成約につながる自社サイトを立ち上げたい方は、弊社のWebサイト制作・運用ページからぜひご相談ください。
LINEのセグメント配信における注意点は、以下の2点が挙げられます。
それぞれについて見ていきましょう。
LINE公式アカウントにおける友だち数の計算は、3日前の情報をベースに行われます。
急に友だちが増えた日があったとしても、すぐにターゲットリーチ数(※1)に反映されない点に注意が必要です。
※1 配信されるユーザー数
ユーザーの「属性」で絞り込むときには、100人以上の友だちが必要です。例えば、全友だち数が700名いた場合でも、「30代」「男性」「関西地方」で絞り込んだあとの該当者が95名であれば配信ができません。
100人に満たない場合は他の絞り込みを優先し、ある程度確保できてから再度挑戦すると良いでしょう。
LINEのセグメント配信で絞り込める項目は、以下の3つです。
それぞれについて見ていきましょう。
LINEのセグメント配信で絞り込める属性の種類は、下表の通りです。
友だち期間 |
|
性別 |
|
年齢 |
|
OS |
|
エリア |
|
上記は、以下の利用状況から推測された「みなし属性」となっています。
※2性別、年代、エリア情報など
なお、属性はあくまでもLINE独自の推測であることに留意しておきましょう。
オーディエンスで絞り込める項目の種類は、以下の通りです。
複数の選択も可能ですが、絞り込み結果が「50人以上」かつ「それぞれのオーディエンスの有効な友だち数が50人」という条件を満たす必要があります。
また、属性との併用も可能です。属性とオーディエンスで対象のユーザーが重複している場合でも、メッセージは複数配信されないため、通数オーバーの心配はありません。
LINEのセグメント配信では、過去のメッセージを受け取ったユーザーに絞り込んだ再配信も可能です。配信完了から2週間以内のメッセージであれば、含める・除外するを自由に選択できます。
ただし過去の配信に基づいた絞り込みは、認証済み以上の公式アカウントでのみ利用できる点に注意しましょう。公式アカウントをスムーズに開設したい方は、弊社のLINE運用サポートをぜひご覧ください。
LINEのセグメント配信は、デバイスごとに2パターンのやり方があります。
それぞれについて見ていきましょう。
パソコンを使用したセグメント配信のやり方は、以下の通りです。
なお、パソコン設定の場合には、属性とオーディエンスの併用も可能となっています。
スマホを使用したセグメント配信のやり方は、以下の通りです。
スマホアプリの場合には、配信ボタンの直前に「配信先」の項目があるため、「属性で絞り込み」を選択します。また、オーディエンスの選択ができません。オーディエンスを使用して配信したい場合には、パソコンから設定しましょう。
LINEのセグメント配信が成功した事例は、下表の通りです。
実施した施策 |
開封率の変化 |
|
A社 |
ユーザーの誕生月に合わせてお祝いメッセージと割引クーポンの配信 |
46〜55%→66%~75% |
B社 |
お子様の誕生月にお得な割引チケットを配信 |
60〜66%→80〜85% (タップ率も3〜15%→33〜45%) |
C社 |
年齢・性別によって異なるイベント情報の出し分け |
30%台→60〜70% |
通常機能では、友だちの誕生月に合わせたメッセージ送信はできません。しかし、弊社のLINE運用サービスである「スマケ!」を利用すると、友だちの誕生月にセグメント配信が可能になります。上記の成功事例のように開封率を上げたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
LINEセグメント配信を利用すると、さまざまな条件で絞り込みが可能になり、ユーザーの興味に合った情報を伝えられます。その結果、開封率が高まり、見込み顧客との関係構築や維持につながります。
LINEを通じた集客の費用対効果を上げたい方は、セグメント配信を有効活用していきましょう。
なお、弊社ではLINE公式アカウントの開設から、配信内容の企画・制作などをトータルサポートしています。LINEを通じて顧客層を広げたい方は、LINEのビジネス活用ページからぜひご相談ください。
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