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GoogleビジネスプロフィールとLINEの新連携機能|導入メリットも

2025.05.09

GoogleビジネスプロフィールとLINEの新連携機能|導入メリットも

GoogleビジネスプロフィールLINE公式アカウントは異なる企業のサービスですが、新たに相互の連携機能がリリース予定です。
連携によって新しい集客経路を確保でき、売上向上も期待できるため、「いつから機能が実装されるのか」と注目を集めています。
一方で、「GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携条件やメリットが分からない」という方もいるでしょう。

この記事では、GoogleビジネスプロフィールとLINEの新たな連携機能について、条件やメリットを踏まえながら解説します。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携方法

GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携方法について、以下に挙げる3つを解説します。

  1. 従来の連携方法
  2. 新しい連携方法
  3. 新機能が利用できるLINE公式アカウントの条件

なお、弊社ではGoogleビジネスプロフィールを活用した、MEO対策をサポートしています。
店舗ビジネスを成功へと導きたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。

従来の連携方法

従来の連携方法として挙げられるのは、以下の2つです。

  1. GoogleビジネスプロフィールにLINE公式アカウントのURLを登録
  2. LINE公式アカウントからメッセージで送信

GoogleビジネスプロフィールにLINE公式アカウントのURLを登録しておくと、Googleマップなどの店舗情報にも表示されます。
ただし、Webサイト欄に設定できるURLは1つのため、自社ホームページのURLを掲載する場合には利用できない方法です。

また、LINE公式アカウントから送信するメッセージで、Googleビジネスプロフィールの情報を発信できます。
つまり、GoogleビジネスプロフィールとLINEを連携させるには、備わっている機能を手動で設定する必要があるのです。

Googleビジネスプロフィールのオーナー登録について知りたい方は、下記の記事もあわせて参照してください。

【関連記事】Googleビジネスプロフィールとは?オーナーの登録・追加方法を解説

新しい連携方法

上述の通り従来は直接的な連携ができませんでしたが、今後、新しい連携機能がリリース予定です。
Googleビジネスプロフィール側での操作は必要なく、LINE側で機能をONにすると連携できるものを予定しているとのことです。
連携するとGoogleビジネスプロフィールに、LINE公式アカウントのトークルームに遷移するボタンが出現し、直接遷移することが可能です。

2025年4月より開始予定の新機能について、連携には「同意」が必要となっています。
同意することにより、機能リリース前に実施されるテストにも参加可能です。

同意取得については、LINE Official Account Managerおよび管理アプリに表示されるポップアップにて行われます。
同意・非同意の選択、もしくは選択せずに閉じることが可能です。
ただし、下表のように、同意の選択状況に応じてGoogleへの情報連携やGoogleサービスへの掲載有無が異なるため注意してください。

同意状況

掲載内容

同意

Googleに情報が連携され、条件を満たす場合には、事前テスト期間中、Googleサービスに掲載される

非同意

Googleに情報は連携されず、事前テスト期間中、Googleサービスに情報は掲載されない

同意・非同意を選択しない

Googleに情報は連携されず、事前テスト期間中、Googleサービスに情報は掲載されない

GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携機能を利用したい方は、同意を選択して事前テストに参加しましょう。

新機能が利用できるLINE公式アカウントの条件

新機能が利用できるLINE公式アカウントの条件は、以下に挙げる3つです。

  1. 認証済アカウントであること
  2. チャットの応答設定をオンにしていること
  3. 日本のアカウントであること

3つの条件を満たしていれば、ログインする方の権限を問わず、同意取得のポップアップが表示されます。
新機能の利用を検討している方は、条件を満たしているか確認しておきましょう。

GoogleビジネスプロフィールとLINEで連携される情報

連携時にLINEヤフー株式会社からGoogleに対して提供されるデータは、下表の通りです。

提供されるデータ

データの詳細

LINE公式アカウントの登録情報

  • アカウント名
  • プロフィール画像
  • 住所
  • 電話番号
  • 企業名
  • 法人番号
  • Web・SNSのURL など

LINE公式アカウントで作成・投稿されたコンテンツ

LINEヤフーサービスへの掲載を設定しているクーポンやショップカードなど

LINE公式アカウントおよびこれに付随するサービスの利用履歴に関する情報

チャットの利用状況など

連携される情報を踏まえると、今後はクーポン等もナレッジパネル(※)に表示される可能性があります。
※検索結果の右側や上部に表示される情報ボックス

連携を始める場合には、クーポンやショップカードなどのLINEコンテンツを充実させておきましょう。

Googleビジネスプロフィール・LINE連携機能のリリース時期

Googleビジネスプロフィール・LINE連携機能のリリース時期は、現時点で未定のようです。
場合によっては、リリースに至らない可能性もあります。

ただし、2025年4月2日から、連携に関する「同意ポップアップの表示」は実施中です。
同意が一定数集まり次第、数か月間にわたって事前テストが行われる旨も案内されています。

Googleビジネスプロフィール・LINE連携機能は現在テスト段階ではあるものの、リリースに向けて着実に進んでいるといえるでしょう。

GoogleビジネスプロフィールとLINEを連携させるメリット

GoogleビジネスプロフィールとLINEを連携させるメリットについて、以下の2つを紹介します。

  1. 従来の連携方法におけるメリット
  2. 新しい連携方法で生まれるメリット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

従来の連携方法におけるメリット

従来の連携方法におけるメリットは、集客機会の増加です。
LINE公式アカウントのURLがGoogleマップなどに表示され、集客および売上の向上にもつながります。

また、LINE公式アカウントのメッセージにて、Googleビジネスプロフィールの口コミを共有することも可能です。
口コミの投稿を促せる点も、メリットの1つに挙げられます。
従来の方法でも効果は見込めるため、まだ連携していない方は試してみましょう。

新しい連携方法で生まれるメリット

新しい連携方法で生まれるメリットは、来店や再来店の導線をより最適化できる点です。

例えば、「地域名×業種」などのキーワードで検索するユーザーにも、Googleビジネスプロフィールでリーチできるようになります。
もしも今後、LINEクーポンとの連携も機能として実装された場合は、より一層の来店促進が可能になってくるでしょう。
LINEに友だち追加してくれるため、来店後の追客にも効果的です。

特に、リアル店舗がある事業者や施設系事業者は、連携の恩恵が大きいためチャンスです。
この機会を逃さないようLINEの運用体制を見直し、連携開始に備えましょう。
LINEを店舗ビジネスに活用すべき理由や注意点について知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

【関連記事】LINEは店舗ビジネス成功の鍵?活用すべき理由や注意点・成功事例を解説

Googleビジネスプロフィール・LINEの運用はベイスへお任せ

LINEは日本で最も使われている連絡手段であり、2024年9月末時点の月間アクティブユーザーは約9,700万人にのぼります。
特に10〜40代の利用率が非常に高く、性別問わずに利用されているのが特徴です。

2025年4月〜GoogleビジネスプロフィールとLINEが連携に向けて動いており、実現すればGoogle検索・マップからLINEトークに直接遷移できます。
「地図検索から問い合わせ」の導線を、最適化することも可能です。
逆に、LINE未導入の企業は「選ばれにくくなるリスクが高まる」といえます。

今後の集客チャネルの変化に備えるためには、LINEの運用が以前に増して重要です。
まだLINE運用をしていない企業は、導入を検討しましょう。

なお、弊社はLINEヤフー社認定パートナーとして、「勝てる」LINEのビジネス活用をサポートしています。
LINE公式アカウント運用によって成果をあげたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

引用:LINEヤフー株式会社|LINEヤフー 媒体資料

まとめ:GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携でビジネスを加速させよう

GoogleビジネスプロフィールとLINEの連携により、お互いの相乗効果が見込めます。
集客の導線を最適化し、ビジネスをさらに加速させましょう。

なお、弊社では、全国500社以上でLINE公式アカウント運用を支援しており、豊富な実績・ノウハウがあります。
集客および売上の向上を目指したい方は、ぜひ一度お問い合わせください。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説
【関連記事】【フェーズ別】LINE公式アカウントの運用方法!成功させるコツや事例も
【関連記事】MEO対策とは?Googleビジネスプロフィールの運用を内製化する手順も解説

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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