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Webサイト制作

Webサイトの制作期間を短縮する5つのコツ!遅延する要因や弊社の事例も

2024.03.26

Webサイトの制作期間を短縮する5つのコツ!遅延する要因や弊社の事例も

Webサイトは企画からリリースまで、さまざまな工程を経て完成します。しかし、Webサイト制作を外注する方からすると、「せっかくプロに頼むのだから、制作期間を短縮できないのか」と疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、Webサイト制作にかかる平均的な期間から、制作期間を短縮するコツまでを、弊社の支援実績に基づき解説します。

弊社はこれまでに何百ものWebサイトを構築し、制作期間を短縮するために必要なポイントを心得ています。できるだけ短期間で効果的なWebサイトを制作したい方は、ぜひ参考にしてください。

Webサイト制作にかかる期間の目安

Webサイト制作にかかる期間は、サイトの種類やページ数などによって異なります。一般的には、ページ数が多いほど、制作にかかる期間が長くなる傾向があります。

サイトの種類

ランディングページ

コーポレートサイト

大規模サイト

ページ数の目安

1ページ

10ページ

30ページ

制作期間の目安

1か月

2か月〜3か月

約3か月半〜4か月

なお、大規模サイトのうち、100ページほどのものになると8か月〜9か月程度の制作期間が必要です。Webサイトを制作・リニューアルする際は、上記を目安に公開日から逆算して余裕のあるスケジュールを組みましょう。

弊社が支援したWebサイト制作の平均期間

下表は、Webサイト制作における弊社の支援実績を一部抜粋したものです。制作期間は最短で2か月、平均で約4か月となっています。

業種

制作期間

制作費用

教育

2か月

105万円

住宅・建設・不動産

3か月

253万円

小売・卸売

4か月

181万円

サービス

5か月

164万円

サービス

5か月

85万円

食品

5か月

127万円

寺・神社・葬儀

8か月

325万円

小売・卸売

9か月

132万円

ほかにも医療・介護や製造など、弊社はこれまでさまざまな業種のWebサイト制作を支援しています。自社と同じ業種の制作事例があるか、ぜひ一度Webサイト制作実績をご覧ください。

なお、弊社は公開後のWebサイト運用もサポートしています。Webサイトを起点に売上アップを実現したい方は、お気軽にご相談ください。

Webサイトの制作期間が長くなる要因

Webサイトの制作期間が長くなる要因を、以下の2つの側面から解説します。

  1. 制作会社側の要因
  2. 依頼側の要因

それぞれ詳しく見ていきましょう。

制作会社側の要因

Webサイトの制作期間が長くなる場合、以下のような点が制作会社側の要因として挙げられます。

  • 予定が重なった際の調整に時間がかかる
  • スケジュールの先送りによって、次に控えていた別件と重なる
  • 制作に必要な工程をすべて把握できていない
  • 制作開始当初から、各工程の作業時間が足りていない
  • どの作業でどの程度の時間が必要か、事前の計画が甘い
  • 発注者の決裁フローを理解していない
  • 横槍の対応によって、作業時間が押し出される
  • 外注のクオリティ不足で、修正や巻取りが発生する

なかでも、スケジュールが後ろ倒しになった際は、調整に時間がかかり、全体の進行が遅れます。実際に、一度発生すると続々と玉突き事故を起こすように予定が重なるため、各作業者の調整に半日以上かかるケースも珍しくありません。

その結果、作業時間が調整によって削られ、直近かつできる範囲の作業から対応するしかなくなります。この状態のまま全体的なスケジュールを立て直せない場合には、Webサイト制作がずるずると長期化しがちです。

たとえタスク単体の遅延がなくても、当初の予定に横槍やずれ込みが入ることによって、時間が足りなくなったり調整が追いつかなくなったりしてしまいます。

依頼側の要因

Webサイトの制作期間が長くなるケースでは、以下のような依頼側の要因も考えられます。

  • 制作会社への返信が滞る
  • 素材を提出するのに時間がかかる
  • 上長や社内確認の時点で、大きな変更が入る
  • デザイン確定後やテストアップ時など、前工程に戻れないタイミングで変更が入る
  • 社内的な都合で公開ができない(商材のリリースが保留になるなど)

ただし、社内都合で公開できない場合を除いて、多くの要因は制作会社側の管理不足による側面もあります。

依頼側としては、Webサイト制作の過程で大きな変更が入らないよう、社内の意思決定者を1人選定しておきましょう。制作期間が長くなる要因を解消するためにも、社内で入念に協議を重ねておくことが大切です。

Webサイトの制作期間を短縮する5つのコツ

Webサイトの制作期間を短縮するコツは、以下の5つです。

  1. 事前準備を済ませておく
  2. 余裕を持ったスケジュールを立てる
  3. 制作進行中の手戻りを減らす
  4. 確認作業はすばやく対応する
  5. ツールの操作に慣れておく

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コツ①:事前準備を済ませておく

Webサイトの制作期間を短縮するためには、事前準備を済ませておくのがポイントです。必要な準備ができていれば、制作会社との打ち合わせをスムーズに進められ、確認作業にかかる時間を減らせます。

Webサイト制作に向けて把握・決定しておきたい項目は、下表の7つです。

①現状について

  • Webサイトを制作・リニューアルする理由
  • 課題や問題点
  • Webサイト以外の施策 など

②Webサイトの目的やゴール

  • ターゲットとするユーザー層
  • 訴求内容や問い合わせ数などの目標値
  • ベンチマーク など

③Webサイトの仕様

  • デザイン
  • 素材
  • サイトの機能 など

④予算

  • 具体的な金額
  • 費用の内訳 など

⑤スケジュール

  • 制作スケジュール
  • 公開前後のスケジュール
  • 効果測定の実施時期 など

⑥広告

  • 出稿希望の有無
  • 出稿期間
  • 出稿エリア など

⑦担当者の対応範囲

  • 最終責任者や決裁フロー
  • 担当者のWeb知識レベル
  • 担当者の対応可能日時 など

ほかにも、提供する画像や原稿などの素材も準備しておくと良いでしょう。特に、写真撮影やインタビューなどは時間がかかるため、早めに準備しておくと制作スケジュールへの影響が少なく済みます。

Webサイト制作前に決めておきたい内容に関して、詳細を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】Webサイト制作前に決めておきたい7項目とは?費用相場もあわせて解説

コツ②:余裕を持ったスケジュールを立てる

Webサイトの制作期間を短縮するためには、余裕を持ったスケジュールを立てておくことも大切です。

スケジュールに余裕をもたせることは、一見すると、短縮の真逆のように捉えられます。しかし、Web制作において、非現実的なスケジュールは計画倒れしやすいため注意が必要です。

制作スケジュールを立てる際は、必要な工程をあらかじめ把握し、マイルストーンやバッファを設けるといった工夫が必要です。力技を前提とした「なんとかなる」精神の計画がうまくいかなかった場合、再調整に労力が割かれるなど、余計な時間がかかるケースも珍しくありません。

制作だけではなく、確認作業や修正にかかる時間を含めて現実的な期間を押さえておくと、結果としてWebサイトの制作期間を短縮できます。

コツ③:制作進行中の手戻りを減らす

制作進行中の手戻りを減らすのも、Webサイトの制作期間を短縮するためのポイントです。具体的な方法としては、以下の2つが挙げられます。

  1. 決裁フローを明確にする
  2. 案件内容に適したメンバーをアサインする

それぞれ順番に見ていきましょう。

決裁フローを明確にする

Webサイト制作の際は、社内の決裁フローを明確にしておくことが大切です。

制作進行中は、問い合わせに返答したり画像や原稿を提出したりするなど、さまざまなやりとりが発生します。その際、決定権を持つ責任者が誰かを明確にしていないと、確認作業に時間がかかります。

場合によっては、責任者の返事が遅れてスケジュール全体に影響を与えかねません。重要な打ち合わせには決定権がある責任者も参加したり、やりとりしやすい決裁フローを作っておいたりすると、制作進行中の手戻りを減らせるでしょう。

案件内容に適したメンバーをアサインする

案件内容に適したメンバーをアサインできると、Webサイト制作をよりスムーズに進められます。

Webサイト制作には、ディレクターやデザイナーをはじめ、さまざまな人員が関わります。依頼側に基礎的なWeb知識がない場合、制作中に認識のズレや進行中の手戻りが発生するでしょう。

手戻りを減らして、Webサイトの制作期間を短縮するためには、制作会社側のメンバーと依頼側の担当者で適切なチームを組むことが大切です。

コツ④:確認作業はすばやく対応する

制作会社から問い合わせがあったら、できるだけすばやく対応しましょう。確認作業に時間がかかると、その分作業が遅れてしまいます。

初回の打ち合わせを終えると、基本的には制作会社が主導してWebサイト制作を進めます。しかし、その後も以下のような理由で、問い合わせが入るケースがほとんどです。

  • デザインやテキストの確認
  • 画像や素材の提供依頼
  • 追加の質問 など

忙しいからといって確認を後回しにしてしまうと、制作会社は作業を進められません。確認作業にすばやく対応できれば、Webサイトの制作期間を短縮できるでしょう。

コツ⑤:ツールの操作に慣れておく

さまざまなツールの操作に慣れておくのも、Webサイト制作をスムーズに進めるポイントの1つです。Webサイト制作ではZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールや、Adobe XDをはじめとするデザイン作成ツールで情報共有するケースが多いためです。

Web会議ツールを使えば、電話やメールのやり取りと比べて関係性を築きやすく、細かなスケジュールや方向性を決定しやすくなります。また、デザイン作成ツールの使用は、作成データの共有やコメントのスムーズなやり取りに役立ちます。

業務の効率化につながるツールは、できるだけ積極的に活用してください。ツールの操作に慣れておくと、Webサイト制作の期間短縮にもつながるでしょう。

それぞれのツールの操作方法や必要な準備について知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【画像付き】Adobe XDでコメントを追加・編集・削除する方法を解説
【関連記事】Web会議のスタートガイド|事前準備やツール別のやり方を解説

まとめ:Webサイトの制作期間は取り組み方次第で短縮可能

Webサイトの制作期間を短縮するためには、余裕をもったスケジュールを立て、予定通りに進行する必要があります。具体的な時短テクニックや裏技があるというよりは、制作会社側と依頼側による双方の協力が不可欠です。

なお、弊社はデータに基づいたサイト設計にこだわり、お問い合わせ率の高いWebサイト制作をサポートしています。できるだけ制作期間を短縮し、公開後のWebサイト運用にも力を入れたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

【関連記事】リフォーム会社のホームページに必要な7つの項目!集客を成功させるコツも
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

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