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【事例付き】LINEショップカードとは?活用メリットや作り方も解説

2024.05.10

【事例付き】LINEショップカードとは?活用メリットや作り方も解説

LINEショップカードは、LINE上で手軽に発行・管理できるポイントカードです。

LINE公式アカウントで使える便利な集客ツールの1つであり、顧客が利用してくれる可能性が高まるため、多くの企業がリピーターの創出に役立てています。

この記事では、LINEショップカードとは何か、活用するメリットや使い方を解説します。有効活用する方法や活用事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

LINEショップカードとは

LINEショップカードは、LINE公式アカウント上で提供されるポイントカードです。通常、店舗では紙や独自のカードを利用してポイントを付与します。しかし、LINEショップカードを導入することで、以下のサービスをLINE上で効率的な管理・運用が可能です。

  • ポイント付与
  • 履歴確認
  • QRコード表示
  • 特典設定
  • 利用状況の分析
  • ランクアップカード設定 など

ショップカード機能は、LINE公式アカウントにあるすべてのプランで無料提供されています。QRコードを読み取るだけで利用できることから、さまざまな業界で活用されるようになってきました。

また、LINE VOOMと連動させることで、店舗や商品に関する情報の拡散効果も期待できます。LINE VOOMの機能や使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】LINE VOOMとは?企業が使える機能一覧や効果・使い方を解説

LINEショップカードを活用するメリット

LINEショップカードのメリットは、以下のように多方面にわたります。

  • ユーザー側のメリット
  • 店舗側のメリット

それぞれを詳しく見ていきましょう。

ユーザー側のメリット

LINEショップカードを活用することでユーザーが得られるメリットは、下記の3つです。

  1. カードを持ち歩く手間が省ける
  2. 専用アプリをダウンロードする必要がない
  3. 簡単にポイント管理ができる

ユーザーは普段から使い慣れているLINEでカード管理が可能です。また、ショップカード作成により、ユーザーは手軽にポイントを獲得できるQRコードを入手できます。ポイントを獲得する手順が簡素化され、時間と手間をかける必要がありません。

買い物を楽しみながら特典やキャンペーンをスムーズに利用でき、満足度の高いショッピング体験を提供できるでしょう。

店舗側のメリット

店舗がLINEショップカードを活用するメリットは、下記の5つです。

  1. デザイン費や印刷代が不要になる
  2. 発行済スタンプ数のボリュームゾーンが分かる
  3. 特典設定によってリピート率が向上する
  4. 利用状況を分析しやすい
  5. LINE公式アカウントの友だち数が増加する

LINEは国内のメッセージアプリ市場において、圧倒的なシェアを誇ります。すでに多くの人が利用しており、「使い方が分からない」「新しいアプリをダウンロードしたくない」といった理由で拒否されるケースは少ないでしょう。

なかでも、付与するポイント数や特典を自由に設定できるのが特徴です。顧客嗜好に合わせた特典やキャンペーンを提供すれば、継続来店率や来店頻度が増加する効果も期待できます。さらに、API化することで、より効率的な管理や顧客対応ができるでしょう。

しかし、LINEショップカードを利用した集客には、カードの設定や分析、改善に多少の手間がかかります。細かな設定や特典チケットの作成など運用に不安を感じる方は、弊社のLINE運用サポートをぜひご検討ください。全国500アカウント以上の運用ノウハウをもとに、貴社に適したサポートを提案します。

LINEショップカードの作り方

LINEショップカードには、以下の2つがあります。

  1. 基本カード設定
  2. ランクアップカード設定

それぞれの作り方を詳しく見ていきましょう。

なお、ショップカード作成には、LINE公式アカウントへの登録が必要です。登録方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説

基本カードの作り方

基本カードは、以下の4ステップで作成できます。

  1. LINE公式アカウントの管理画面にログイン
  2. 「ショップカード」をクリック
  3. 各種カード設定
  4. 「カードを公開」をクリック

カード設定できる内容は、以下の10項目です。

  1. 背景
  2. デザイン
  3. ゴールまでのポイント数
  4. ゴール特典
  5. ポイント特典
  6. カード有効期限
  7. 有効期限の通知
  8. カード取得ボーナス
  9. ポイント取得制限
  10. 利用ガイド

なお、初回ボーナスはゴール特典にある「特典チケットを選択」で設定可能です。特典チケットは、ユーザーがランクアップした際に提供される魅力的な報酬です。初回ボーナスやゴール設定を付ける際は、顧客が取得しやすいようポイント数やゴールまでの距離を調整します。

しっかりとリサーチし、再来店の動機を高められるよう設定しましょう。

ランクアップカードの作り方

ランクアップカードは、以下の4ステップで作成できます。

  1. ショップカードの管理ページにアクセス
  2. 「保存してランクアップカードを作成」をクリック
  3. 各種カード設定
  4. 「カードを更新」をクリック

作成手順は前述した流れとほぼ同じですが、デザインや特典を変更することで、前回とは異なるカードをアピールできます。

なお、ランクアップカードは、ユーザーが一定のポイントに達した際に自動で提供されるショップカードです。毎回同じ特典を提供するのではなく、異なる特典があることでユーザーに新たな目標を提供し、特別感や興味を引き続けられるでしょう。

顧客がポイントを積み上げるほど特別なランクに進む仕組みを導入すれば、顧客との絆を強固にでき、リピーター創出につながります。

なお。弊社が提供する「スマケ!」のデジタル会員証機能なら会員属性別にメッセージ配信が可能です。顧客満足度を向上させたい方は、ぜひご検討ください。

弊社が支援したLINEショップカードの活用事例

最後に、弊社が支援したLINEショップカードの活用事例を紹介します。下表は、カフェの顧客リピート率を促進できた事例です。

目的

  • 顧客のリピート率向上
  • 新規顧客の獲得

施策

  • 注文ごとにスタンプ1つプレゼント
  • スタンプが一定数貯まると割引チケットプレゼント

成果

  • 友だちの80%以上がカードを取得
  • 付与ポイント合計、約50,000ポイント
  • 特典チケットの期限を短めに設定し、多くの顧客のリピートを促進

顧客はスタンプを貯めれば割引や特典を得られるため、リピートの動機づけになります。その際、有効期限を短めに設定すると顧客の積極的行動につながり、次回来店や購買を促す効果がより一層期待できるでしょう。

LINEショップカードをさらに有効活用する方法

LINEショップカードを効果的に活用するには、以下の3つのポイントを意識する必要があります。

  1. 友だち数を増やす
  2. カード作成を促す特典を設定する
  3. ゴールポイントを少なくする

特典の魅力は顧客の購買意欲を刺激し、販促にも大きな効果をもたらします。特典の利用率が低い場合は、ゴールまでのポイント数が多すぎたり、特典に魅力がなかったりする可能性が大です。中間ポイントを作成するなど、再来店を促す改善案を考えましょう。

そのなかでも、「スマケ!」のセグメント配信では、顧客の属性や興味関心に応じて異なる情報を提供できます。例えば、以下の属性情報を活用して、特定のセグメントに向けて商品やサービスのプロモーションを効果的に行えます。

  • 年齢
  • 性別
  • 居住地域 など

アンケート結果や興味関心に基づくセグメント配信は、より個に刺さる情報を提供できる重要な手法です。好きな商品カテゴリーや興味関心のあるトピックに関する情報を配信すれば、顧客の興味関心を惹き付け、購買意欲を高めてくれるでしょう。

まとめ:LINEショップカードは多方面にメリットあり

LINEショップカードは、顧客のリピート率をアップさせる効果的なツールです。オンライン上で使われる従来のスタンプカードの進化版であり、ユーザーは自身のスマホを使って気軽にポイントをためられます。

一方、店舗側は顧客の情報を蓄積し、ターゲティングされた販促活動やサービスの提供が可能です。企業側だけでなく、顧客にとっても利便性が高く魅力的なツールであるため、積極的に活用しましょう。

なお、LINEのより効果的な運用を実現するには、弊社が提供する「スマケ!」がおすすめです。ビジネス成果を最大化したい方は、弊社の運用ノウハウが詰まった虎の巻もぜひご覧ください。

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book この記事の執筆者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

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