LINE運用を進めている企業の中には、認知拡大策としてLINEスタンプの無料配布を実施しているところが増えています。しかし、導入を検討する際は、メリットやコストについて理解しておくことが大切です。
この記事では、企業がLINEスタンプを無料配布するメリットを解説します。利用条件やクリエイターズスタンプとの違いのほか、無料配布にかかる費用・作成方法もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
まずは無料配布できるLINEスタンプの基礎知識として、以下の2つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINE公式アカウントで無料スタンプを配布するには、LINEプロモーションスタンプの契約が必要です。
LINEプロモーションとは、企業がLINEヤフー株式会社に広告費を支払うことでユーザーに無料配布できるスタンプを指します。なお、広告費は加入するプランによって異なります。
プラン |
ダウンロード条件 |
費用 |
利用期間 |
スポンサードスタンプ |
LINE内のスタンプショップ経由でダウンロード可能 |
3,500万円~ |
ダウンロードから180日間 |
ダイレクトスタンプ |
LINE内のスタンプショップを介さずダウンロード可能 |
1,000万円~ |
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スポンサードターゲティングスタンプ |
ターゲット属性ユーザーのみLINE内のスタンプショップ経由でダウンロード可能 |
2,000万円~ |
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ミッションスタンプ |
特定の条件をクリアしたのちダウンロード可能 |
1,000万円~ |
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LINE公式アカウントを友だち追加したのちダウンロード可能(既存の友だちに送ることも可能) |
240万円~ |
ダウンロードから90日間 |
ダイレクトスタンプはスタンプショップに掲載されないため、SNSやLINE公式アカウントなどで告知する必要があります。費用を抑えられる一方、条件は企業側の裁量に委ねられるため、うまく活用できなければダウンロードされない可能性もあるでしょう。
引用元:LINEヤフー株式会社 | 令和4年LINEBusiness Guide
公式アカウントのスタンプとクリエイターズスタンプの主な違いは、以下の2つです。
前述したように公式アカウントでスタンプを無料配布するには、LINEプロモーションスタンプの契約を必要とします。一方、クリエイターズスタンプは制作費以外かからず、自分で作成すれば費用はゼロです。
ただし、クリエイターズスタンプは有料配布に加えて、友達追加などの条件をつけて配布できません。友達を増やして企業やブランドの認知度を一気に拡大したい場合は、公式アカウントのスタンプが有効といえるでしょう。
企業がLINEスタンプを無料配布すると、以下3つのメリットが得られます。
LINE公式アカウントをうまく活用できるよう、利点を押さえましょう。
LINEスタンプを企業が無料配布した場合、企業認知度の向上が期待できます。配布したスタンプがユーザー同士のコミュニケーションで利用され、「ユーザーに使われる広告」として拡散されるためです。
特に、感情や意思をポジティブに伝えられる表現や挨拶など、ユーザーが利用しやすいスタンプを配信すると使用率を高められます。送られてきた相手もスタンプショップからダウンロードできるため、気に入ってもらえれば認知拡大がさらに加速するでしょう。
LINEスタンプを作成する方法は以下の2つであり、自社キャラクターがいなくても配布できます。
LINEスタンプメーカーとはLINE公式アプリの1つで、写真やイラストを加工してスタンプにする方法です。スキャナや画像編集ソフトを必要としないため、誰でも気軽に作れます。
一方、クリエイターコラボを利用した場合、LINEヤフー株式会社と提携しているクリエイターLINEスタンプを作成してもらえます。
プロが手がけるため、クオリティとオリジナリティの高いスタンプを配布できるのがメリットです。制作費用はクリエイターや作成数によって異なり、制作期間が8〜14営業日以下になると特急価格として約90〜350万円(税込)が追加されます。
なお、LINEヤフー株式会社の調査によると、クリエイターとのコラボスタンプはダウンロード数や利用数が非常に多いことが分かっています。
自社の認知拡大に大きく寄与するため、自社キャラクターがいない場合はクリエイターコラボを検討してみてください。
引用元:LINEヤフー株式会社|令和4年LINEBusiness Guide
LINEプロモーションスタンプの場合、友だち追加の特典として使えるのもLINEスタンプを無料配布するメリットです。クオリティやインパクトが高いスタンプは注目されるため、友だちの急増も期待できます。
実際に、弊社でも既存・新規のLINE友だちへの特典としてスタンプを配布したところ、約5日で50,000ダウンロードを達成した事例もあります。より多くのユーザーに情報を届けたい場合は、LINEスタンプの無料配布を通じて友だちを獲得するのも1つの方法です。
なお、従量課金形式のCPDスタンプについて知りたい方は、こちらの記事をあわせてチェックしてください。
【関連記事】【LINE】CPDスタンプとは?通常スタンプとの違いや活用事例を解説
LINEスタンプを無料配布できるプロモーションスタンプにかかる費用は、200万〜数千万円ほどです。プランによって金額は異なり、多くのユーザーにスタンプを配布したい場合は費用がかさみます。
例えば、スタンプショップ掲載有無による費用の違いは下表の通りです。
掲載の有無 |
最低出稿価格 |
スタンプショップに掲載あり |
600万円~ |
スタンプショップに掲載なし |
200万円~ |
認知拡大や追客といった効果を得られる一方、相応の結果を得るとなれば広告費も大きくなります。したがって、LINEスタンプを無料配布するときは、広告費や制作費などあらゆる予算を考慮したうえで導入を検討するのがポイントです。
なお、弊社では240万円でCPDスタンプの制作代行やプレゼント告知をダウンロードまで連動させるキャンペーンを実施しております。
家電業界ブランドアカウントでは、240万の広告費で約49,000人の友だち獲得に成功した実例があります。残存友だち数は約11,000人となり、1人あたり約218円で獲得した結果となりました。
費用対効果を考慮したうえでLINEスタンプを無料配布したい方は、CPDスタンプサポートページをご覧のうえお問い合わせください。
あわせてLINE広告の費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
【関連記事】LINE広告の出稿費用はどれくらい?課金形態や成果を上げるコツも解説
LINEスタンプを無料配布する主な方法は3つです。
それぞれのメリットやデメリットを解説するので、スタンプ制作にお悩みの方は参考にしてください。
自社で作成する場合、スタンプ制作から販売まで一連の流れが社内で完結します。メリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット |
デメリット |
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LINEスタンプは8種類のパターンを作成する必要があり、自社にマスコットキャラクターがいなければアイデアを捻出するのに難航する場合があるでしょう。
多くのフリーランスが登録しているクラウドソーシングを利用するのも、手段の1つです。募集をかけることで、実績やスキルのある人材をインターネット経由で探せます。
メリット |
デメリット |
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ただし、スキルのバラつきが大きいため、人選は慎重に行いましょう。
クオリティを求める場合は、制作代行会社へ依頼しましょう。経験豊富なプロのため、安心して依頼を任せやすいのが特徴です。
メリット |
デメリット |
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制作代行会社によって対応範囲は異なるため、複数社から見積りを取り、自社の条件に合った会社を見つけてください。なお、弊社ではCPDスタンプ8種を1セットとして、55万円(税込)で制作代行も承っております。
CPDスタンプの成果を最大限引き出したい方は、実績豊富な弊社へぜひ一度ご相談ください。
LINE公式アカウントで無料スタンプを配布すると、多くの人に自社を知ってもらえます。認知拡大の効果を得られる一方、プランによって費用が異なるため、自社の予算に合わせてスタンプを導入するのが大切です。
なお、弊社ではCPDスタンプの制作代行や手配に関するサポートを実施しています。ユーザーが興味関心を抱く利用シーンに応じたスタンプデザインを制作できるのが強みの1つです。
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