LINE運用

ホテル・宿泊施設こそLINEを運用すべき?役立つ機能や活用事例も解説

2024.04.11

ホテル・宿泊施設こそLINEを運用すべき?役立つ機能や活用事例も解説

近年、私たちの日常生活に欠かせないLINEは、単なるメッセージアプリから、ビジネスの世界での強力なツールへと進化しています。特にホテルでは宿泊客との接点を増やし、よりスムーズなコミュニケーションやサービスの提供において重要です。

この記事では、ホテル・宿泊施設でLINEを活用すべき理由や役立つ機能のほか、注意点を解説します。成功事例もあわせて紹介するので、人手不足を補いつつ顧客満足度を向上させたい方はぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

ホテル・宿泊施設こそLINEを活用すべき3つの理由

ホテル・宿泊施設でLINEを活用すべき理由は、以下の3つです。

  1. 顧客満足度の向上につながる
  2. リピーターを獲得できる
  3. 予約対応の業務負担を軽減できる

それぞれを順番に見ていきましょう。

理由①:顧客満足度の向上につながる

LINEを活用すると以下に挙げるような、宿泊客とのやり取りをスムーズに行えます。

  • チェックインやチェックアウトの手続き
  • 客室のリクエスト
  • サービスの問い合わせ など

リアルタイムで宿泊客の要望やニーズを把握が把握できるため、迅速な対応が可能です。待ち時間の短縮により、心地よい宿泊体験を提供できるでしょう。

理由②:リピーターを獲得できる

LINEで一度友だち追加してもらえれば、定期的な情報提供により、宿泊客との接点を持ち続けられます。特に利用促進で効果的な配信内容は、以下の4つです。

  1. 施設周辺の情報提供
  2. キャンペーン情報
  3. 割引クーポン配布
  4. 新プランの紹介 など

LINEはスマートフォンに直接通知が届く分、開封率が高いのが特徴です。興味を持ったらタップするだけでアクションを促せるため、宿泊客の関心を維持しやすいでしょう。

理由③:予約対応の業務負担を軽減できる

LINEは、電話やメールに比べて予約対応の業務負担を軽減できます。チャットボットを導入し、24時間対応の自動応答システムを構築すると、予約の確認やチェックインの手続きなどを効率的に行えます。

近年、人材不足がホテル業界の大きな課題です。コロナ禍による影響が緩和され、将来的にはホテル・宿泊業界の需要が拡大する一方で、2025年問題による人手不足の加速が懸念されています。需要に追いつかず、サービスの質や効率が低下する可能性もあるでしょう。

しかし、予約対応を自動化できれば従業員の負担を減らしながら、人手不足による業務の滞りを最小限に抑えられます。

なお、予約機能の自動化を図るには「スマケ!」がおすすめです。弊社の「スマケ!」は、LINE運用のプロが設計から運用までトータルでサポートいたします。予約業務の負担を減らしたい方は、ぜひご相談ください。

ホテル・宿泊施設が運用すべきLINE公式アカウントの機能

ホテル・宿泊施設が運用すべきLINE公式アカウントの機能は、以下の3つです。

  1. リッチメニュー
  2. セグメント配信
  3. クーポン

それぞれを詳しく見ていきましょう。LINE公式アカウントの開設方法について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説

機能①:リッチメニュー

リッチメニューは、ユーザーがチャット画面下部に表示されるメニューです。ホテル・宿泊施設が提供する以下のサービスや情報を、ユーザーに分かりやすく表示できます。

  • 予約フォーム
  • ホームページ
  • 施設案内
  • イベント情報 など

リッチメニューは目に入りやすい分、予約フォームへの導線をきちんと構築しておくと、予約数の増加に大きく寄与します。また、チェックイン前日にリマインドメッセージやチェックアウト後にサンクスメッセージを送ることで、顧客満足度を高めリピーター獲得につながるでしょう。

リッチメニューの設定方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】【LINE】リッチメニューの作り方ガイド!活用メリットやコツも解説

機能②:セグメント配信

セグメント配信とは、異なる属性を持つ顧客グループごとに最適なコンテンツや情報を配信する機能です。予約情報とLINE IDを紐づけることで詳細な顧客情報を入手でき、より高精度なセグメント配信を可能にします。

例えば、ビジネスやレジャーなど、異なるニーズを持つユーザーに向けて、それぞれに最適なプロモーションや特典など「確実に」喜ばれる情報を提供できます。宿泊客の興味関心に合った情報を提供することで、ブロック率を軽減し、より効果的なマーケティングが実行できるでしょう。

セグメント配信とは何か、詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】LINEのセグメント配信とは?デバイスごとのやり方や成功事例も解説

機能③:クーポン

クーポンは、宿泊料金の割引や特典の提供など、宿泊客の興味関心に合わせたお得な情報を提供する手段です。

  • 旅行好きの顧客→宿泊料の特典
  • 美食家の顧客→レストランの特典
  • リラックス志向の顧客→スパの特典

特別割引クーポンの配信を通じて、リピート率や顧客満足度の向上が期待できます。さらに、友だち限定のクーポンは、友だち追加を促進するのにも有効です。特定のイベントやシーズンに合わせたキャンペーンを展開することで、旅行へのきっかけ作りになるでしょう。

LINEでクーポンを配信するメリットや成功事例など知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINE公式アカウントのクーポン配信ガイド!作成方法や成功事例も解説

ホテル・宿泊施設でLINE運用を始める際の注意点

LINEを活用するためには、公式アカウントを友だち追加してもらう必要があります。LINEの友だち数は、ユーザーがホテルの情報やサービスに気付く率と、興味を持ち友だち追加をする率の積で決まります。

LINEの友だち数 = 気付く率 × なりたいと思う率

つまり、ユーザーがホテルのLINE公式アカウントを見つけ、興味を持ったときに友だち追加してもらえなければ、LINEを通じた情報発信やサービス提供の効果を引き出せないのです。そのため、ユーザーに友だち追加してもらえるよう、以下に挙げる工夫が必要になります。

  • 友だち限定クーポンの配布
  • 客室やレストランにポップを設置 など

ホテル周辺情報や限定イベントなど、ユーザーにとって価値あるコンテンツを定期的に提供しながら、ブロック率低下も同時に図っていきましょう。

弊社が支援したホテル・宿泊施設のLINE活用事例

最後に、弊社が支援したLINE活用の成功事例を3つ紹介します。

  1. リゾートホテルAのケース
  2. リゾートホテルBのケース
  3. ビジネスホテルのケース

LINEを使う主な目的は、宿泊施設の形態によって異なります。新規集客・リピート獲得など目的に応じて施策を実行することが大切です。

活用事例①:リゾートホテルAのケース

下表は、リゾートホテルにおいて新規集客に成功した事例です。

目的

  • 新規集客
  • 既存顧客の再来館・利用促進

施策

  • キャンペーン情報配信
  • リッチメニューに予約サービス導線を設置

成果

  • 平均開封率65~70%
  • タップ率約20~30%
  • 毎月100件以上のクリックを獲得

ターゲット層にメインコンテンツの焦点を当てることで、顧客の興味を引き付けられました。また、簡単に予約手続きを行える導線を設置したことにより、利用意欲が高まり、利用促進につながったケースです。

活用事例②:リゾートホテルBのケース

下表は、リゾートホテルにおいて認知拡大に成功した事例です。

目的

  • 新規集客
  • 既存顧客の再来館・利用促進

施策

  • 友だち追加クーポン
  • SNSやホームページの活用

成果

  • クーポン使用率平均20%
  • 毎月150人ほどの新規友だち獲得
  • SNS・ホームページからも約20%集客

魅力的な特典を提供するとともに他のメディアとの連携を図ることで、広範囲な顧客に魅力を発信し、新規顧客の獲得に成功しました。

活用事例③:ビジネスホテルのケース

下表は、ビジネスホテルがクーポンの抽選機能を活用し、使用率を大幅に向上させた事例です。

目的

  • レストラン・宿泊客の再来館促進
  • 利用頻度促進

施策

クーポン条件を変更

成果

クーポン利用者数35倍以上に増加

クーポンを活用することで利用促進を促しつつ、顧客満足度向上につながりました。なお、ブッフェ注文が使用条件になっているため、クーポン利用者増による売り上げ減少のデメリットはありません。

まとめ:ホテル・宿泊施設もLINEの活用がおすすめ

ホテル・宿泊施設でもLINEを有効活用できれば、顧客満足度向上やリピート利用につながります。

しかし、単にアカウントを持っているだけでは、望む効果を得られません。リピーターを増やし、新たな宿泊客を獲得するためには、戦略的なアプローチが必要です。

なお、弊社ではホテル・宿泊施設向けのLINE運用サポートを実施しています。より良い宿泊体験を提供する以下の3つのアイデアを盛り込んだ施策で、効果的なプロモーションが可能です。

  • 顧客体験向上
  • 売上アップ
  • サステナブル

リピーターを獲得し、ホテルの稼働率を上げたい方は、「ビジネスホテルLINE運用」をぜひご検討ください。

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book この記事の執筆者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

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